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串間原発&エネルギーサミットコミュの「太陽光・風力発電トラスト」運営委員・中川より

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流木民EDIEさん

「太陽光・風力発電トラスト」運営委員・中川です。

エディーさん、過日は、時間が無く済みませんでした。頂いたプリント読
ませていただきました。過去の経緯、知らない人たちへのオリエンテーショ
ンとしてよく分かるように書けているなと感心しました。

久志さん、皆さんの様な新住民は、19年前には居られなかった面々です。
というか、これからは皆さんの様な産業資本社会の繁栄にに見切りをつけ
て新たな時代を見ようとする人たちの流れがでてくるのだと思います。

昭和30年生まれの私は、まだ、貧しい時代から都市化して輝かしい未来
へと東京オリンピック、大阪万博があって右肩上がりの時代を呼吸しなが
らそれでも豊かさをもっともっとと追いかけた時代の子だったのだと思い
ます。

人間は生まれた時期や時代に規定され、しかし、それを超えようとするも
のなのだと思います。まあ、人にも寄るのですが・・・。

先にお渡したものは一昨年依頼されて書いたものですが、大体、今の私達
の居るところはこの辺りなのだと思います。(もし他の人にも読んで頂い
て利用価値あると思われるなら使っていただいて結構ですので、添付しと
きます)

今日から10日ほど関西ですが、戻ったらまたゆっくりと串間へ行こうと
思っています。「これ船中で記したものです」

以下は最近書いたものです。 ご笑覧いただければ幸い

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「太陽光・風力発電トラスト」運営委員でもあり、、
NPO法人「市民ソーラー・宮崎」副理事長でもある・中川です。


宮崎県串間市には市民共同発電所が実は二つある。有名なのは、1994年
に稼動を始めた ひむか1号くんだ。その後、九州では福岡で玄海原発に反
対する人たちが一つ発電所を作った以外にそうした活動は無かったと思う。

一方、2001年に九州電力が九州REPPという団体を通じて九州内で限
定100件、3年間で300件、環境にいい事を考えていますという作文を
書かせて、選んで補助金まがいの金を出すという 事業が始まった事に「設
置年度毎の発電原価が保証されるべきだし。九電が金を出すというのなら餞
別して出すんじゃなく全員からピーク対応電源として評価しkWhにつき4
0円程度は出すべきで、これは違うんじゃあないの」と思った私達は、ここ

串間市で原発立地に反対する子牛生産農家の山下さんの協力で牛小屋の屋根
に市民共同発電所を作っったのです。

そいて、国の設置時補助金と、九電の補助まがい金を原資に電力がなすべき
太陽光発電への電力価値部分買取りと設置年度毎の発電原価補填を全国に先
駆けて実施したのです。

これについては
http://trust.watsystems.net/kusima/himuka3kessan.html
http://trust.watsystems.net/himuka3kessan2.html
http://trust.watsystems.net/kusima/himuka3kessan4.html
で4年分のきれいな電力の経済評価の分配を行いました。

が、原資が払底したので配当の分配は止まってしまいました。その後、事務
局の私の怠慢で(本当に怠慢以外の何物でも無いのですが・・・)つい昨日ま
で、決算も検査もサボってました。

で、一号機も調子が悪く、ここの改修に廻せる資金が2号機への一号機から
の出資金分から出せないものかとも考えたのと来年で10年保証が切れるの
で設置業者のソルテクスの佐々木君が補助金がなくなった時期に事業が上手
く行かず首をつって死んでしまって 、それは実はこの発電所のメーカーの
三菱電機との別件でのトラブルが原因の一つでもあったので、それもあって
三菱電機にはなかなか、検査依頼を出す事に引っ掛かりを持ってもいたので
すが、放って置いて電気が作れない用に菜っても困るので、意を決して点検
依頼をし、そろそろ決算をと思った次第です。

本当に関係者の皆さん、国民の皆さんご免なさい。(国民の皆さんは実は、
補助金を出す事でここの発電所のオーナーなんですよ。皆さん自覚は無いで
すけどね。だから、私達が、同額を原資に設置年度毎発電原価保証を行った
というのは、実は、国庫補助金を見方によっては流用したということでは犯
罪的行為と見れない事は無い試みなのです。但し、正義と理屈はこっちが勝

ていると思っています)

そして、その串間市では、1994年にひむか1号君を作ることになった大
本の原因、原発立地を推進しようとした野辺氏が、「原発の住民投票実施」
を公約に掲げて市長にゾンビーの如くに返り咲き。またぞろ、眠っていた原
発立地問題が再燃してるのです。

この間、串間市は合併もせず、単独で残ってきたのですが、単独で残れるほ
どには産業も何も有ったわけではありません。ただ、議員や市長などの椅子
という利権に預かっていた人たちの意向だったとも聞きました。

当然、そうした所ですから財政状況は益々厳しくなっていきます。その時に

核関連施設という話になれば莫大な原発立地補助金が降って湧いてくるとい
うのは、右肩上がりの成長神話が崩れ去ったこの時代にあって恐ろしく魅力
的な話ではありませんか。それも、その成長の為に、人物金を中央に吸い取
られた本当に一番辺鄙な中央から遠い田舎にあっては・・・。

国も国策としての原発推進のために国民から集められる電源開発促進税は、
一度、一般財源化はされるものの経済産業省の意向で原子力関係のばら撒き
補助金(買収費用)に使えるものだとの見解です。なので、貧乏な田舎権力と
霞ヶ関で金はあるけど現場の無い経済産業省官僚=国家権力の利権の一致が
見られることになるのです。

ということで、未来につながる希望の物語を 私達は実際に紡いで行かなく
てはなりません。多分、自覚的に歴史を作るとはそうしたことなのだと思い
ます。

以上で、補助金が拙いという事はお分かりいただけたと思うけど、以下、
それが齎す結果についてもう少し整理をしてみたい。 特に太陽光発電移管
して・・・

 kWへの設置時補助は結局、メーカーへの資金供給に過ぎなかった。だから

本来「きれいな電気」に付与される筈の付加価値が見えなくなってしまったの
だ。この分だけ、私達の社会は貧しくなってしまい、それは赤字国債赤字公債
として裕福な老人への若い世代からの負債と言う形となってる。

補助金を受けたものは自己負担分のみをコストとして意識する。補助金分の
負担感は一切感じることは無い。大抵、ラッキーと思うぐらいだ。これをネ
タに「早く申し込まないと損をしますよ」などと商売もする輩も多い。

そして、その通り、同じ時期に設置をするなら、確かに個人としては補助金
分だけ少ない負担で設置できることになる。で、設置者は得した気分になる

しかし、掛かる費用は同じなのだ。

本来なら、この補助金分の費用は生み出された電力の価値に載せられて回収
されるべき費用の筈だ。つまり、ここで生み出された電力価値に付随して、
再度、社会へ投げ返されねばならない付加価値なのだ。

何故か?補助金で支出される公金分だけ、費用として電力価値に載せられ回
収されることを求めていない。そして、その時点で税として回収されるなら

取り敢えず問題は、付加価値を社会の中に生み出さないと言う問題はあるも
のの見かけ上先送りされる事はない。

しかし、ここで税収が落ち込んでいる場合は赤字国債などが発行され、この
原資に当てられる。ただ、この赤字国債などを返済するのは未来の世代であ

てここで利益を得る世代ではない。

一般的にはこの赤字国債は国民が自分たちで負担してるとされているが、実
質の利益は現世代が享受し、その費用負担の負債だけが未来の世代に残され
るのである。 そして、これは枯渇性資源を使う文明の元では実体としての
ゴミなどの負債をも同時に残す事になる。

これでは次世代は踏んだり蹴ったりだ。こうした状況にあるにも関わらず。
この国では不思議な事に少子高齢化社会の中で最も被害を受けるであろう若
者達から異議申し立てが行われる事は殆んど無い。

しかし、確実に破局へ向かっている事は確かだろう。 その破局とは実体経
済が動かなくなるのか、その実体経済を動かすお金のスステムが破綻するの
かで、これが同時に起こらないということも言えないもののこのままでは無
理が有る事は誰もが薄々は気がついているようだ。

では、この問題はどうすれば解決できるだろうか?

持続可能な実体経済とそれを支える通貨システムという事なのだと思う。

さらに詳しく述べるなら、持続可能な実体経済を支えるのは非枯渇性のエネル
ギー資源によってその下部構造を支えられるものとなるのではと思う。 因み
にここで言う非枯渇性エネルギー資源とは太陽起源のエネルギーのフローで地
上で手に入る物を言う。

さらに、そのエネルギーが乗ることで有用なものとなる財は、物質循環を適正
な形に無駄なく、と言う事は低エネルギー費用でと言う事なのだが、使われる
システムを考えるなら当然、地産地消というのが最も適切な解決方策と言う事
になるだろう。

これを交換・決済するのには生み出されたエネルギーが劣化する=エントロピ

が増加するのに合せて劣化する通貨も考えられるべきなのかもしれない。少な
くとも勝手にコンピュータの中で増殖する通貨システムが実体経済と乖離する
のは当然なのだから、これをコントロールする仕組み、過去に実験的に取り組
まれて効果を上げたシルビオ・ゲゼルが提唱した減価する地域通貨システムぐ
らいは考えておくべきだろう。

さて、

私達が東近江で始めたのはそうした取り組みへの第一歩である。新たに人間の
社会に導入された太陽エネルギーの流れを担保として発行される増殖する事の
無い通貨。

入り口としては現行の信用システムで動いている実体経済から取り込まねばな
らないので普通のお金に動いてもらう条件の整備は行われる。これが発電原価
保証だ。15〜20年の期間で確実に想定発電量が確保されるなら回収できる
こと。これによって太陽光発電設備に設備投資される資金の流れを作る事は出
来る。また、こうした条件を整備しなければ残念な事に社会の有意な資金お流
れは作れないようなのだ。

皆さんボランタリーに未来の為にお金を出してくださいといっても舌を出され
るのが落ちだったりするのがこの世の中の常識ってことらしいので、ならば最
低限、お金にはこうして動いて頂くのが妥当な扱いなのだと思う。

こうしてここから生み出される新たな価値こそが未来を支えるシステムへの担
保となる条件が整備される。これによって生み出された人間の社会で新たに使
える様になる低エントロピーのエネルギーこそが持続可能な未来を支える原資
なのだと思う。

さて、それと同時にこのプロジェクトの目的は縮小する地域経済に内発的な発
展のきっかけを可視化させるものでもあるのです。つまり、 これまで地域外
へと流出している資金の流れを止めつつ新たに生み出された価値が地域内を動
く事で社会が支えられている事実とその比率が上がる事が見えてくるのです。

銀行の中で高齢者や未来を心配している人たちの預金が、赤字国債をファイナ
ンスして実質、見えない形で問題の先送りに使われてしまうのは実は凄く勿体
無い事だというのはもう皆さんには見えている筈だ。

個別の経済主体の出入りではなく、その人々が生きる基盤となる地域社会の持
続可能性こそが重要視されるべきなのだと思う。通貨は人々の能力や富をより
社会が、そして其処に参加している経済主体が豊かに生きていけるようになる
道具とならねばならないものの筈だ。

富の偏在を生み、枯渇性資源を加速度的に劣化させ、次世代の生存の可能性を
狭めていく今の経済システムを自分達が生きている間が大丈夫ならと維持させ
ていって良いものだろうか?

私達が先の世代から受け継いだものを次世代に引き継いでいく生物である限り

ここで未来を潰すような事があってはならない。

私達が生きる社会、具体的な場所からそれははじめられねばならないのだと思
う。それは、貴方の生活しているその場所から始まるものでもあるべきなのだ
と思う。



【以下署名】
-------------------------------------------------------------
自然エネルギーは太陽のエネルギーのフローを人間の文明圏に導入する事
で、云わば農業と同じ第一次産業なんです。

【きれいな電気が汚い電気と同じ値段は、やっぱ、おかしいでしょ・・・】

 『太陽光発電』って?

  それは、個人の屋根の上にあっても牛小屋の屋根にあっても、

 社会のピーク電力供給をささえる屋根の上の クラインガルテン 〜

 『風力発電』?って

 それは変動するけど社会のベース電源と認識されるべきもの 〜

  で、「市民共同発電所」てのは、市民が直接、お金を出す

       ほんまもんのあるべき「公共事業」なんです。

-------------------------------------------------------------

中川修治
Eメール ngndip@yahoo.co.jp (返事はこちらにお願いします)
携帯 090-9409-2160

自然エネルギーを無理なくみんながつかえる社会の仕組み作りを目指す

「太陽光・風力発電トラスト」のホームページ
     http://trust.watsystems.net

「市民の、市民による、市民の為の共同発電所」設置プロジェクト
http://trust.watsystems.net/ploject.html
http://trust.watsystems.net/panhu2.html(詳しい説明)

最新プロジェクト 「宮崎市民共同発電所」プロジェクト
    http://trust.watsystems.net/miyazaki-npo1.html

  アーヘンモデルの紹介(動画です)
http://alenjp.org/sh/ahen/nso.htm

結構、頻繁に内容の更新してます。でも、何処を更新したかは分かりません。
で、ご覧のページは必ず、RELOAD して下さいね。

(個人ページ)は http://ha2.seikyou.ne.jp/home/ng-nd/(偶には見て・・
・)

トヨタのヴィッツのモニターキャンペーンに当選し1年間モニターしました。。
(で、エコ・ヴィッツ日誌なるファイルをUPしてます)現在はプリウスに変
 わりました。http://trust.watsystems.net/saga/eco-vits.html

   いまやりたいのは  本来のあるべき情報共有化を目指した
   ウェブ上での環境放送局 デジタル・パブリック・チャンネル
      http://blog.livedoor.jp/ngnd/

【参考ビデオ情報】

市民共同発電所始まる 1994年8月
 http://video.google.com/videoplay?docid=6045472405981169674

COP3京都会議まえに発電開始した市民共同発電所 1997年6月
 http://video.google.com/videoplay?docid=862658960018697469

2001年、アーヘンモデルの紹介  
 http://video.google.com/videoplay?docid=-7027051279581666536

2003年 佐賀市民共同発電所 発電開始
 http://video.google.com/videoplay?docid=7386658840012225003

経年劣化でそろそろ問題多発(壊れるインバーター問題)
 http://video.google.com/videoplay?docid=2719113691588827002

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