中国人観光ビジネス＆医療ツアーコミュの中国観光客のエスノグラフィー

観察記述１　（11：30～12：00）
　男性約９人、女性２人の中国団体観光客がやってきた。その中に、ガイドさん二人が居たことを後に判明した。一人は、地方の旅行会社の女性方、もう一人は日本で8年間を住んでいた男性であった。女性ガイドは中国人団体のまとめ役で、男性のほうは観光案内をする人であった。その他の人は、ある会社の役員であった、今回臨時取締役会を開催するため、来日した、滞在期間は８日間だ。５０際代がっちりタイプの中年男性の話によると、14年前に日本と合併会社を設立し、圧縮機の機会を中国で製造し、中国国内および北米に販売しているそうです。彼らは、庭に入ったら、2～3人ほど一組として、自由に神宮内で撮影したり、歩き回ったり、ぶらぶらしていた。声をかけて、女性のガイドさんと50代の男性にインタビューを実施した。
　50際代の男性に対して、以下の質問をした。
　Q１　今回日本に来る目的は何ですか？日本には初めてですか？
　臨時取締役会開催のためであった。日本には何回も来たことがある
　Q2　もし家族を連れて、日本に来るなら、一番行きたいところは？
　富士山です。お寺なら、中国ではいくらでもあった。
　Q3　日本は何か一番よいと思われますが？
　日本の環境がいい、衛生的で、一の素質もいい。
　Q4　日本では買い物しますか？
　あまりしないです、だって、中国ではなんでも買えるから。
　Q5　日本の温泉に行ったことがありますか？
　いったことがあります。温泉はいいです。
　ガイドさんに対して、以下の質問をした。
　Q１　日本の旅行に対して、一番不満なことは？
前日旅館のテレビを見て、中国観光客に対する批判番組を見て、すごく腹を立ていった。なぜ、政府が一生懸命外国人を誘致していますが、その番組を見て、理解し憎いであった。
Q２　日本の旅行に対して、良くしてほしいことは？
　大きな百貨店などは、中国の旅行会社とのコンタクトを積極的に行っていない。フランスに行った際に、ブランド百貨店も積極的に旅行会社とのコネを構築しようとしていた。
思ったこと
1　観光客がホテルに止まって、テレビを見ることがわかった。また、番組の内容によって、観光客の心情に対して、影響を出ることもわかった。
2　旅行会社が百貨店等からのコンタクトを取れないことに対して、不満を持っていた。コンタクトを取れない理由を不明確になっていた。撮りたくないか、また、別の事業によって取れないか、そこは突っ込んで調査する必要があった。
３　観光客をまとめる役のガイドさんが行ったが、ガイドさんが観光客に対する意思決定をどの位に持っているかどうか、分からなかった。
４　観光客のニーズがばらばらで、いかに効率的に実現することが成長のポイントだと思った。