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ひろ兄記念館【離れ】コミュの日記ロワイアルについて、自分の日記を振り返る。【前篇】

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日記ロワイアルの残留数が20個になった。ありがたい話である。
ここ最近、めっきり「書く力」が衰えたと思う。実際、最近投稿しているのも昔書いたものばかりであるし、結果も芳しくなかった。加筆すればするほど面白くなくなっていったし、もうダメだなぁと思っている。とりあえず20個残留したのを節目に一旦、日記ロワイアルから離れようと思う。

さて、ちょうど2011年も暮れが迫っており、「振り返る」のにうってつけの季節になってきているので、ここで日ロワに投稿した自分の書き物を振り返ってみようと思う。当時を思い出し、慈しみ、懐かしみながら。もちろん、これが宣伝にならないように、皆さんは投票をしないでください。そんなことしてる暇があったら、餅をつきましょう。


01) 『サブプライムな俺。』 (08.12.02)

 傑人の言葉をして「始めるには力が必要、終わらせるには技が必要」というものがあり、なるほどそりゃそうなーぁと思うのだけど、そういう意味ではコレは、実にきれいに終わらせることができたモノだと思う。それまで何度投稿しても箸にも棒にもかからなかった半年ぐらいの期間を経て、これを投稿したときは「ひょっとすると行くかもしれない」と感じた。でも、蓋を開けてみたら一週間で30票という、本当にギリギリのところだった。

 クリスマスへの脱線、保護者参観の下り、アンソニーの登場、「なにをやっとるんだ、アメリカ」のフレーズ。んで、最後の「ワイワイ攻撃」と「貸してください、返せないけど」の回収など、自分としてはとても満足できている。これがあとになって100票を超えたときは、嬉しくて仕方なかった。原点的な思い入れのある日記である。

02) 『ご覧、スウェーデン人の義弟が和菓子を食うているよ。』 (09.02.06)

 「栗は英語でマロンじゃない」ということを、どれだけ膨らませられるかに挑戦してみた日記。関西弁での思考のだだ流しは上手にいったと思うし、すごく気に入っているけど、特に苦労したものじゃない。単なる雑学。ただし「単なる雑学をどこまで膨らませられるか」という部分では、あとの『「142857」の素敵。』につながっていくんだと思う。

03) 『国語・ザ・レボリューション。』 (09.05.06)

 とても好評を頂いているのが嬉しい。半日で残留が決まったのも初めての経験だ。けど、コレは本当に無駄が多い。手数を打って、どこかがひっかかってくれればいい、みたいな卑屈な気持ちで書いたものだと思う。たったひとつのフレーズ、「ピルチャム」や「慢性絶不調」なんかでそこまで食いつきがあるものかなぁと驚いた。着眼点は気に入っているけれど、構成自体は最悪のレベルだと思う。削りたいところがたくさんある。ただし、タイトルは気に入っている。

04) 『SEXについて考える』 (09.07.10)

 投稿して1日で130票を、1週間で199票を獲れた。当時としてはかなりのものだったんだぜ☆ 初めて月間MVPにもなることができた。そして殿堂入りまで経験させてもらった。殿堂入りというのは、とても長い時間がかかる。それこそ、一旦沈んでなにかのきっかけでまた上がって来て、また沈んでの繰り返し。それが、あるタイミングで一気に伸び始めた。そのとき僕は入院していて、如意法師さんから「日ロワすごいことになってますよ」と連絡を頂いて確認したら、本当にすごいことになっていた。そして1,000票に達したときは、何とも言えない気持ちになった。
 同じモノを掲載したブログへのアクセスも一日に1,000件とかになった。
 調べてみると『あとで新聞』や『はてなブックマーク』で取り上げられていた。たくさんの匿名ブロガーにパクられて、逆に「このブログ、○○さんのパクりじゃないんですか?」って嫌疑をかけられたり、「この、フェミニストが」と批判された。投票欄にも多くの否定コメントが並び、削除されたので実質僕は1,000票も獲得できていない。と、まぁいろんな経験をさせてもらった。これを通じて色んなマイミクさんが増えた。ありがたい。CHAGE and ASKAでいうと『SAY YES』みたいな日記。

 コレは、一部分、とても気にくわないところがあって、きちんと書き直したい。あと「結婚する彼女がいるので」と偉そうなことを言っといて離婚しているので、その辺も修正しないといけない。なによりも個性が出せてないよね。
 僕の場合「個性を出すと、票が取れない」という悲しい現実がある。

05) 『我々人間どもが魚を食う理由は、美味いから。』 (09.09.12)

 「自分の書いたものの中で気に入ってるモノを3つ上げろ」と言われたら、『サブプライム』と、次に来る『無人島』とコレを挙げる。理由は、「ちゃんと書けたから」である。
 「食料は天然モノであればあるほど、新鮮であればあるほど『うまい』と思えてしまう理由はなんだ」という疑問は昔から持っており、周囲ともそのことについて話し合ったこともあるが、スッキリする答えを得たことがない。そもそも心のどこかで「スッキリしたくない」と思っている部分もある。こういう、「解決したくないけど、みんなも考えてみたらきっと面白くない?」という日記を投稿すると、投票者の中に必ず「それはこうこう、こういう理由だからです」と言うてくる人が出てくる。粋を理解しない輩だと思う。こういう人とは絶対に友達になりたくないな、不幸になって欲しいな、と思う。

06) 『無人島に、ひとつだけ持って行けるとしたら。』 (09.10.05)

 「願いをひとつ叶えてもらえるとしたら、なにを願うか」という問いに「あと3つ叶えてくださいと願う」と答える、みたいな話があるが、与えられたテーマの粗を探すというのは楽しい作業である。こういうテーマで話を書くときは、「オレにはこういう、類い希なる着眼点がありまんねん」みたいな、鼻につく書き方をしてはいけない。いけ好かない感じが出ないようにするためには、面白くなければならない。それが成功したと思う。特に後半の、無人島を楽しみ始める漂流者達のくだりはよく書けたと思う。よく頑張ったな、オレ。

07) 『「142857」の素敵。』 (09.10.28)

 当時の自分は少し神懸かってた気がする。この日記なんて、仕事中、煙草を吸いに出たとき、喫煙所で携帯で書いたんだもんなーすげーよなーって思う。イェイイェイ。日記ロワイアルでは『SEXについて〜』の次に票を獲っていて、「よしよし、殿堂入りも遠くない」と思っていたのだけど、あと300票って、相当遠い道のりだよなぁ。
 コレは既にある事実を書いているだけなので、軸自体にはなんの問題もない。それをいかに面白く見せるかが問題で、そういう意味では「嫁姑」が出てきてくれてよかった。この当時は、1行先に自分がなにを書くのかわからない状態で書いていた。まさに「ノッている」状態だったと思う。自分がなにを書くのかさえわからない。そういう状態になったときほど強いことはない。今、そういう状態に全然ならない。問題であると思う。

08) 『尻軽ジャパニーズ』 (10.01.18)

 これは、2回ほど投稿してダメだったのを、書き直して再度投稿したもので、「しぶとくやった」というのが勝因だと思う。出来事としては結婚よりも前の話なので、もしかしたら一番古い日記かも知れない。結局、英会話スクールはやめてしまった。

09) 『ガリガリの最悪 対 チャラチャラの最低。』 (10.08.24)

 タイトルが気にくわない。痛快コメディみたいな話なので、もっとスタイリッシュなタイトルにしたかったよ。
 まぁ、こういう投稿なんかをしていると、往々にして嘘を書きがちである。3割は事実だけど、オモシロおかしくしたくて7割の嘘を紛れ込ませるなんて日常だと思う。けれど、これは珍しく100%事実。そういう意味では電車で出会った彼に感謝したい。

10) 『新説・草食系男子論 ~女性たちよ、草むらに飛び込め~』 (10.09.14)

 「草食系男子」とか言って、男を可愛いペットのように見ている女達は気をつけた方が良い。という話。
 残留している20個の日記の中で、『最もきれいに書けた日記』だと思う。論理性だったり、日記の中での流れであったり、言葉の言い回しだったり、そういう「構成」が最も上手にできたと思う。今はもう、ここまでのレベルの日記は書けないなぁと思う。今度また日記ロワイアルに戻ることがあるとしたら、これを超えるものじゃないとダメだなと思っている。そういう意味では「なんでこんなもの書いちゃったんだろう」とも思う。

(後篇に続く)

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