日本酒と蕎麦が自慢そば処上むらコミュの新年１月おすすめ

新しいお酒が入荷しました。

透明な二本。

☆日高見　うすにごり　宮城県石巻市　平孝酒造。

「吟醸香がフッと入り、旨みが膨らむ。ちょっと強い感じ。余韻にすこし、辛さと苦味があるね。コメの香りがする」
「ジュースっぽい。まろやかさと辛さがある。フルーティーだね」
「うすにごりにしては、シャープな飲み口で、面白い」
「はい、ずいぶんシャープです」

ここで、わたくしはぬる燗を提案する。店主は「やめといた方がよろしいんじゃないすか？」と制するが、燗にできない酒は無い（発泡系以外）、が持論のわたくしは、無理を願ってぬる燗をつけてもらう。
「酸っぱい。酸が出ますね」
「酸もそうだけど、旨甘辛いっ！」
「そうそう、旨甘辛がグワっとくる。分かりやすい表現です」
「余韻の辛さがずっと残る」
「はい、余韻がすごい。余韻は、辛さのほかに甘みもある。ううっ、辛い。冷やのときとは、えらい違いだ。酒飲みの人は、燗が向いているかも」
「冷やも燗もいいよ」
「キレが良い。ふつうの人は絶対に燗にしないだろうな。蔵元さんも燗では飲んでいないとおもうよ」
「燗もなかなかいいなあ」

とある酒飲みの会話。　えろごっつううまそ。

☆雅山流裏　山形県米沢市　新藤酒造店。

大ブレイク中の「雅山流」の季節限定品。
出羽燦々の持ち味である柔らかさを大切に－５度でひと夏寝かせました。
豊かな味わいの中にも、しまりがあり、綺麗で香味のバランスが◎