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帝王学研究所コミュの<学問・人生> しびれる(中江藤樹)

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<学問・人生> しびれる(中江藤樹)

〜安岡正篤先哲の言葉より〜

・しびれる

(人は)何にしびれるかのよって、その人は決る。

中江藤樹は『論語』と王陽明にしびれていた。

人間は本物にしびれなければならない。
安岡正篤語録「一日一言」より


(感 想)
 先日、岡山の旧備前藩の庶民の学校「閑谷学校」を訪ねた。藩主の池田光政公が、中江藤樹に、講師の派遣を要請した。その人物が、儒家の熊沢蕃山でした。
 盤山自身は、何度も中江藤樹に教えを請うべく、雨の日も厭わず中江藤樹の門前へ日参し、師事をお願いし続けて、やっと許可を得た人物ですが、その儒家の実力は現代の知られた人物ですが、藩政の重鎮として備前藩(岡山)の藩政改革に尽力をしました。


 ただ、能力があるものが政治のリーダーシップをとる理念を唱えていたために、幕府の警戒を受けて蟄居しました。その隠遁先が蕃山(しげやま)だったことから、命名されたのが蕃山の呼び名になりました。幕末の政治思想家の横井小楠は、熊沢蕃山を信奉し、アメリカの大統領制に興味を持っていたと知りました。実際、小楠の遺品から、アメリカ大統領ワシントンの写真が出てきたと、小楠研究者に堤克彦博士が語ていました。

 人間、何に(誰に)しびれるかで、人生が大きくかわります。
 横井小楠は、熊沢蕃山とワシントンでした。
 私は、横井小楠、山田方谷、坂本龍馬にしびれました。

理想とする人物をいかに見つけるか、人生の行動エネルギーの源は、自分の理想とする人物に出会えるかにあると思います。

幕末・維新、そして明治の偉人たちは、理想として青春を燃やす対象として、値する人物たちの宝庫なのかもしれません。

*参考資料:安岡正泰編『安岡正篤 一日一言 より

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