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帝王学研究所コミュの自分の頭で考える「知行合一」の薦め

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自分の頭で考える「知行合一」の薦め

 世の中で出会う人は、一生で何人いるかは定かで有りませんが、様々な出来事でリーダーになる(周りを引き摺る)人と、そうでない行動を周りに左右される人がいると思います。

 中国・明代の思想家王陽明は、陽明学の中で「知行合一」の言行一致の行動を提唱した人ですが、今の社会の人を検証して、「周りに合わせる」人がいかに多いかを感じます。日本人の人を褒める言葉に「あの人は良い人」と言う評価をしますが、半分お人好しの意味も含まれている気がします。陽明学では、自分の意志を持てと強調しています。

 国内最大の広告代理店「電通」の四代目社長の吉田秀雄氏の訓示が社訓「電通『鬼十則』」になっているのですが、その中に強く込められた思いがあります。

 自分の言葉と行動力を持たない人は、現代の奴隷である。自分の思想で行動しない人は、これまた奴隷である。これは、近代国家の法律で保護された奴隷といってもいい。皮肉な話であるが、自由を獲得しているが、自ら奴隷に落ちてしまっている。

「自分の頭で考えよう。
 自分の言葉でしゃべろう。
 自らの思想を持ち、自らの責任で行動を取ろう。」
この時、初めて人は自由になり、創造的に成れる。

この言葉は、電通四代目社長の吉田秀雄氏の訓示が社訓「電通『鬼十則』」になっているのですが、その六章と十章が次の言葉です。

 ・その六
  周囲を「引き摺り廻せ」 
  引き摺ると引き摺られるとでは
  永い間に天地の開きが出来る
 
 ・その十
 「摩擦を恐れるな」
  摩擦は進歩の母 積極の肥料だ
  でないと君は卑屈未練になる

 仕事とは、日々生きる中で、収入を得る「労働」と、現代の地域社会を支える有償・無償のボランティアの「仕事」、そして見返りを求めない未来世代のことを考え準備する「活動」があると思います。この3つそれぞれが、とても大事な仕事と思います。

 3つの仕事それぞれで、参加するだけでなく、自分の意志をしっかり持ち、「仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない(「鬼十則」その一)」の考えを持ち、行動することをリーダーたちは求められます。その自信を支えるのは、いつの時代でも変らない「原理原則」ではないかと思います。政治家の問題発言、企業家のスキャンダル、粉飾、偽造等々、原理原則を忘れた素行と思います。

 今日は、電通の社訓「電通『鬼十則』」を読み返し、考えたことを書きました。何かの参考になれば幸いです。また、ご意見等頂けるとありがたいです。

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