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帝王学研究所コミュの儒家の理想域「大知」

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儒家の理想域「大知」

 中庸の第6章に、「瞬はそれ大知なるかな。・・・(中略)」の一節がある。要約すると、瞬は、儒家の理想として古代の聖天子。大知は、偉大なる知者。人としても理想の域と言うべき人格者と理解しています。その一説を現代語訳すると、下記のような内容になります。

第一は、「問うことを好む」。つまり、すばらしい知に恵まれていながら、それをひけらかすことなく、逆に、周りの人々から知を学ぶように努める。

第二に、「邇(ジ)言を察することを好む」。邇言とは、卑近な、つまらない意見。そんな意見にも注意深く耳を傾け、そこから教訓を引き出し、自分の戒めとした。

第三に、「悪を隠し善を揚げる」。他人の悪(汚点、不備)をあばきだしたり、言いふらしたりしなかったばかりでなく、善を見ると、どんな小さな善でもそれを称揚した。

第四に、部下の中に、極端な意見の対立があると、両者を比較して妥当な点を採用し、それを政治に適用した。

 なんだ、いつの時代にも当てはまる、平凡なことではないかと思うのが、「道」なのかもしれません。でも、これを常に実現して行くには、日々の絶えざる修養しか達成できないと先人が語っています。
 皆様の周りに、目立たないが、いざという時に意見を求める方が居られると思います。私の敬慕する先輩は、意外と論語や孟子など、東洋思想を勉強している人が、目立たず威光を放っています。身近な逸材のエピソードでも頂ければ幸いです。

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縁尋機妙 多逢聖因 (安岡正篤語録)

 良い縁がさらに良い縁を尋ねて発展していく様は誠に妙なるものがる。

 これを縁尋機妙(えんじんきみょう)という。

 また、いい人に交わっていると良い結果に恵まれる。

 これを多逢聖因(たほうしょういん)という。

 人間はできるだけいい機会、いい場所、いい人、いい書物に会うことを
考えなければならない。

コメント(1)

帝王学と云う容の無い学問を学びたい
真摯な姿勢なら
興味を持った著書を実際に紐解き、訳者の主観などに囚われる事なく
著者の意図を汲むべきだと思いました。

参考文献が冒頭に列挙されていますが
出版社では徳間書店がお勧めです。
原文、読み下し文、訳文の三段構成で学会の解釈など(文法上必要かと)も記載されるのが特色ですね
どんな著書を手にするかは、自由ですが
安くはない費用と
膨大な時間を費やす
のですから
著書の選択は慎重にすべきでしょう

また
『帝王学』なる分野での検索は無駄であることは
承知だと思います(冒頭からもそうですが…)。

また、漢籍でなくとも
『三國志』や『信長・家康』の史実からも、所謂『帝王学』を読み取る事は可能でしょう。
歴史書では、『史記』などは名著であるから、紐解く価値は高いと思われます。

追々、『帝王学の真髄』に触れてみたい、と思いますが、発信者の少なさに危惧を懐いています。

書き込みを読むだけなら、お気に入りに登録すれば済む話ですから、参加を広く呼び掛け

はじめましての挨拶に交えます
    〜孔師〜

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