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帝王学研究所コミュの自分が立ちたいと思ったら、人を立て

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自分が立ちたいと思ったら、人を立て

今日は、論語の言葉から一説を紹介します。

「己立たんと欲して人を立て、己達せんと欲して人を達す」

これは、孔子が弟子の子貢に「仁」ついて語ったものです。

「自分が立ちたいと思ったら、まず人を立たせてやる。自分が手入に入れたいと思ったら、まず人に得させてやる」

 これは、孔子の思想の中核をなす「仁」と言う言葉を説明したものです。孔子は、人間の行うべき道としてこの「仁」をもっとも重視したが、その内容は相手に応じてさまざな言い(教え)方をしているようです。この言葉もその一つです。

 私は、仁とは「思いやりの心」として理解していますが、人間関係の中で重要なのは、心の持ちようで「恕(じょ)」寛容の心にもつながるものと思います。(参考資料:守屋洋著「中国古典 一日一話」)


 現代の組織や社会を見ていると、「我が、我が・・」としゃしゃり出て、自己を表現する人が目に付きますが、そんな行動を見てどんな印象を受けますか?
 初めての人が見ると、感心することも有りますが、何度もその態度を見ていると、心が離れるような事もあります。

 私に色々アドバイスしてもらっている地域の先輩から、「人の評判は、宣伝するより、伝染して少しづつ口コミで広がる程度が良いよ」と説かれたことがあります。
 孔子の教えには、「徳」を高めることを重視されていますが、正に自己を磨き、周りに影響を少しづつ伝えて行くことが、先輩の言われる「伝染」するような評価の広がりだと感じます。

 それと、司馬遼太郎氏の「講演集シリーズ」の中の一節に、大事業は完成間近の8割まで終われば、他に任せるが寛容と有りました。成功は、独り占めよりも、目途が立てば多くの方が関わる仕組みして、完了時は一聴衆で見るのも価値があるの教えと思っています。

 昨年の日記にも書きましたが、人徳(仁徳)を高めることの難しさを日々感じながら、試行錯誤で生活しています。やはり今年も、そんな悩み考える1年になると思っています。



[貧困解決と世界平和に、地球市民の志向と参加]


コメント(1)

現代人は、自分のできる事、すべき事があるにもかかわらず、
他人の目を意識した行動に縛られているように感じています。

孔子は、論語の中で、

「惻隠の情」

について、話していますが、実際、自分に視点が行き過ぎて、
周りの状況が見えず、惻隠の情を忘れがちな現代に関して、
嘆かわしく感じます。

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