n skenさん
「漂流者の魅力」も読みました!小説化されていない若宮丸の話は興味深かったです。「環海異聞」は岩波文庫にはなっていないと思います。雄松堂出版から出版されてるようですが私は未読です。
「北槎聞略」は史料そのもので現代語訳ではありませんが、江戸時代の書き言葉なので、そう難しくはありませんよ。「大黒屋」読んだあとだと、史料の細かいところまで話がわかり興味深いと思います。漂流に関する本文は50頁ほどで、あとはロシアの政治・経済・文化などに関して項目ごとの聞き書きや、ロシアから携帯した物品などの絵が収録されていますので、「大黒屋光太夫」を読まれた方は感銘を受けると思います。