幕末に関するコミュ(^O^)コミュの池田屋四方山話　古高俊太郎

ここで古高俊太郎ｻﾏについて

ちょっと見てみましょう(^O^)

文政十二年　近江国栗太郡古高村の郷士の子として生まれ、のち尊皇攘夷の志士、梅田雲濱の塾に学んたとゆう、筋金入りの尊攘志士なのです。(`∀´#)ｽｼﾞｶﾞﾈ

父の後をついで、山科毘沙門堂門跡の家来となりました。そこからのﾂﾃで朝廷内に人脈を築きます。

特に有栖川宮との繋がりを持ったことが大きかったのですね。

古高ｻﾏは長州藩毛利家とは遠縁にあたります。
縁とゆっても希薄～なものでしたが、「家」が大きな意味を持っていた当時は十分意味ある繋がりだったのです。

こうして、古高ｻﾏは長州藩と有栖川を繋ぐ媒介となってゆきました。ﾊﾟｲﾌﾟね

長州藩士による有栖川家への潜伏、長州藩から朝廷への橋渡し。

有栖川家の長州藩邸への潜伏、勤王諸藩の志士達の間の連絡。

北添佶磨、宮部鼎蔵、中岡慎太郎、西郷隆盛などと、接触がありました。

古高ｻﾏが桝屋に入ったのは、あまりに活動が目立ち過ぎた為…世間を眩ます事が目的でした。

梅田の同志から、自分の親戚である桝屋の跡継ぎが絶えたので、養子にと頼まれたのだと言います。
桝屋の商いは手広く、黒田藩御用達であり、この縁が古高が武家や宮家を訪れる口実となりました。
志士が訪ねるにも都合が良かったのです。

桝屋は志士達の宿泊や、集会所としても使用され、さらには志士達への資金提供もし、まさに勤王派一大拠点となり得たのです。

多数の過激派志士が京に潜入していることを察知したのが新撰組。

新撰組は彼らの動向を懸命に探索していました。その網にかかったのが、肥後の宮部鼎蔵の下僕、忠蔵でした。
新撰組は忠蔵を捕縛。宮部の居どころを吐かせようとします。

口を割らない…そこで、新撰組は忠蔵を南禅寺の三門の楼上に縛りつけ生き晒しにしました。

これを知ったのが肥後藩に縁の深い小川亭の女将、ていでした。
後に「勤王ばあさん」と呼ばれた傑女です。

ていは、宮部に危険が迫ったと察知し、宮部を桝屋から小川亭に移したのです。
そして、三門の見張り役を籠絡、忠蔵を助け出します。

助け出された忠蔵が桝屋に帰り着きますが、これは新撰組が仕掛けた罠であり、桝屋が怪しいと睨み…

古高が捕縛されました。こうして新撰組は京都騒乱の企てを知るに至ったのです。