幕末に関するコミュ(^O^)コミュの龍馬暗殺の謎?

身内の土佐藩説

黒幕が土佐藩だったら、事件そのものが怪しくなります。

近江屋事件の証言から、怪しいと思われる行動をあげてゆきましょう。

岡本健三郎
どんな用事で龍馬を訪ねて来たのか。
軍鶏を食べようと誘われたのを、用があるからと、断っています。
結果、難を逃れました。
土佐藩が黒幕ならば、龍馬の存在を確認しに来たと、とれるのです。

峰吉が軍鶏を買って帰って来た時に、戸口で立っていた刀を抜いた島田庄作に会っています。
｢坂本龍馬がやられた。賊はまだいる。｣と、言っています。
まだいるなら外にいたのが島田一人…は、おかしい。

おまけに証言では、峰吉を二階に上がらせています。少年を賊がいる二階にあがらせる…のも…あきらかに怪しい行動です。

峰吉はその後、陸援隊に連絡しに行っています。
しかし、峰吉の証言には虚言が多く、どの部分が本当なのかが難しいのです。

ちなみに土佐藩藩邸は近江屋のすぐそばです。
陸援隊の田中光顕が駆けつける前に土佐藩邸から河村、曽根が駆けつけ続いて谷、毛利が来ています。

藤吉は、階段を上がった所で倒れていました。

普段から刺客に用心しているはずの龍馬が大きな物音を藤吉と峰吉がふざけていると…思うのでしょうか…
また、龍馬の叫んだ「ほたえなっ」は、誰が聞いたのでしょうか…

「こなくそっ」は慎太郎の証言とされていますが、慎太郎は新撰組かもしれないと言っただけとゆう説も…
ありもしない下駄をあると証言し、三十箇所も斬られた龍馬の傷を頭以外に傷はないと証言した主人の新助は何をしていたのでしょうか…

残された遺留品も二転三転しています。

真実はひとつなのに、人の記憶とは、なんて危ういのかと思います。

すべてが作り話ならば、つじつまが合わなくなってゆくことも納得できるのですが…

土佐藩が黒幕だと過程して、理由を探ってみましょう。

土佐藩なら龍馬暗殺は、山内容堂と後藤の土佐藩公武合体派が黒幕な可能性が大です。

龍馬暗殺は闇に葬る必要がありますから、近江屋事件は突発的なものではなく、緻密に計算された陰謀だと言えます。

容堂が直接命令を下さずとも、後藤なりに「邪魔だな…」と、一言いえば事は足りるのです。

大政奉還で利用価値が無くなった…邪魔だから殺すなどとゆう理由ではリスクの大きな暗殺の意味がない。
龍馬、慎太郎を暗殺しなければならなかった土佐藩の理由を調べてみたいと思います。

土佐藩にとって龍馬と慎太郎は脱藩の罪を許しはしても、ただの雇い人です。
土佐藩士ではありえない。どこの藩にも属さない浪人扱いでした。

龍馬は薩摩藩、慎太郎は長州藩との交渉の取り次ぎ役として価値がありました。
しかし、龍馬や慎太郎の行動が土佐藩にとって都合が悪いこと……

イロハ丸事件は紀州藩に対する敵対的行動ととらえることができます。

土佐藩と幕府、佐幕諸藩に対する敵対的行動であり、容堂は肝を冷やしたことでしょう。
龍馬、慎太郎が政治的危機を引き起こすような行動をとったとしたら、暗殺の理由となり得ます。

この時、肥後藩は龍馬の交渉に負けて莫大な賠償金を払うことになりました。

陸援隊、海援隊は土佐藩の外郭組織です。
単に土佐藩の手足となるのではなく、独自の経済活動をするのです。

さて、このイロハ丸事件には裏があったとゆう説もあります。
紀州藩の明光丸に責任があるとされてしまいましたが、実はイロハ丸は灯りを消して運航していた…
本当に積み荷を積んでいたのか…
龍馬は金に困っていた…
だから策略だったとゆう説です。

どちらにせよ、この事件が容堂にとって良くない事であったのは、確かです。

そしてもうひとつの事件。
龍馬暗殺の三日後に伊東甲子太郎が新撰組に暗殺されます。

伊東は近藤勇の暗殺を企てていました。

この頃伊東は薩摩藩に近づいていて、慎太郎とも繋がりがありました。
慎太郎は武力倒幕派です。薩摩、長州と連携して過激か倒幕の陰謀にかかわっていました。
当然、陸援隊も同様。

大政奉還が成った日、陸援隊、薩摩、長州、十津川郷士らが京都守護職邸を攻撃する陰謀を企てましたが、これは陸援隊に入り込んだスパイ、村山謙吉の情報により発覚し、実行には移されなかった。

これで、慎太郎たちがあきらめたでしょうか。

伊東による近藤勇暗殺の企てに慎太郎や龍馬は全くかかわらなかったかどうかはわかりません。

近藤勇は龍馬の思い描く政治体制実現に向けて、障害となる可能性がありました。

実行犯ではなくとも、何らかの形で加担していたら…

新撰組を所管する京都守護職、松平容保との関係の悪化は幕府との関係の悪化、佐幕派との争いに繋がります。

龍馬暗殺当日、佐幕派四十八名は連署して藩に建白書を提出しています。
内容は、龍馬、中岡、後藤までも非難したものだそうです。

つまり、龍馬、慎太郎は価値が無くなっただけではなく、その行動は土佐藩にとっていつ命取りになるやもしれない危険があったとゆうことになると……言えなくもない……

　　　　　
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コメント(1)

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[1] mixiユーザー 02月18日 00:37

土佐藩が黒幕だったらとゆう説を書いてみましたが、土佐藩に限らず、どの藩にも事情があり、無理やりこじつければ色々な説が出てくるのかもしれません。

犯人は誰か…
色々な人が名乗り、色々な説が出る。
証拠は隠滅され、真実はひとつだけ。
黒幕が土佐藩だとしたら、実行犯は早いうちに殺された人だとゆう気がします。
土佐藩でなく、どんな黒幕でも、下手をしたら命取りな人間を生かしておく訳がありません。

龍馬が暗殺されたとゆう事だけが真実なのです。

住みかを襲う確信犯の犯行であったために、人々の好奇心を誘い、事件は広く話題になりました。しかし、その後しばらく龍馬は忘れられてゆきます。

では何故、今こんなに龍馬が人気があるのかを探ってみたいと思います。

薩長同盟を成立させたこと、船中八策を示して大政奉還を進めたこと。

この二つの働きが維新の英雄とされるのです。

明治維新の光の陰で、龍馬と交流のあった人々は、薩長によって動かされる政治をどのように見ていたのか。地団駄を踏んでいた者は少なくないと思います。

はじめて龍馬を題材にした伝記が坂崎紫瀾により書かれたのが明治十六年。

龍馬復権のきっかけでした。
次に皇太后が見たひとりの男の夢。が明治三十七年に新聞記事を飾りました。
田中光顕と香川敬三が龍馬を日本海軍のヒーローに祭り上げるためでしたが、以降、急に龍馬の伝記、評伝が増えてゆきました。

新たな龍馬のイメージを作ったのが司馬遼太郎「竜馬がゆく」
多くの日本人が手に取り、人によっては人生の指針としたバイブル的読み物となりました。

歴史を学ぶ楽しさは、著名人や龍馬だけではありません。
歴史の流れに消された人の光る功績を探り、その時を生きた人の正当な評価を知る。

まだまだもっと評価されるべき人はいると思います。

たとえばｼﾝﾊﾟﾁ(^O^)、近藤勇など低すぎる新撰組の評価に、頑張って光を見つけたいと思うのです。

　　　　　　　　あお

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