歴史を楽しく学ぶ会(^O^)コミュの『蘇我』氏が、丘の上に建てた大邸宅(^O^)

奈良盆地の南東部、橿原(かしはら）神宮から飛鳥坐(あすかいます）神社・高松塚古墳の一帯を、“飛鳥(あすか）”と呼んでいます(^O^)
現在、そのあたりは明日香村となっていますが６９４年の藤原京遷都まで、何度も都が置かれた場所で村内の至るところに古墳や史跡が散在しています(^O^)
飛鳥の里を見下ろす小高い丘、「甘樫丘(あまかしのおか）〔標高１４８メートル〕」も丘全体が「国営飛鳥歴史公園甘樫地区」に指定されています(^O^)

甘樫丘は、６４４年に『蘇我蝦夷(そがのえみし）』と『蘇我入鹿(そがのいるか）』父子が大邸宅を構えた場所です(^O^)
６世紀後半～７世紀前半にかけて、蘇我氏は、『馬子』『蝦夷』『入鹿』の３代にわたり権力を独占していました(^O^)
甘樫丘に邸宅を設けたのは、大王(天皇）をないがしろにし、大王の宮殿を見下ろすためだったと考えられてます(^_^;)
しかも、『蝦夷』の邸宅を「上の宮門(みかど）』、『入鹿』の邸宅を「谷の宮門」と呼ばせていました(^_^;)
さらに、その邸宅の周囲には城柵がめぐらされ兵士が常駐(^_^;)
さらには、武器庫も置かれていました(^_^;)
つまり、この蘇我氏の本拠地は政敵による襲撃に備えた山城のような造りだったんです(^O^)

また、当時は中国の唐が拡大路線をとって朝鮮半島に緊張が走っていた時代でした(^_^;)
蘇我氏は、その情報を把握し外敵に備えて築いたとも言われています(^O^)
蘇我氏が邸宅を築いた翌年、６４５年『入鹿』は『中大兄皇子』や『中臣鎌足』らのクーデターにより暗殺(>_<)