歴史を楽しく学ぶ会(^O^)コミュの一休さん(^O^)?(旅立ち)

周建(一休)が、修行をすることになった“天龍寺”は、北朝に敗れた『後醍醐天皇』の魂を慰めるため、『足利尊氏』と『直義(ただよし)』の兄弟が建てた寺です(^O^)
天龍寺の創建は、１３４５(貞和元／南朝・興国６)年でしたが、『尊氏』はその３年前全国の禅寺を
“五山(ござん)・十刹(じっさつ)・諸山(しょざん)”の順に格付けしました(^O^)

そして、領地を与えて保護する代わりに誰を住職にするかは、幕府が決めることにしたんです(^O^)

安国寺は、“十刹”の１つでしたが天龍寺は、“京都五山”の上位のお寺です(^O^)
周建(一休)が、天龍寺にいたのは半年ぐらいです(^O^)
では、その時の様子を少し記載します(^O^)
像外和尚の紹介で、天龍寺で修行をしていた周建(一休)は、冬のある晩住職の座敷の前を通ると、何やらお椀をすすっていました(^_^;)
周建(一休)「今、何をお召し上がりでした(・◇・)？」
住職「実は、その、いただきものの“カラサケ”というものを、汁にして飲んでいたのじゃ(^O^)年をとると、身体の冷えからあちこちが痛むのでな(^_^;)それを防ぐ薬

代わり(^O^)お前たち小僧には、毒

じゃ(^O^)」
周建(一休)「(あれ、どこかで聞いたような(^_^;))」

“カラサケ”というのは、干し鮭のこと(^O^)北の海から、運ばれてくる珍しい食べ物でした(^O^)

周建(一休)「しかし、お寺では生臭さ物を食べてはいけないと教えられていますが天龍寺では、構わないのですか(・◇・)？」
住職「いや、確かに周建の言う通りじゃがわしはこの魚に、ちゃんと“引導”を渡した(^O^)だから、食うてもよいのじゃ(^O^)」
周建(一休)「どのような“引導”か、私にも教えてください(^O^)」
住職「なんじ元々枯れ木の如し(^O^)助けんとすれど、生きて再び水に遊ぶこと出来ず(^O^)ワシの腹に収まり、仏のもとへまいるべし(^O^)カーッ(^O^)」
周建(一休)「なるほど、よくわかりました(^O^)“カラサケ”も、迷わず御仏の元にまいられたことでしょう(^O^)では、おやすみなさいm(_ _)m」
住職「あ、危なかった(^_^;)像外和尚から聞いてはおったが、全くウカウカ出来んわい(^_^;)」
翌朝(^O^)
小僧「住職さま、大変です(>_<)周建(一休)が……(>_<)」