歴史を楽しく学ぶ会(^O^)コミュの奉行として『石田三成』?(^O^)

三成は、『豊臣秀吉』の「五奉行」の１人でした(^O^)
この場合の「奉行」とは、軍事面も含めた秀吉政権の政策を協議・決定する人々のことで、現在の大臣に当たります(^O^)
「五奉行」それぞれの分掌(ぶんしょう)は、現在のところ不明確です(^_^;)
しかし、『前田玄以』が「京都諸司代兼社寺奉行」、『長束正家』が経理担当「知行方算用奉行」だったのに対し、『石田三成』『浅野長政』『増田長盛』は「政務全般」が担当と言われています(^O^)
「五奉行」の制度は、これまで秀吉が関白に任じられた１５８５(天正１３)年に成立したものと考えられてきました(^O^)
しかし、現在では石田以下の５人「奉行」が固定されたのは、秀吉の最晩年であるとの説が有力です(^O^)
確かに、初期の秀吉の「奉行」には三成は勿論、後に「五奉行」に数えられる人も含めて、もっと多くの人に任命されていました(^O^)現在残る豊臣政権の「奉行」連署状を見ても、その数や人名はマチマチで、『大谷吉継』や『宮部継潤』などの名も見られます(^O^)
また最近の研究では、当時の言い方で「五奉行」が「五人之年寄」、「五大老」が「五人之奉行」と表記されていて、前者が統治権的支配権を担い、後者が軍事指導権(主従的支配権)を掌握していたと思われます(^O^)
そして三成には、秀吉政権が取り組んだ重要政策を年代順に列記してみます(^O^)
１５８７(天正１)５年４月「喧嘩停止令(けんかちょうじれい)」(^O^)
同年６月「伴天連(バテレン)追放令」(^O^)
同年１２月「関東・奥州両国惣無事(そうぶじ)令(^O^)
１５８８(天正１６)年７月「刀狩令」(^O^)
同年９月「海賊禁止令」(^O^)
１５９１(天正１９)年３月「人掃(ひとばらい)令」(^O^)
同年８月「身分統制令」(^O^)
三成は、これらの重要法令の実際上の推進役の１人でした(^O^)
また法令を準備したのも、三成らの奉行であったと考えられています(^O^)