歴史を楽しく学ぶ会(^O^)コミュの武将・茶人・信仰の果て【高山右近】?(^O^)

そして時は流れ１５９６（慶長元）年１０月加賀前田家屋敷
>利家「右近殿、急ぎの用とは何かな(・◇・)？」
>右近「………長崎にて２６名のキリシタンが磔になるとの噂、お聞き及びでござりましょう(^_^)」
>利家「……関白殿下は日本人キリシタン２０名イスパニア人４名ポルトガルとイタリアの者達２名を磔になさると決めたんうじゃな(・_・;)」
>右近「某（それがし）もその中に加えていただこうと考え申した(-.-;)今日はその暇乞（いとまご）いでございまするm(_ _)m
>利家「(・_・)エッ..?」
>右近「殿にはこれまで多大な御厚情（ごこうじょう）をいただきましたにも関わらず……かような生き方しか選べぬことを…某の我儘（ワガママ）をお許し下さいm(_ _)m」
>利家「それほどまでに磔にて死ぬるが望みか(・◇・)？何故そこまで(・◇・)？」
>右近「２６名の中には、１２歳と１４歳の子供もいると聞き申す(-.-;)そんな幼い子供までもが、主の教えの下死に就（つ）こうとしておるこの時に同じキリシタンとして、これ以上傍観など出来ませぬ(T_T)」
>利家「ならぬ…と申したところで、お主の決意は変わらぬのであろう(⌒～⌒)」
>右近「せめてこれを…お受け取り下さいませ(⌒～⌒)」ス…
>利家「そ…それは……詫助肩衝（わびすけかたつき）(￣○￣;)お主が胸のクルス同様、片時も肌身から離すことのなかったものではないか(￣○￣;)そのようなもの、わしには……(」゜□゜)」」
>右近「これまで殿より賜った御恩義にお返し出来るものは某には最早、この肩衝より他にございませぬm(_ _)mどうか、どうか………(T_T)」
>利家「…わかった(⌒～⌒)だが、この肩衝は頂戴は出来ぬ(⌒～⌒)これはワシが預かっておこう(⌒～⌒)
>何もかも捨ててまで守り通した肩衝と信仰、わしが思うよりもお主にとって、大事なのであろう(⌒～⌒)
>ならば右近、思うままに生きるがよい(⌒～⌒)」
>右近「かたじけのうござりまする(ToT)」－－－つづく－－－