歴史を楽しく学ぶ会(^O^)コミュの千利休と山上宗二の生きざまPart ．９

同年１月１４日
>―不審庵（ふしんあん）―この日―――利休の、宗二への供養とした１００回の茶は、徳川家康を招いた茶会と、その跡見（あとみ）の席で終わりをつげた(^-^)
>家康『この茶器は、長次郎（ちょうじろう）――赤楽（あからく）でござるな(^O^)茶器全体の赤色が、紅葉を思いださせる見事な赤色ですな(^O^)実に見事な逸品じゃ(^O^)』
>利休『左様……………別名（木守=きまもり）とも申しまする(^-^)』
>家康『晩秋柿の木に最後の実を１つ残す百姓家（ひゃくしょうや）の習慣（ならい）からとった故事（こじ）か…………………(^-^)』
>利休『太閤殿下（豊臣秀吉の事）の茶会に長次郎を使うは禁物…………(^^ゞ』
>家康『ほう………太閤殿下はそれほど楽焼（らくやき）がお嫌いか(・・?)』
>利休『………ではのうて利休の好む長次郎がお嫌いなのでございましょう(^^ゞ』
>家康『……………大徳寺山門………木像の事、お聞きかな(・・?)』
>利休『はい(^-^)』
>家康『このままでは切腹は免（まぬが）れまい(>_<)三成は人掃令（ひとばらいれい）違反を言い立てておるようだがこれは、太閤自ら決めた法でもある故（ゆえ）にこの違反は免れられぬ大罪………事は、最悪の方向へ向かっておる……………(>_<)』
>利休『…………………、利休は堺の商人にございます(^-^)如何に（いかに）大罪とは申せ商人に切腹とは大仰（おおぎょう）な…………(^^ゞ』
>家康『いやいや先年北上する九州薩摩の雄（ゆう）島津氏の圧迫に耐えかねた豊後（ぶんご=現在の大分県）の大友宋鱗（おおともそうりん）が救援を求めて大坂城の太閤に拝謁（はいえつ）し申した折（おり）……太閤の御実弟（ごじってい）で大納言（だいなごん）であった亡き羽柴秀長（はしばひでなが）様が、大広間の大名衆還視（かんし）の中で宋鱗殿の手を取り―――安心なされよ内々のことは宋易（そうえき=利休）公儀（こうぎ）のことはこの秀長がよく存じておる(^-^)悪いようにはしませぬからと言われたと聞く…』
>利休『そのようなこともありましたかな…(^^ゞ』
>――――つづく――――