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シャーク◎市屋の面白い話コミュのメジャーリーガー

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日曜日。

屋根を打つ雨音で俺は目を覚ました。

何時だ?

寝ぼけ眼をこすりながら目覚まし時計に手を伸ばした

いたっ!

俺は目に違和感を感じた。

激痛ではないがチクチク刺すように痛い。

顔を洗い鏡を覗き込むと瞼が赤く腫れていた。

どうしたのだろうか?何かに刺されたか?

きっとたいした事はないだろうが念のためコンタクトレンズはやめて

眼鏡で仕事に出かける事にした。

しかし、俺は眼鏡が好きではない。

どうしてもコンタクトレンズより視界が狭くなってしまうし

何より眼鏡が全く似合わないのである。

だからこんな日は例え、髪型が決まったとしても一日中憂鬱である。



家を出ると雨足は一段と強くなっていた。

激しい雨に眼鏡。

車の運転には最も向かない日。

だからと言ってそんな事を理由に仕事をキャンセルしたら、

もっと厄介な事になる。

仕方なく重い心を引きずりながら会社へと車を走らせた。


会社に入るといつもと違う眼鏡姿の俺に事務の女の子が気付いた。

そして少し弾んだ声でこう言った。

「始めて見ました。市屋さんが眼鏡が眼鏡を掛けてるとこ。

凄くお似合いです!知的に見えます。」

痴的?いや褒めているのだから知的だろう。

しかし眼鏡を掛けると知的に見える言う事は

普段の俺はアホ面と言うことだろうか?

でも大嫌いな眼鏡姿でも褒められると悪い気はしない。

俺には眼鏡が似合う。

そんな前向きな気持ちでガラスに映る

自分の姿を覗き込むと

そこにはペ・ヨンジュンがいた。

自己陶酔していると彼女が俺に聞いた。

「でも今日はどうして眼鏡なのですか?」と。

俺は赤く腫れた目蓋を指差しながら

「なんか痛くて。」と答えた。

すると彼女はそれを見ると

「あーあれですね。」と言った。

彼女は医者でもないのに即座に病名がわかったようだ。

だから聞いた。

「あれって?」と。

すると彼女は得意げにこう答えた。

「えっとですね・・・」





「のもねらい。」







そいつは重症だ。

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