奈良でﾌﾟﾁ修行体験コミュの修行の勧め

■あるがままに自らの心を知る--------『如実知自心』
　
　弘法大師は、悟りとは何かという点についても説き明かしています。

「云何（いかん）が菩提とならば、いわく、実の如く自心を知るなり」大日経より

「悟りとは何であるかというならば、あるがままに自分の心を知ることである（語訳）」と説いています。
　
　私たちは、悟りといえば、ごく限られた者だけが到達することのできる（もしくは誰も到達し得ないような）遠い彼方を想像しがちですが、

弘法大師は

「自らの心をあるがままに知ることである」

と教えているのです。

　人は、ともすると弱者を思いやることを忘れ、自らを戒めることもなく、耐え忍ぶことを知らず、怠惰に過ごし、その結果として悩み、迷っています。
　弘法大師は、自らの心に目を向け、汚れた心を知り、省みることが大切であるといっているのです。これが、真言密教の「如実知自心」という教えです。
　

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 09月17日 23:58

日々の生活の中で、様々な壁が生じてきます。
辛いこと、悲しいこと、困難なこと…
その度に何度も迷い、悩み、考えます。
疲れたな、ちょっとしんどいな、などと考え出すと、深く傷ついたり、落ち込んだり…自分を見失いそうにもなります。
そんなとき、ホッと一息つける場、自分を見つめる場として、修行をしてみませんか？

『如実知自心』

を実践して、自分の弱さを知ろう。強く生きるために。

～Ｇａｋｕｐｅｄｉａより抜粋～　裕覚

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