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E.S.S. Speech Sectionコミュの卒業論文フィードバック

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 コミュニティメンバーの皆様、こんにちは。

 去年のことなので、覚えておられない方もいらっしゃるでしょうが、以前、このコミュニティを通じて、卒業論文のアンケートへのご協力を募ったことがあります。
 そのテーマは「E.S.S.におけるスピーチの評価方法」でした。

 今はもうそのトピックは削除してしまいましたが、本日は、ご協力頂いた皆様に、論文の結果をフィードバックするため、書き込ませて頂きました。

 インターネットや直接の交渉、そして多くの方々の助けにより、現役スピーカー93名のサンプルを得ることができ、これは統計処理に十分な数量でした。
 これにより、当初は他人の本の切り貼りで、やっつけ仕事のように済ませようとしていた私の卒業論文が、一生の記憶に残り、かつ他人に見せたいと思えるほどの作品となり、最良の成績で学位をもたらしてくれました。

 偏にこれは、私に力を貸して下さった、皆様のおかげでございます。

 つきましては、この論文とその結果より生まれた評価様式を、ご希望する方に送付するという形で、フィードバックを行いたいと思います。

 ご協力頂いた方には勿論その権利がありますし、また、ご協力頂いていない方でもスピーチに関わったことがあるならば、分析結果としての論文を読んで頂きたいと思っております。

 皆様にご満足頂けるかどうかはわかりませんし、ご批判もあるかと思いますが、それでも自身が真摯にテーマと向き合い、作り上げたモノが、皆様の議論の種となり、スピーチ界の発展に貢献するのであれば、これ以上に望むものはございません。

 ご希望の方はメッセージにて、ご住所を教えて頂ければ、印刷した論文を無料で送付致します。(Eメールでも受け付けますが、参考資料の印刷がしにくいです。)

 
 この論文が、いつかどこかで引用され、試用され、愛用されることを、筆者は心からお祈り申し上げております。

 ご協力頂いた、E.S.S.スピーチ関係者の皆様、誠にありがとうございました。

コメント(12)

参考までに、イントロダクションの部分をご紹介しておきます。

はじめに
 本論文の目的は、スピーチという英語スピーキング学習における評価のあり方を検討するものである。1989年公示(1994年施行)の高等学校学習指導要領に「オーラルコミュニケーションC」が導入されたことで、英語スピーキング学習における、スピーチ(パブリック・スピーキング)の役割やその学習効果が議論されるようになった。しかしながら、スピーチという活動がこれ以前に全く取り組まれたことがなかったというわけではない。学校の教室に取り入れられる遥か以前より現代まで、スピーチに取り組み、その歴史を受け継いできた組織がある。「English Speaking Society」―その頭文字を採り、E.S.S.と称され、大学における課外活動として英語スピーキング学習の一端を担ってきた大学英語会である。
E.S.S.とは、英語学習意欲を持つ学生が自主的に参加し、スピーキングに重点を置いた実践的活動を通して、英語力の獲得を目指す学習者集団のことである。その活動にはスピーチ以外にも、ディベート、ディスカッション、ドラマなどがあり、殆どのE.S.S.がこれら4種類の活動に従ってセクションを設けている。普段は、各大学E.S.S.内で英会話などの基礎的な能力を身につけるための活動 や各セクションに特化した活動 を行っている。一方で通常活動とは別に、年に数回、他大学と合同ないし自団体主催で行われる大会も存在し、これに参加して勝敗を争うことも活動の一環である。むしろ、通常活動はこれらの大会で勝利を収めることを目的に行われていると言える。
 殊、スピーチの場合は他の3活動に比べ、学習者個人による活動の比率が高く 、大会参加の傾向が特に顕著である。なぜなら、大会(コンテスト)にて日頃の研鑽の成果を披露して初めて、個人の努力の結果がわかるからである。
 本論文において検討するのは、このような位置づけにあるE.S.S.スピーチ・コンテストで使用される、評価様式 である。E.S.S.スピーチの評価様式は、コンテストにおいて学習者(スピーカー)間で優劣を決め、表彰する上位者を決定するためにあると同時に、教育者(審査員)による競技後の教育活動 の基軸にもなる。殆どのコンテストにおいて評価様式は事前に公表されており、教育者(審査員)はこれに基づいて学習者(スピーカー)を評価した後、各学習者に対してスピーチ改善に向けた助言を与える。一方、学習者は賞獲得を目指し、評価様式にある項目の達成に向けて努力を重ねる。このように評価様式が学習者と教育者の間で共有されていることを考えたとき、評価様式は、学習者が目指すものを評価項目として有すると同時に、教育者が評価及び教育活動を容易かつ正確に行える形式を採って然るべきであろう。
 しかしながら、自身のE.S.S.スピーチ活動 を省みたとき、現行の評価様式が上述した2つの条件を満たしているとは考え難い。というのも、現在の評価様式は例年、先代から引き継がれたものを採用していることが殆どであり、毎年若干の改訂は行われるものの、各評価項目及びその構成に抜本的な変更は見られず、半ば無批判的に伝統を踏襲しているのである。ところが、これら既定の評価項目が何に基づいて設定されているのかはこれまで学術的に明らかにされてこなかった上、これらが学習者の目指す目標と一致しているかという視点も得ておらず、かつ審査員がどれだけ正確に審査活動を行えているかという確認も為されていない。本論文では、この部分に問題が所在すると仮説を立て、大学課外活動であるE.S.S.におけるスピーチの評価方法について考察し、よりよい評価方法を研究していくこととする。
 研究方法としては、まず第一章でE.S.S.スピーチの研究意義を、その歴史を振り返ることで明らかにする。その上で、第二章にてE.S.S.スピーチの現行評価様式の内容と構成を考察、国内外のスピーチとの比較と実際の学習者と審査員の視点の分析によってその改善の必要性と方向性を示す。これらを踏まえ、最後に英語スピーキング学習の発展のための提言を行うこととする。
本日、慶應義塾大学E.S.S.の方に送信させていただきました。

誠にありがとうございました。
上智大学E.S.S.の方に送付させていただきました。

誠にありがとうございました。
立教大学E.S.S.の方に送付させていただきました。

誠にありがとうございました。
大阪経済大学E.S.S.の方に送付させていただきました。

誠にありがとうございました。
同志社大学E.S.S.の方に送付させていただきました。

誠にありがとうございました。
西南学院大学E.S.S.の方に送付させていただきました。

誠にありがとうございました。
法政大学E.S.S.の方に送付させていただきました。

誠にありがとうございました。
本日、岡山大学E.S.S.の方に送付させていただきました。

誠にありがとうございました。
早稲田大学E.S.A.の方に送付させていただきました。

誠にありがとうございました。
関西学院大学E.S.S.の方に送付させていただきました。

誠にありがとうございました。
青山学院大学E.S.S.の方に送付させていただきました。

誠にありがとうございました。

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