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E.S.S. Speech SectionコミュのSpeech界の現状の問題点

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甚だ僭越ではございますが自己紹介させて頂きます。私は慶應義塾大学英語會で2008年度中央委員並びに外務兼Speech Chiefを務めておりました、松浦 元亮(マツウラモトアキ)と申します。この度は、現状のSpeech界の問題点を議論させて頂くため、Topicを立てさせて頂きました。


至らぬ点も多々ございましたが、1年間3つの立場(Speech Chief、渉外、福澤杯の管理)を終え、現状のSpeech界の問題点を肌で感じました。そして、それらの問題点を大学生活4年目に改善していきたいと強く考えています。このTopicでは、Speech界に携わった方が感じた問題点を意見して頂ければと思います。現役の皆さんや昨年役職者に付いていた3年生、大会で審査員を務められたインストラクターの皆さんや社会人のOB・OGの皆様、それぞれの立場で思うところがあると思いますので、是非意見頂けたらと思います。
以下私個人が感じている問題点を述べさせて頂きます。私の文章が分かりにくい点や誤解を生じさせてしまった場合はご指摘頂けると有難いです。


1.Chiefの経験を通して感じること
1)Open大会のJudgeの方々に偏りがある
各ESSがOpen大会を創りますが、Open大会のJudgeの方々に偏りがあることで、Speakerにとっては多角的な視点でSpeechが見られていない場合があります。それにより、Speakerが得られる批評に偏りが出てしまうことがあるのではと感じてしまったことがございます。

2)Chiefの後輩教育指導の相談を誰に乗って頂いたらよいのか分からなかった
この問題はこれから規模を大きくしようとしているSpeech Sectionで起こっています。ChiefはSpeechの教育に責任を負っていますが、OBOGが周りにいない場合や上級生がいない場合は頼れる人が周りにいない。それがSpeech Section発展の弊害となっている場合があると感じました。

3)ChiefのSection員を教育する能力が低い
この問題はChiefになりたてでどのようにSection員にSpeechを教えていいか分からない場合に害が起こります。間違ったことを後輩に教えることを恐れるせいか指導を徹底出来なくなってしまう可能性があるのではと感じました。

4)他大学の取り組みを知らないし、取り入れようとしない
他大学の教育制度や練習会や教育に対しての考えをシェア出来ていない場合が多いです。より良いSection作りには、教育体制や指導方法の共有は必要と感じております。

2.渉外の経験を通して感じること
1)Joint Judgeに毎回違った方を呼べない
主催する側として、何度も同じ方にJudgeに来て頂いたことがあった。本当に有難いことではありますが、理想を追求すると、色々な種類のJudgeがいれば、沢山の方からのフィードバックを現役生は得られるのではと思いました。

2)他大学と交流する機会少ない
Jointの醍醐味は交流することであると思っております。しかしこれが出来ていないので、Speech界にいる楽しさや切磋琢磨出来る友人を得られていないと思いました。

3)SpeechのTopicがありきたりな時がある

3.Open大会を管理して感じること
1)大会の自分らしさ(他の大会との違い)が分からない大会がある
自分達が創りたい大会のConceptが考えきれていないため、大会がどこも同じに見えてしまうことがありました。実行委員長や実行委員が一年かけて頑張って作るのに、自分達にしか出来ない大会を作って欲しいと感じたことがございます。

2)広報活動に力が注げていない
自分達が創る大会をもっと大勢のSpeakerに知らせられたら、原稿応募者も増えて、よりレベルの高いSpeakerが集まり、よりレベルの高い大会が創れるのではと思いました。

3)大会同士で情報共有が出来ていない
大会同士で情報のシェアをおこなえば、変わる所があるのではと感じてしまいました。特に大会インフォメを各ESSのSPセクに降ろしてもらうとかは是非お互いしていけば良かったのにと感じてしまいました。

4)審査と教育の分離に対して採るべきスタンスが示せていない
Open大会実行委員長が審査と教育の分離で採るべきスタンスを決めることが出来なかった大会が多いと思いました。実行委員長はどう対応していけばいいのかが昨年の審査と教育の分離の案では、分かりませんでした。

以上です。積極的な書き込み宜しくお願い致します。また、管理人の方、この書き込みが趣旨に反する場合は削除をお願い致します。

松浦 元亮

コメント(24)

松浦さん、こんにちは。だいぶ前のspeech外務をしてた高野です。
今、松浦さんの書き込みを見て、僕の現役時代を思い返してみると一言
『同じ事を感じてるなぁ』

昔は今以上に毎回同じなジャッジさんやった。
そして、そのジャッジ方法に納得が行かない人もジャッジケアしてて思う事も多々。

一度、事前原稿読まない外人ジャッジが、イントロだけ聞いてコンテンツ満点つけてるのを見た時は笑った。

けど、speech終わった後のコメントでは良い事を言ってくれて。勉強になったのは覚えてる。
確かに、大会のジャッジしまくってりゃ、コメントするのも慣れたもんです。
だからそれはそれで良いと思った。結果的にはspeechを好きになってくれる後輩がいて、また聞いてる俺らも勉強になって。
やからむしろ問題なんはさしてうまいコメントも出来ないジャッジさんが来てしまう事やろな。そしてそういう人を選ばざるをえない事。

じゃ、どうするのがええか。と言ったら、学生が新たなジャッジを育てる事やと思う。
4年でクエルをやるようなOBは熱意もあるし、そういった人をまずジョイントで呼んで、慣れてきたら原稿審査。しばらくしたら、OPENとかにも出てもらう。

一年では終わらん過程やけど、それは各ネゴ達が下に引き継いでもらって欲しい事やし、あとはクエルの大会を3つぐらい開ける4年生達の仕事でもあるんかな。

OBなんて学生の都合で使ってええもんやと思うし。
…最低限の礼儀さえありゃね。

高野も現役の時はいろんなOBの人に来てもらった。それを引き継がなかったのは本当にに失敗だったと思ってます。


あとは教育やけど、ジャッジしてて思うんは、昔より個別ジャッコメを聞きに来る人は減った気がする。

3年生になって大会で活躍する人って、思い返してみるとジャッコメでは誰よりもしつこく食い下がって、それでいて自分以外の人のコメントもバシバシ聞いてる人。


あと、教育で悩むって、単なる勉強不足やと思う。
過去のspeech集とかってマジ宝の山。そこからロジック抜き出してみるもよし、うまいレトリックをパクるのもよし。
あとはOBに聞くのも手っ取り早くてよいしね。

そういった勉強をしてれば、自ずと後輩のspeechを見た時に良いアドバイス・教育をする事が出来ると思う。

僕もまだまだヒヨッコですがコメントさせてもらいました。


高野さん コメントありがとうございました。大先輩にコメントを頂けて嬉しいです。

Judgeの教育については、Joint Judgeを引き受けることが多いであろう新4年生がまず行うべきだと考えていたのですが、Open大会のJudgeをされる方についても同じことが必要なのかもしれないですね。そのためにはまず、社会人になった後もSpeech界と関わることが可能になる環境を創りたいと考えています。例えば、新しい学生団体を作ってそこに参加してもらい、4年目Speech界でJudgeの勉強を積み、その後もSpeech界とその団体を通して繋がりを持てるようになると思います。そうすれば、人という財産が蓄積されて、現役生に関われる審査員も増えるのではと考えています。教育はどちらにせよ必要なことですね。出来ればJudge経験のある方にびしばし鍛えて頂きたいです。

個別ジャッコメですが、審査と教育の分離の問題があって、個別にコメントを頂くことが悪いことかもしれないと誤解してして、個別コメントを積極的に出来ない環境があると思います。ここは審査と教育の分離を浸透し、誤解を解いていけたらと考えています。

教育については、高野さんのおっしゃる通りですね。実際どれだけSpeech読んで勉強したかが大切だと思います。

高野さん、参考になるコメント本当にありがとうございました。また、現役時代のSpeech界のお話等聞かせて頂けたら嬉しいです。

掲示板を見てくださっている皆様へ
どんなことでも皆様が感じていらっしゃることをお書き頂ければと思います。僕一人の意見では主観的過ぎますし、皆様の意見一つ一つを汲み取り、具体的な行動でSpeech界をよりよくしたいので。宜しくお願い致します。
ところで、審査と教育の分離って何?

詳しくしらんのやけど。それって必要?

最近の流れを知らない発言やったらごめんな。
高野さんへ

審査と教育の分離の話しは以前このコミュニティで議論がされていますので、昔のトピックを見て頂けたらと思います。この考えはKUELさんが提唱して下さったのですが、現状の審査と教育の分離については、KUELから審査員を務められる方々に連絡をしている最中と前KUELの委員長から口頭ですが、お聞きしましたので、何らかの動きがあるのではと思います。


えー、以前のトピックでいろいろ突っ込まれた者です。Judgeが人手不足なのに審査と教育の分離なんて冗談だろう、程度に思っていたので、各方面からいろいろ怒られました。懐かしい。
当事者になりかかったはずなのに、K.U.E.L.からは特に何も連絡を頂いていないので、今年は(依頼があれば)両方やる予定です。

OBになると、リアルタイムで何が起こってるのか分からないもんですね。来月、レクチャーをやる機会があるので、そこでいろいろ聞いてみようと思ってます。
>せっきいさん
あなたは「Judgeが『人手不足』なのに審査と教育の分離なんて冗談だろう」と思って以前の議論を展開していたと言っているように聞こえますが、それは全くの嘘ですよね。人手不足がメインロジックではありませんでした。

あなたのロジックでは、審査と教育の分離がはかられていない活動は世の中にいくらでもあるとして、御自身の吹奏楽の活動、サッカーの試合、相撲の判定などを挙げていました。

しかし、そのいずれもを否定されて、最後にあなたが行き着いたのは「Speech大会は所詮草野球程度の活動だから世の中の別の活動ほど審査と教育の分離を気にする必要はない」という「草野球発言」でしたよね。

なぜかあなたは当時の発言を削除していますが、御自身の意見が恥ずかしくて後輩には見せられなくなったということですか。

いずれにせよ、「Speech大会は草野球程度」と発言した人をレクチャーやジャッジに呼んでしまうESSがあるとは驚きです。
審査と教育の分離に反対していた人の論拠が、「Speech大会は草野球程度」ということこそ、あなたのいう「スピーチ界の現状の問題点」なのではないですか。

現役生が懸命に取り組んでいるSpeech大会を草野球程度と発言することが、ジャッジやレクチャラーとしての資質に問題ないのか、そういうスピーチ界の現状問題点を挙げたいと思います。

予定調和型の議論では何も改革できないことは日本の腐った政治を見れば明らかです。

予定調和型の議論しかできないようでは、結局あなた方はSpeech界を改革できずに終わってしまうのではないですか。
あれっ? ぼく、自分の発言を削除したりしてないですよ。たしか、管理人の方に、一方的な発言なので削除しますって言われて、気がついたら消えてたような(管理人さんとしては、精一杯の努力だったんでしょうし、それを責めるつもりはありませんが。ただ、ぼくの発言「だけ」が一方的だと判断する根拠は分かりませんでした)。とりあえず、あなたとのやりとりを通じて、現役の方が「現状のJugdeの選び方って、正直どうなのよ」と再考していただけたら幸いです。ぼくは悪者で構いませんので(昔から、そういう役が似合っていました)。
 4年目にはK.U.E.L.のインストラクターとして、それなりにSpeech界にも(微力ながら)貢献したつもりだし、どの団体からも呼ばれなくなったところで、自分の役目は果たしたので、後悔はしていません。この辺の事情を踏まえた上で審査なり教育なりを依頼してくる団体に対しては、喜んでお手伝いします。それだけです。
松浦君
おっけ。じゃ時間あったら探して見て見るよ。

高野は議論は好きだけど、皮肉の言い合いは好きじゃないからやめよ。

まぁ今のspeechを良くしたいってのが、みんなの考えなんやろから、そこで話したいね。

もうspeechを卒業してから5〜6年たつけど、今何が社会に出て役立ってるかなって考えると

・伝える事実を論理立てる事
・デリバリーの技術
・伝わりやすい文章構成

あたりは毎日のメールや上司への報告、客先の説得なとで普通に使うなぁ。

未だにそういう技術がない人とかはいて、びっくりするぐらい。

んで客先に出すメールの下書きができれば、先輩に見てもらったりして。

そういった事の為の予行演習をspeech活動でやってたんやなぁと思う。

やからこそ、学生さん達に伝えたい事があるとすれば、もっともっと技術を学んで勉強してほしいなって思うさ。
何よりそこで学んだ事が後で社会人になっても本当にいきる。

ビジネススクールとかのプレゼン講座とかに出ると、あまりに学生時代に勉強した事のなぞりで笑えるぐらい。

そうすると、もしOB達が出来るとしたら自分が感じた不満を解消するってより、何が現役生に取って有益かってのを考えて手伝ってあげる事かなと思うさ。


だから皆で一度飲みに行こうぜ。

松浦君企画しない?顔(口笛)
>みなさま

こんにちは、去年神奈川大学ESSスピーチセクションでチーフを務めていました中山和音と申します。

みなさま、ご意見どうもありがとうございます。
私はレクチャーやジャッジで現役生と関わっていく予定はありませんが、一意見として、去年感じたことなどをここで述べさせていただきます。

?同じジャッジに主催者の違うオープン大会でジャッジをしてもらう

 せっかくスピーチを審査していただいたのに、このようなことを言うのは失礼にあたるかもしれませんが、私は毎回違うジャッジの方にスピーチを見てもらい、より多くの視点からスピーチ改善をしたいと感じました。ですから、このような考えがあるということを是非現役生のみなさんに浸透させ、その上でジャッジ取りもしていただきたいと思っています。その際には、ジャッジ取りで一歩先をいっているようなオープン大会の実長さんに、どのようにしてジャッジを呼んだかなどもお話してもらえれば、現役生もより具体的にプロセスをイメージできるのかなと思っています。また、どのオープン大会でどのジャッジを呼ぶかの情報を共有するも一つの手だと思うのですが、みなさんはこれについてどう思われますか?

?審査と教育の分離について

 去年私が出場させていただいた大会では、不正をしている現役生やジャッジの方を目撃したわけではありませんが、もし、一緒に出場している人が不正をして優勝したとしたらすごく悲しいです。そして、その優勝を周囲の人が祝福して、優勝した人も何食わぬ顔をしていたら、ものすごく腹を立ててしまうと思います。それくらいオープン大会では成績を残したいと思って真剣に取り組んでいました。ですから、真剣に取り組んでいるスピーカーのためにも、審査と教育の分離は絶対にあるべきだと思いました。

 そして、去年はこの審査と教育の分離の件がとても不透明だった気がします。というのも、もう全てのオープン大会が終わっているという去年の12月中旬、はじめてKUELから審査と教育の分離に対するガイドラインというものが、私たち現役生のもとに届いたからです。そのような状況でしたので、ジャッジさんやレクチャーをよく引き受けていただいている方には混乱を招いてしまったかもしれないです。その場合は大変失礼なことをしてしまったと感じます。ですから、今年は、きちんとKUELとしてのスタンスを示し、大会運営者にもジャッジを呼ぶ際は誓約書などを使っていただきたいというのが、私の意見です。今年の現役生もまだ審査と教育の分離についてよくわからないと思うので、レクチャーなどでわかりやすく説明をしたり、過去に不正があったジャッジを公開したり、誓約書のフォーマットの例も示して上げられたらいいのではないかなと感じます。


以上です。私のような未熟者の考えですので、ジャッジ取りや審査と教育の分離について何をどう現役生に伝えていくか、もっといい考えがございましたら引き続き教えていただけると幸いです。


中山和音
>高野さん
 そうですね。あれを読んで愉快な人はいないでしょうし、失礼しました。以後、気を付けます。
 機会があれば、飲みには参加してみたいです(いくらかの懐の余裕と奥さんの許可が必要ですが。。。)。でも、高野さんは近々、またマレーシアあたりに飛ぶのでは? しばらく日本ですか?

>松浦君
 現状がどうなってるのか、みんなの共通認識がないのに、それぞれ自分の考えてる結論ありきで話を進められると辛いよね。うまく交通整理をしてくれる人がいればいいんだけど。

>中山さん
 はじめまして。
 ぼくも4年目にはJointのJudgeをよくやってたのに、OBになったらいきなり出番がなくなった人のひとりです。一度縁が切れると、復活してもらうのって難しいですよね。現役世代が、将来的にSpeech界に貢献してくれそうな四年生なり若いOBのリストを作って、定期的に教育なり審査なりをお願いしていくのもいい方法なんじゃないかと思ってます。ただ、ぼくの頃もそうだったけど、K.U.E.L.って、引き継ぎがきちんとしてないから、そこが悩みどころかな。
 個人的には、こういう場で発言できるしっかりした意見を持っているんだから、これからもSpeechに積極的に関わっていってほしいです。
皆様
コメントして頂き本当にありがとうございます。様々なご意見を頂けていることを嬉しく思います。

まみさん
私へのご指摘下さいましてありがとうございました。非常に考えさせられました。やる必要性があるものは全員のコンセンサスが取れなくても貫き通す。そういう姿勢がまだ私には足りておりませんでした。今後の参考にさせて頂きます。

せっきいさん
交通整理する人は必要だと思います。その役目は私がするべきですが、上手く出来ていなくて申し訳ございません。

たかのさん
ご提案ありがとうございました。やはりインターネットでは限界がございますので、皆様のお話しを伺える場を私も作りたいです。社会人の方は土曜日が一番ご都合が良いのでしょうか?日程調節が難しいですが、一度はそのような機会を作りたいです。

中山さん
意見ありがとう。新四年生で色々話し合わなきゃだね。

05年にスピセクだった、UTの島村です。松浦君の問題意識は、少なからずも他の現役や、卒業生も感じていたことだと思う。4年目で現状の問題点に取り組んで行きたいと思われるのは素晴らしいことだと思うので、周囲を巻き込みながら、惑わされずに、ご自身が正しいと思う方向性に進んでください。

ちなみに求めるインプットは、問題意識の方向性がずれていないか、そして解決策は何か、の2つに関するインプットですか?

(1)Judgeの多様性

問題は、ジャッジになりうる人数はそれなりに多いが、上手くジャッジとして開拓できていないことではないか。理由は、?定番以外のジャッジを呼ぼうという発想・意思がない(面倒くさいので) ?定番以外のジャッジ候補の連絡先が不明という2つが挙げられる。

?に関しては対策のしようがないが、?に関しては現役がジャッジ開拓をする際のコンタクトリストの整備や相談に乗る、などが大事。けど、これも現役生が本気で色々なジャッジを開拓しようと思えば、卒業生や知人経由でジャッジの連絡先が見つかるはずなので、本質は?ではないか。開拓活動さえ行っていれば、本質的にはジャッジは不足しないはずだ。

(2)審査と教育の分離

審査と教育の分離に対して「スタンスを決めることができなかった」というのは、決断を下すことができなかったのではなく、大会における公平性を選ぶか、分離案を不採用とすることで分離案に賛同しないジャッジ層から便宜を受けるか、の二択で後者を選んだが、そのスタンスを表明すると肩身が狭いからスタンスをうやむやにしたのだと思う。

多くの大会が「審査と教育の分離」の採用を延期したのは、実行委員長が「どう対応していけばいいのかわからなかった」のではなく、審教の分離を採用した場合に、審教分離に賛同しないジャッジ層にジャッジ・教育をしてもらえなくなることを恐れ、そのリスクをとれないと判断したからではないだろうか。多くの現役生が、「今までこの問題をうやむやにしていたことが現役生に申し訳ない」のではなく「ジャッジに大変失礼なことをしてしまった」と言うのがその象徴だ。スピーチ界の関係者全員が、心から申し訳なく思わなければならないのは、不正の裏で悔しい思いをしてきた学生スピーカーに対してである。スピーチ界が本当に恥じなければならないのは今までこの問題提起がされてきたのに、問題の存在を否定したり、様々な理由を挙げて行動を起こしてこなかったことである。

現役生が公平な審査を受けることが大事か、それともそれ以外の便宜を図ってもらうことが重要なのか。KUELや分離案は、審査と教育の分離、そして審査の公平性を提唱することができるが、実行委員長の代わりにこの決断を下し、改革の実行を肩代わりすることはできない。この決断は、下各大会の実行委員会が、現役生や自分の後輩の未来にとって本当に大事なことは何か?と自問自答し、考えた時こそ下せるものだと考える。

そして、審査と教育の分離案が今年度のKUELに骨抜きにされようとしているのは非常に残念だ。KUELの方、もし何かあれば直接ご連絡下さい。

(3)後輩の教育

私が後輩の教育で気をつけていたことは、とにかく自分で考えてもらい、批判的な思考を身につけてもらう、ということでした。具体的な方法は、ご興味があればお伝えします。



松浦君はどう思いますか?問題の本質的な所在はどこにあると思いますか。一点アドバイスですが、他の人の意見を聞く時に、自分のスタンスをはっきりさせると、より質の高いインプットをもらえます。

審査と教育の分離や後輩の教育方法などに関して真剣に知りたいのであれば、ご連絡ください。

島村
松浦君、中山さん、

一点補足になります。

私が今までの書き込みや、他のスレッドなどから感じることですが、現役が必要以上に卒業生や社会人に対してご機嫌を伺ったり卑屈になる必要はありません。礼儀は非常に大事ですが、礼儀正しくあることと、卑屈になったり、大人に媚を売ることの間には一線があります。その意図がなくても、そう見えている可能性があることは認識してください。

少しきついことを言ってしまいますが、プロフェッショナル・ファームなどの厳しい世界では、卑屈になっている・媚を売っていると思われた瞬間、信頼とcredibilityは瞬間的に消滅します。

一つフィードバックになりますが、もっとassertiveなスタンスをとっても良いと思います。質の高い議論をするためには、人の意見を聞いて表面的に関係を構築するだけではダメで、自分の意見をぶつけることが大事です。これこそ、「切磋琢磨」です。
東京大学ESSで08年度のスピーチセクションでチーフを務めておりました木本と申します。

第3回の安田講堂杯でジャッジアシスタントのチーフとして、ジャッジ探しを致しましたのでその経験から思ったことを書かせていただきます。

まとまった文章・形式ばった文章を書くことが苦手なので、拙文をお許しいただければ幸いです。
ジャッジの方、大会運営をなさった方などに失礼だとお感じになるような表現があるかもしれませんが、意図するところではございませんのでお許し下さい。

一スピーカーとして、スピーチ大会は「公平な競技」であるべきだと考えています。その中で、ESSだけでなく、より世間一般で通じるようなスピーチが勝てるような大会が実現されればと考えています。


(1)予選ジャッジについて
当大会では年間最後の大会で、定番のジャッジの方はいくつかのスピーチを既に見ていることが想定された為、KUELの「審査と教育の分離」を意識し、出来るだけ新しいジャッジを探すように努めました。
ただ、自分でジャッジ依頼をしてみて感じたのは、やはり予選ジャッジをやってくださる方を探すのは困難が伴う、ということでした。いくつか理由があると感じます。

?拘束時間の長さ
やはり職業柄、自由になる時間が多い方か(教授などか、もしくは既にretireされた方)、もしくは忙しい中でもスピーチ界に貢献していこうとする方(いわゆる"定番"のジャッジの方)に限られてしまいます。
ここで前者の方がなかなか見つけられないと、やはり定番の方に頼んでしまうことがあるのかもしれません。当大会では予選ジャッジが決まるまで15人ほどの方に断られました。

?新規ジャッジによる予選結果の不安定性
新規のジャッジの方を頼むとなると、本当に失礼な話ですが、価値観の相違からその方が自分たちいいと思うスピーチとは全く違うスピーチが通るかもしれない、という考えが浮かびます。
ある程度はジャッジングのマニュアルを作ったりすることで対応できるかもしれませんが、それがうまくいくとは限りません。
そう考えたとき、自分たちが持つのと似た価値観を持つ定番の方を呼べば(現役生は多大に定番のジャッジの方から影響を受けているはずです。)、運営側も応募者も納得した結果が出せるから定番の方を呼ぶ、という側面もあるはずです。

?新規予選ジャッジの能力
上と少し被りますが、どなたか(以下仲介者)に新規のジャッジを探してくれるよう頼んだ場合、仲介者の方の体裁もあり、自分たちが思っていたのと違うタイプの方(例えば職業、英語力など)が来ても断りにくい、ということもあります。
もちろん仲介者の方に出来るだけ、細かく予選ジャッジの条件を伝えればいいのですが、そうすると仲介者の負担が増えますし、また予選ジャッジが見つかる可能性が減ってしまう、ということもあり難しいです。(実際自分のときは親戚の仲介者にあまり条件を多く付けられませんでした。)

?ジャッジを探す時間のなさ。
新しい方に声をかけ、そのお断りが来てから次の方を探す、ということを繰り返すので新しいジャッジを探すことは時間がかかります。大会の準備の開始が遅れてしまった場合(例えば予選の応募人数制限を決めたり)が遅れた場合、当然ジャッジ依頼にかけられる時間も減りますので、新規開拓は難しくなると思います。


(2)本選ジャッジ・クエッショナーについて
当大会では、昨年度と同じ方沼田様、よくジャッジをなさる方としては鶴田様・加藤様(クエッショナーとして)をお招きしました。ただ残りの3人の方は全く新規の方でした。

本選ジャッジ探しは断られることなくスムーズに進みました。新規の方のうち二名は仲介をはさみましたが、シンガポール大使の方は特に仲介者なく来ていただきました。
正直に言って「東大の大会」というネームバリューがあったかも知れませんが、それでも一日の拘束だけですむ本選ジャッジは、探そうと思えば、予選ジャッジに比べればいくらでも開拓の余地があるように思います。


(3)
少し話が変わるのですが、ある方に「毎年同じジャッジを呼んでいるとその人を変えにくくなるから気をつけたほうがいい」と言われました。
実際ジャッコメでジャッジが「この大会は素晴らしい。来年もぜひ呼んで欲しい」と言っているのは見たことがありますし、そうなると断りにくくなり翌年も同じ方が来る、ということが増えるているのかもしれません。そして続けていけば続けていくほど変えにくくなる気がします。

長くなり、文字数制限にひっかっかったので分けさせてください。
冗長な文が多く申し訳ないです。
木本
東京大学ESSで08年度のスピーチセクションでチーフを務めておりました木本と申します。
上のコメントの続きです。

(4)
ここで(1)?に関してなのですが、少し皆様の意見を伺いたく存じます。

ESSのスピーチ大会のジャッジにはいわゆる定番ジャッジの方か、大学の英語教授以外の方が来ることが極めてまれであるように感じます。(大きい大会はそうではないこともありますが。)
ディベートとは違い、スピーチは「素人をいかに説得するか」という側面が強いにもかかわらず、ある意味スピーチの専門家たる定番のジャッジや教授陣だけを呼び続けることは、安定した結果が出る反面、少し趣旨がずれている面もあるかと私個人は思うのですが皆様はいかがお考えでしょうか?
(非ESS学生や社会人スピーカーをお招きする安田講堂杯の運営をしていたため、私の感覚はずれているかもしれませんが。)

(5)
一年間大会に出て思うことは、正直に申し上げて、やはり一度他の大会で見たことがあるジャッジは何らかの形で2回目以降の審査で一回目の印象に良くも悪くも影響されていることがあり得るように感じました。
2回目以降の大会での影響の出方として、本選にかぎりますが、
?情が移る・もしくは個人的にスピーチ以外の何らかの理由でスピーカーを嫌う。
?そのスピーチに対していろいろと考える時間が長く批判的になりうる。1回目のスピーチの後でジャッジ同士、もしくは他の知り合いと喋ったり、興味からより長い時間をかけて調べ物をするかもしれない。
?QAで同じ質問が出る、もしくは違う質問をしようとするあまり、極端に奇異な質問や単純な質問が出て、他のスピーカーと不公平が出るかもしれない。
という可能性が想像されます。実際にどの程度影響を受けるかわかりませんが。

こう考えたとき、やはり同じ方とシーズンで何度もお会いするのはあまりよくないかもしれません。
ただ上記に書いたとおり、本選ジャッジの開拓は(4)の点にこだわらなければ、簡単に探せるように経験上感じます。


大変長くなりましたが以上です。読んでくださった方、有難うございます。
ここまで発言なさっていない方を含め、ここのトピックをご覧になっている方のご意見をいただければ(特に(4)(5)に関して)、と思います。

木本
 昨年、予選審査を2回ほどやりましたが、大変でした。
「応募総数は昨年と同じ30程度を見込んでいます」「昨年は19通の応募があったので、今年も同じくらいだと思います」と言われて、それなら大丈夫かと引き受け、数週間後、実行委員から送られてきた封筒を開けたら、それぞれ48通、32通(だったかな?)の原稿と音源が入っていました。ぼくもそこまで暇ではないので、何の予告もなく数を増やされると、非常に困ります(出張とかもあるし)。よくあることなのかもしれませんが。
 E.S.S.出身で、自分も学生のときにはそういう失礼なことをしていたんだろうと思うので、何も言わずにお手伝いしますが、英語の先生とか、E.S.S.出身者ではない方に審査を依頼するのに、こんなことをしたら、二度と引き受けてもらえなくなるかもしれません。また、E.S.S.出身者であっても、ちょっと厳しい人なら、やっぱりそういう大会の審査を翌年以降、気持ち良く引き受けてはくれないでしょう。そういうところで、貴重な将来の審査員候補を失っているのでは? 別に、小言を言いたいわけじゃなくて、Judgeが悪いことをしているから審査と教育を分離しようという論調になるのが嫌なだけです。既に何名かの方が意見を述べていらっしゃる通り、現役側にも、Judgeを増やす取り組みをしてこなかったという面があることに、留意していただきたいと考えています。

 で、新しく呼ぶ審査員に対する不安ですが、自分が現役の頃の経験では、組織の縦割りの仕組みが原因です(K.E.S.S.の話なので、ほかの団体は事情が違うと思いますが)。
 ふだんのInnerとかJoint大会のJudgeを決めるのは渉外(うちでは外務と呼んでいました)、Open大会は実行委員長または大会のJudge担当と、完全に分かれているために、Jointで審査員をやってもらって、審査の様子を見て、いいと思ったらOpenに呼ぶ、という流れを作れていない団体が少なくないのではないでしょうか。外部の目があるOpen大会に、初めての人を呼ぶのは勇気がいります。Judge側だって、初めて審査をする大会が、いわゆる三大大会とか安田講堂杯だったら、身構えてしまうかもしれません。この辺、非E.S.S.出身者がいないであろう、このコミュニティで論じても、仕方ないことかもしれませんが。。。

 ほかにも考えたことはあるのですが、あまり長く書いても仕方ないですし、論点を整理して進めないと、複数の議論が混在しているこのトピックでは、無駄な混乱が生じるだけだと思いますので、この辺で失礼します。
じゅごんさん、ご指摘ありがとうございます。
皆様にご意見頂きたいことは、じゅごんさんがおっしゃるように、問題意識の方向性がずれていないか、そして解決策は何かの2つに関するインプットです。

Judgeの多様性の問題の本質は、?定番以外のジャッジを呼ぼうという発想がない所にあると思います。さらなる原因は、大会運営側が中山さんのようにJudgeの多様性を求めているSpeakerがいるという、Speakerのニーズを把握出来ていないからだと思います。審査と教育の分離の本質的な問題は、大会運営側が誰のためにContestを開くのかという認識が便宜によって、妨げられているという気がします。

木本さん
書き込みありがとう。安田講堂杯の新規審査員開拓方法を様々な大会にシェアしていけば、他の大会にも新規審査員開拓も進められると思います。1次審査はテープ数が多いから、2段階審査(最初に1段階目の審査員の方が30人から15人を絞って、次に15人から9人絞る)みたいなことすれば実質の負担は減るのではとOBさんがおっしゃっていました。お金はかかるかもしれないけど。

せっきいさん
新規審査員開拓については、K.E.S.S.は組織の構造上の問題ですね。Jointで新規審査員を開拓出来れば、いいかもしれませんが、社会人の方をおよびすることは、高額のお金が発生してしまうことがネックでした。。
>せっきぃさん

そのような考えもありますね。
いずれにせよ、全てはスピーカーのためにジャッジ取りも審査もやる世界であってほしいので、大会を運営するものにとってジャッジ開拓は今後大きな課題であり、新規ジャッジを探す際には私も運営側に協力していきたいと思っています。

>じゅごんさん

その点、肝に銘じておきます。ご指摘ありがとうございます。



>松浦君
 個人的に質問する形になってしまうんだけど、四年生をJointのJudgeに呼ぶときって、今はお金払わないの? ぼくの代では本会の年間の予算に組み込まなかったから払えなかったんだけど、次の年には、小額でも渡すようにしましょうって教えてました。昔は普通に渡してたらしいし。金額は別にして、それなりの時間を頂くわけだから、払うべきでしょう。
 OBをJointに呼んでも、そんなに多く渡す必要はないはず。Feeが安いから引き受けない、なんて人がいたら、それこそ問題です。逆に、OBにはたくさん払うけど、同じことをさせて、四年生には交通費だけでいいっていうのも、おかしい話だよね。そういう習慣が定着すると、「今回はお金がないから四年生で済ませましょう」ということになったりして、経験豊富なOBを呼べたかもしれないところ、Jointに出る子の勉強の機会を奪ってしまうことにもなりかねません(別に、四年生が役に立たないって言ってるわけじゃないですよ。でも、実際、そういう発言をするネゴさんは、ぼくの代でもいました)。
 ほとんどのJudgeは、Speech大会で渡されるいくらかのFeeがほしくて審査を引き受けるわけではありません。ぼくが四年のときのJointには、Feeをくれる大会も、お金がないから払えないと先に言ってくる大会も、何も言わずに払わない大会もあって、でも、審査は同じように真剣にしました。Joint大会ではJudge Feeを出さないと決めるのなら、OBにも払わないでいいだろうし、ただ、四年生とOBに差をつけるのは、やめた方がいいんじゃないかと思います。

 Judgeの探し方にも関わってくる話なので、今年これから渉外になる方々に、考えを伺ってみたいところです。あるいは、K.U.E.L.が何らかの方向性を示すのか。

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