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がん看護専門看護師コミュの退院支援に関する論文

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プレゼンのために50本近く翻訳したので、せっかくですからがんに関係のある文献のみ何本かピックアップして掲載させて頂きます。
英語苦手なので下手な訳ですみませんが、そこんとこはNCでお願い致しますあっかんべー

1 Outcomes of Interprofessional Collaboration for Hospitalized Cancer Patients
入院癌患者のための多職種協働の成果
Cancer Nursing  March/April 2008 - Volume 31 - Issue 2 - pp E18-E27

この研究は入院癌患者における多職種協働の効果を査定することが目的
我々は患者の満足度、不確実性、痛みの管理、滞在期間について、312名の患者について異種職業間の協力(低vs高の協力度)についてクロスセクションでの研究を実施した。
異種職業間の協力、患者満足度、および不確実性の強度に関するデータは、有効で信頼できる専門家と患者から収集された。管理と臨床の記録は、痛みのマネージメントと入院期間の指標を判断するために使用された。
分析は、集中的に高度な共同作業チームによって看護されている患者と低度なチームにより看護されている患者間で著しい違いを示した。満足度を示す特定の患者グループ(高い教育水準を持ち、彼らの健康の状態が貧しいと認識している患者)によって測定されるように、不確実性(P=.047)、およびペインマネジメントの妥当性(P=.047)を示した。入院期間による著しい違いは分析では見られなかった。(P=.217)
調査結果は、異種職業間の共同作業の強度が患者満足度に有効な効果を持ち、不確実性を減少させ、ペインマネジメントを改良することを示した。また、それらは共同作業の度合いが入院期間に影響を及ぼさないことを示した。

2 The Information Needs of Breast Cancer Patients in Hong Kong and Their Levels of Satisfaction With the Provision of Information
香港の乳がん患者に必要な情報と情報提供の満足度
Cancer Nursing: POST AUTHOR CORRECTIONS, 29 September 2010

患者にとって、癌の克服のため又治療計画を決定するために情報はきわめて重要である。しかし中国人乳癌患者の情報ニーズと提供された情報に対する患者の満足度はよく知られていない。
この研究の目的は、患者に理解される情報の優先順位と優先権・利用度に影響を与える人口統計的・臨床要因等の情報の優先順位、異なった情報源からの情報の満足度、医療看護専門家から提供される情報の満足度等を検証することである。

参加者 (n = 374)は治癒の可能性、病気の転移、治療オプションの3つを最も重要な情報ニーズとしてランク付けした。彼らは病院内で利用できるほとんどの情報源は利用していた。医療専門家は非常に満足のいく情報源としてランクされていたにもかかわらず、彼らにより提供された情報にさまざまな異なりがあったため、参加者の満足度のレベルには違いがあった。
参加者は、病気自体及び治療についての情報が最も重要と認識した。彼らは病院で利用可能な情報源の利用を好んだが、医療看護専門家により提供された情報に関連する満足度は比較的低いものであった。

3 Patients With Cancer and Their Close Relatives: Experiences With Treatment, Care, and Support 
Cancer Nursing: May/June 2004 - Volume 27 - Issue 3 - pp 230-236 Articles

この論文では、ノルウェーの15の異なる病院における536名の癌患者と473名の親近者についての調査結果について述べる。
この研究は、双方のグループについて、家族や友人・医療部署・同胞患者等の異なったソースから受けたヘルプとサポートについての満足度を調査したものである。
結果は、患者が親近者よりもより多くのサポートと情報を得たことを示し、全般的にサポートに満足していると示した。
更に、患者に提供されるヘルプとサポートを親近者が過小評価している傾向がみられた。患者とその親近者にとって、家族と友人は重要なサポート源であることが判明した。
公共の医療サービスについては、約90%の患者がその医療処置に非常に満足していた。
他方、治療方法の選択や疾病治療費に関する情報について満足しているのはたったの約13%のみであった。
患者にとって、他の患者との繋がりは非常に価値の高いものであった。ほとんどの患者にとって、他の患者との繋がりは未来への希望を提供するものであると共に、苦痛と悲観を共有させるものであった。研究は、医療従事者と患者のケアと患者の親近者にガイダンスとして使用できる情報の提供をするために、ノルウェー癌協会との共同研究により行われた。

コメント(5)

>rei様
興味深い論文をご紹介いただき、ありがとうございます。
?と?の論文は原文を読んでみたくなったので、入手して、ざっと読んでみましたあっかんべー

?
横断研究なので、今後の知見が楽しみですねムード
?
疾病治療費に関する情報提供は日本でも低そうですね。
こういった実態調査は面白いですよね。

>皆さま
皆様の施設では、治療選択の説明(IC)のときに治療費の話を
どの程度されていますか?
治療にかかる費用に加えて、交通費等の医療関連費を含めると
相当の経済的な負担があると思いますが、
そのあたりの情報提供は不足しているなと感じます。

少し話は変わりますが、
DPCを分析している知人に、がんの治療選択の際に、
個人負担や医療費(国レベル)の両方の観点から
医師の治療選択に際し助言しているのは誰かと聞かれ、
ほとんどされていないのが現状かなと思ったのは私だけでしょうか。

本来は、(医療)事務や医療情報担当等の役割かもしれませんが、
なかなか出来ていないのが現状ですよね。。。
こういったところのシステム作りはまさにCNSの役割かもしれませんね。
お詫び
コメントが3件となっているのは
私の入力ミスが原因ですふらふら
申し訳ありません。
>よういちさん、

下手な文献紹介にコメントを付けて下さってありがとうございます。

私は看護師の退院支援については、いかに必要な情報を提供できるかが
一番大切なのではないかと思っています。

実際今回のがん学会で退院支援に関する分析をみて行きましたが、
看護師が考えている退院支援と、患者さんが必要と感じる退院支援は違いました。

がん診療連携拠点病院のがん相談支援センターが請け負った相談内容も
「セカンドオピニオン」と「医療機関の紹介・転院」が主で、
相談できる存在の不明や、病名・病状告知後のサポート不足が明らかになっています。

CNSの方々には、セルフマネジメントをシンプトン・ストレス・サインの
全ての面で支援出来ているか確認できるようなシステムも構築して頂きたいなと
思います。
私もそこのところを充実させられるよう、全力を注いでいきたいと思います。

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