初来店のお客様からリクエストが出た。 「今日はRAINBOWとかはいいんですか?」 「ど真ん中です」 「Kill The King聞いてもいいですか?」
今までRAINBOWについて語ってなかったと思うので、少し。 「Kill The King」は間違いなく疾走型ハード・ロックの典型的秀曲だ。 ハード・ロック歴として、もともとパープル小僧から始まったオレ、 リッチー小僧でもあったので、自分の中ではRAINBOWは重要なバンドだ。 一番好きなアルバムは「RISING」だが、その次となると決めがたい。 「LONG LIVE...」はKill The Kingが強烈だが、 JOE LYNNがかなり好きなオレは、彼の頃のアルバムも捨てがたい。 静かなパワーを感じる「Stone Cold」や「Street of Dreams」はもう別格的に好きだし。 いずれアルバム個別で徐々にレポートだな。 「RISING」ツアーの時の来日公演を見た。ベストメンバーだった。カッコ良かった。 でも、確かその時のジャパンツアーで、女の子が死んだんだよね。 その後のロック系ライヴの警備が極端に厳しくなった。
え〜と、LONG LIVE ROCK'N'ROLLだな。 アルバムタイトル曲で思い出したことがひとつ。 何年か前に渋谷のハコで、JOE LYNN TURNERとGRAHAM BONNETのジョイントライヴがあり、見に行った。 JOE LYNNのバックバンドは日本人。G.の梶山が最高だった。Key.はノヴェラの人。まあそれは蛇足。 それぞれのバンドで演奏後、最後に二人が両方出てきて数曲を一緒に歌った。 その時の1曲がLONG LIVE ROCK'N'ROLL。 ロニーの時の曲とは言え、RAINBOWの代表曲、JOE LYNNは歌い慣れている風だったが、 GRAHAM BONNETは、歌詞の紙を見ながら歌っていた。しかもメロディーをよく知らない風。 自分がいた時の曲しか興味ないんだね彼は、多分。
別のお客様からのリクエスト。 「BACK STREET CRAWLERは知ってる?」 「ありますよ。聴きましょう、聴きましょう。」で、 当然THE BAND PLAYS ONを抜き出す。 FREEが好きなので、この辺の周辺アルバムはばっちり備えてある。 B面がいい!というところは意見が一致。 KOSSOFFのねちっこいG.は健在、えこひいきなしの判断でもいいアルバムだ。 お客様は、惜しいことにVo.が弱いんだとおっしゃっていて、 その通りなんだが、聴きなれてしまっていて憎めない。 終盤の「Rock and Roll Junkie」「The Band Plays On」が秀逸だ。 次作で少しおとなしくなり、KOSSOFFが他界。 3枚目はKOSSOFF不在でCRAWLERにバンド名が変わり、音も別バンドになったしまった。
あれっ?好きなんだが今まで書いていないバンド。SCORPIONSがいた。 IN TRANCE、VIRGIN KILLER、TAKEN BY FORCEの一連のアルバムが甲乙付けがたいほど好きだが、 自分のベストとなると、僅差だが、最初に買ったIN TRANCEか。 入手当時からの累計で、多分相当は再生頻度だと思う。 捨て曲がない濃密なアルバムで、自分のハード・ロック10選を選べば絶対入ると思っていたが、 それは今も多分変わらない。 この前お店で話していたことだが、このIN TRANCEが国内盤で最初に出たアルバム。 その後、1枚前のFLY TO THE RAINBOWが発売されたが、情報量の少ない時代、オレはそれを知らなかった。 ある日、大阪は天王寺の駅、改札外のコンコースで流れていたBGMに耳が反応。 「えっ、コレSCORPIONSとちゃうの?」と思う。 その時初めて耳にした「SPEEDY'S COMING」だった。 その足でレコード屋へ直行、あったあったFLY TO THE RAINBOWが!で、ゲット。
SCORPIONSについての簡単なコメントで今日のレポートは終了。 ・アメリカナイズされてからのヒット作にもいいアルバムはあるが、ULI JON ROTH在籍時の頃がいい。 ・しかし、真の「顔」はRUDOLPH SCHENKER。 ・1984のお客様に、「TOKYO TAPES」に自分の音声が記録されているという人がいる。 ・「国鉄」駅でSCORPIONSがかかっていた当時は、なかなかいい時代だ。