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Bar.の亭主コミュのBar.の風景〜バーテンダーの観る眺め「モスコミュール」

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Bar.の風景〜バーテンダーの観る眺め「モスコミュール」

皆さん、Bar.に入ったら何処の席にお座りになりますか。
お気づきでしょうか。
当店Bar.は、バックバーが斜めになっているので、ちょっと、
隣の席に座っても景色が変わるのです。

Bar.の一番奥の狭く鋭角になった隅の席。
ここは、バックバーは観ずらいですが、
Bar.の店内は良く観えます。一つ隣の席でもダメなのです。
この一番奥の席の眺めは、
ほんの少しだけバーテンダーの観る眺めに似ています。

通常、バーカウンターの御客様同士が
真正面から顔を見合わせる事は、ありません。
だからバーカウンターの御客様と
カウンターの中のバーテンダーの眺めは、まるで違います。
御客様の様子が本当によく観れるのです。
この小さな空間で繰り広げられるドラマが、
カウンターの上を流れていきます。

そんなバーの風景を宣伝にして広まったカクテルがあります。
「モスコミュール」
今、当店Bar.でも夏には一番よく出るカクテルです。

ここに私が20歳代の時に綴った
「モスコミュール」に関する原稿があります。

以下、参照文章
MOSCOW MULE
モスクワのラバ。馬とロバの掛け合わせで、キック力が強く
油断して呑み過ぎると、きくという意味。また、1940年代の
米国がロシアを皮肉ってつけた、
モスクワの頑固者という意味もある。
カルフォルニア州のワンダープリモス・ホテルが発祥地
という説がある。
また、ロサンジェルス市のハリウッド
にある、“コックン・ブル”というレストランの
ジャック・モーガン氏の創案という人もいる。
しかし、モスコミュールを世界的に広めたとして有名なのは、
1946年にキャンペーンに使用したという逸話で
ある。そのキャンペーンを企画したのは、
ロスアンジェルス市のコックン・ブルという町で
ジンジャービアーを売ろうとしていた
ジャック・モーガン氏、
スミノフ・ウォッカを拡大販売しようとしていた
ヒューブライン社のジョン(ジャック)・マーチン氏、
そしてでマグカップを売ろうとしていた彼の友人の三人。
この三人の共同のアイデアが功を奏したのである。
一説には、ある酒場でモスコミュールをつくってもらい、
写真を撮り、あたかも多くの酒場で
流行っているかのように見せかけて、宣伝をしたともいわれている。


以上、
私が20歳代の時に綴ったコラムでした。
付加致しますと、
「モスコー」とは、
米国西部のコロンビア高原近くの都市名からとった
と、いう説も有ります。

又、以前、
日本で生ライムやジンジャービアーが入手困難だった頃、
甘いライムコンクに甘いジンジャエールで、造った
モスコミュールの為に、
「モスコミュールは甘い物」と思ってしまった
日本人が多かったです。
本来のモスコミュールは、さっぱりとした飲み物。
以下、数年前に実際にあったエピソード風景です。

十数年来のお客様が成人した御子息を連れて来店。
父「本物を 教えたくて連れてきた。」と、
Bar.のモスコミュールを 注文する。
Bar.をやっていて良かったと想う瞬間です。

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