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プロが教えるボイストレーニングコミュのコラム:高音域は誰にでも出せる

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もっと高い声が出れば・・・。

きっと誰しもそんな風に思ったことがあるでしょう。
希望溢れる結論から言いましょう。


高音域は誰にでも出せます!!!


あ、タイトルですでに言ってましたね(;´Д`)

まさにその通り。
理論上、高音域は誰にでも、どこまでも出せると言えます。
『いやいや、そんなこと言っても出ないもんは出ないし・・・』という声が聞こえてきそうですが、当然そこには正しい知識と出し方が必要になってきます。

まずは知識から。

理屈なんて・・・と思わず、しっかり読んでください。ここがとても重要かつ、見落としがちな部分なんです。



高い声を出すにはどうすればいいでしょうか?

気合い?
勢い?
共鳴?
お腹の支え?
ボリューム?

これらはよく耳にしますが、どれも不正解(間接的に関わっているものもありますが)です!

覚えておいてください。高い音を出す(正確には音の高さをコントロールする)ためのポイントは3つだけです。

・声帯の長さ
・声帯の重さ
・声帯の緊張度

これだけです。

ギターを例に解説してみましょう。

まず長さについて。
ギターは弦を振動させて音を出します。
そしてギターにはフレットと呼ばれる目盛りのようなものが付いていて、フレットのどこを押さえるかで音の高さが変わります。
これはフレットによって、弦の長さを変えているんですね。
弦が長ければ低い音が出て、フレットを押さえて短くすると、高い音が出ます。

次に重さです。
ギターは一般的に太さの違う6本の弦が張ってあります。
太い弦は低い音を、細い弦は高い音が出ます。
そして、太い弦は使っている金属量が多いため、当然重たくなります。逆もまた然り。
つまり、重たい弦は低い音が出て、軽い弦は高い音が出ると言い換えることができるのです。

最後に緊張度。
ギターはチューニング(音程合わせ)の時に、ペグというネジのようなパーツを使います。
ペグを回して弦に張りを持たせると、音は高くなります。もちろん緩めれば音は低くなります。
これで弦の緊張度が音程に影響を与えているのは明確ですね!

ギターの音の高さをコントロールしているのはこれだけ(チョーキング等のテクニックはありますが、原理はこの範疇)です。

気合いを入れて弾くと音が高くなるようでは困りますね。
大きな音を出すと音が高くなるようでは困りますね。

声も同じと考えていただいて結構です。
物理的に考えると、高い音を出すというのはこの3つの要素を、声帯周りの筋肉でコントロールするだけなのです。

いたってシンプル!!!

ただ、普段の会話で使わないような音域は不慣れで、筋肉をうまくコントロールできないのもまた事実。そこは練習が必要なわけですね(;´∀`)


感覚や経験だけが頼りだと、なかなか成長しないものです。
どこをどう動かせばいいのか、自分の体と発声の仕組みをよく理解し、効率の良い練習をしていきましょう!

もっと細かな内容はまた次回以降にお話しますね(´ー`)/

コメント(2)

> あんずさん
では次は低音域を書きましょう(*´∀`)

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