バーチャル・ゴルフ教室コミュの○　　縦割り社会の弊害

日本のゴルフ界が大きく遅れをとっているのは
縦割り社会がひとつの理由だという説があります。

年齢や経歴などで上下を決め、上は下を育て
下は従順に言われる通りにするという習慣です。

これは上が良い場合には下は全て良くなるのですが、
上がダメだと下が全てダメになるという側面を持っています。

伝統芸でしたら古来からのしきたりや芸をそのまま伝承するのですが
進化しているスポーツや新しい競技の場合には
古いことをやっていると置いていかれます。

欧米諸国などは特にキリスト教国では、神の元では全ての人間は
平等であるという教えなので、差別するのは良くないというのが一般常識です。
したがって、足元にも近づけない人でも大変フレンドリーに接してくれて
誰であろうと尊重し、仲良くするというのが人間として立派だという考え方なのです。

ある日本のゴルフ場で、所属プロが研修生に古いスイングを教えたら
僕はタイガーウッズの打法がやりたいので、とその通りにやらなかったことで
首になったという話を聞きました。

上下関係とは理想は上は下を育てるために努力をし
下は教えを乞うために素直に吸収するという形なのですが、
反面、上は違うことを押し付け、下は服従しないと苛められるという
両面を持っています。

ゴルフは進化しています。
どんどん新しい打法が出現し、それについていかなければなりません。
上の人間がしっかりと世界の進化を吸収し
テクニックを習得しているならば良いのですが
残念なことに欧米のトップ選手達の打法を批判し
どうしてそう動くかの解説すらできない人がたくさんいます。

英語が分からないシニアプロ達は
世界のスーパースターの意見やコンセプトを理解できず
独自に進化したり、そのまま伝統を守ろうと
かたくなに同じことを教えています。

これが世界に取り残され、追いつく事ができない
大きな理由ではないでしょうか。

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 08月18日 09:35

若ければ手っ取り早くアメリカ、オーストラリアに出てしまうのもいいかもしれませんね。錦織選手みたいに。IMGアカデミーで奨学金を取れるぐらいの選手が高橋氏門下生から出たらと夢想してしまいます。

[2] mixiユーザー 08月18日 22:29

>>[1] ミスターさん

我々にはもうチャンスはないので、若者に
夢を託すしかないですね。

そのうち夢が見られると思いますよ
乞うご期待です。

[3] mixiユーザー 02月12日 11:43

鎖国のない、縦割りの少ない韓国勢が世界の上位

韓国は国の方針でゴルフが日本よりも待遇されていると聞きます。
特に女子は世界のランキングトップ５０人のうち半分近くが韓国人
選手です。

鎖国癖のある日本はどうしても師弟関係だの、伝統だのを利用し
指導と言う名で後輩を管理し、世界との遅れを認めようとしません。

ガラ系は色々と進化し発展しているのですが、世界の進化にはとて
も追いついて行けません。

いつになったら日本も韓国のように素直に真似ができないのでしょ
うか。

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