バーチャル・ゴルフ教室コミュのタバタナキットの打法

実に美しいタイガー打法の教科書通りのスイングです。

テイクバックは腰と肩を同時に始動させ、P2で腰を止めてワインディング、
トップはぶつけずにヨジリからの踏みつけ（右足の母指球で足首を外旋さ
せながら挟みに繋げる）直後の左腰の引き、スライド、回転、左膝伸ばし、
左脚の蹴りを同時に行い、全てスクエアで仕上げています。

リズムもテンポもタイガーウッズの復帰後のゆったりとした振り方で、レイ
トコックやそれぞれのパワーも３～４割で抑えている事でバランス良く、し
かもHSが上がる振り方をしています。

動画の最後のスイングは右脚が滑っていますが、これはタイガーが滑らせる
のとは違い、右足の踏みつけ時に重心移動の位置がずれたためで、これは
再現性の問題もありますが、後ろ向きのお辞儀が少ないために踏みつけが少
なく、体重が一瞬、十分に右足に乗っていない事が分かります。

タイガーウッズが右足を滑られるのは左脚の蹴りの後の右脚の蹴りで、特に
Ｓ＆Ｔ打法で良く滑らせていました。
これは左一軸系の打法なので右足に体重が乗っておらず、蹴る打法ではない
のに蹴りの癖が抜けずに蹴り、この蹴りが組み込めない事で飛距離がメジャ
ーには足りない事でもとの打法に戻したようです。

また、タイガーもそうなのですが、前傾角度が番手の流れに合っておらず、
これも再現性を妨げる原因になるかと思われます。

体格にも恵まれ、ヤニーツェンやジュタヌガンと言う世界トップクラスの先
輩などがとても良い影響をしているかと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=1JMXy4YqOHk