ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

バーチャル・ゴルフ教室コミュの自分に合った速度でスイング

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スイング速度は人によって様々です。
プロでもゆっくり振る人から超高速な人まで
色々といるので迷っている人が大勢います。

アマチュアを教えるインストラクター達はまずゆっくりと振ることを勧めます。
これは速く振ると自分がどう振っているか分からないからです。

速度の速い選手としてはミッシェルウィーやザックジョンソンなどがいますが
日本のアマチュアがそれだけを真似して速く振るようになっています。

ところが基本動作ができておらず、軸や軌道がブレているので
とても奇怪な動きに見える人を良く見かけます。

速く振れば世界レベルの選手に近づいたと思うのは大間違いで
そこだけ真似ても何の意味もありません。

スイングは全身を使ったバランスの良い動作とタイミングで
ヘッドスピードとパワーによって飛距離を出します。
スイング速度とヘッドスピードは違います。

スイング速度とは手の速度で、ヘッドスピードとはヘッドの速さです。
みなさん、手の速度を上げるとヘッドも上がると思われているのですが
実は途中からは相反することがあるのです。

マキロイは320Yほど跳ばすのですが、スイング速度はさほどではありません。
ザックジョンソンはとても速度が速いのですが、290Yほどしか出ません。
では、何が違うのでしょうか?

それは打法です。
打法が違えばリズムやテンポが違います。
リズムとはテイクバックの時間、切り返しの時間、ダウンスイングの時間と
それぞれのパートでの時間の長さの組み合わせのことであり
テンポとは全体の速度をいいます。

ザックジョンソンのスタック・アンド・ティルトは超高速なのですが
これはワインディングと言って腰を止めたまま上半身を勢いを付けて捻り上げ
その反動で切り返す打法です。

これによってトップで止まっていられないほど捻り上げているために
切り返しが速いのです。
したがってワンツーですぐに下ろしてしまいます。

これは胴体が最高に張ったままなのでブレが少なく
ミート率が良いのですが、下半身を使う時間がないので飛距離が出ません。

タイガーウッズが元の打法に戻していますが
動画を比べると切り返しの時間が全く違うので
打法自体のリズムが違っていることが良く分かります。

世界の打法は全体的にワインディングが重視されていますので速く
体の張りを使って捻り上げの反発力を利用し
軸や軌道のブレを防ぐ打法に進化しているのですが
日本の主流はオーソドックスな打法を速くしています。

ゆったりと安全に振るか、固定してブレをなくして振るかの
コンセプト自体がすでに時代とともに変わってしまっているのですが
オーソドックスな打法で速く振ると、その速度に対応できないフォームなので
かなりの熟練が必要となってきます。

例えばクラシカルなインサイドイン打法はショルダープレインが
ほぼ水平に回ります。
ところがトップの位置が高いので、手は縦ぶり、肩は横振りになり
そのまま速度を上げると遠心力でヘッドは外回りするために
ヒール引っ掛けになります。

また、クラシカルなインサイドインのまま速度を上げると
遠心力でアームシャフト角が伸びるので
リリースが早くなってダフることもあります。

打法により、それぞれに合った速度があり
日本の主流となっている昔の打法は、ゆっくりと振らなければなりません。

また、モダンスイングを習得しているゴルファーは
途中で確認のために速く振ってしっかりと軌道がブレないかを診るのは大切ですが
速すぎてどう振ったか覚えていない速度では定着に時間が掛かってしまいます。

自分に合った速度とは、その打法による速度で振ることがまず第一なのですが
記憶にないくらい速く振ってしまうのは上達の妨げになることがあります。

今、どういうインパクトの形で振ったのか?
フルアンコックはしていたのか?
腰はちっかりと開いていたのか? など
インパクト時の状態が思い出せないほど速く振ってしまうのでは
練習の成果を半減させてしまいます。

基本動作を習得している最中は覚えていられる程度の速度で振り
全ての動きができたかどうかの確認をしながら徐々に速度を上げていくことが大切です。

したがって自分に合った速度とは、どう振ったかを覚えていられる速度、
(その速度は神経が発達すれば徐々に速くなっていきます)で振ることです。

ちなみに石川遼選手は体重移動と腰の開きだけで下半身はそれ以上使っていません。
この打法は武藤選手と同じ打法なのですが、武藤選手は
FWヒット率は日本では一番なのですが、飛距離のない選手です。

石川選手はこの打法でアメリカで300Y出そうとして無理な振り方をしているので
FWヒット率が悪く、飛距離も出ないまま伸び悩んでいるようです。

リゾートスイングやオーソドックスな打法では現在の世界には対抗できませんので
三軌道一面化した上で右脚の蹴りや腰の逆回転などの技術を加えて
全身の力で振るようにすれば、8割の力で飛距離も対抗できて
方向も安定するかと思います。

また、丸山茂樹選手もドライバーイプスだと自分で言っていますが
オーソドックスなインサイドイン打法で飛距離を出そうと高速で振っているがために
方向がやはり乱れてしまっているのではないでしょうか。

日本の選手が世界で通用しないというのは
世界の進化についていけず、新しい打法を取り入れようとしない体質や
技術を教える人がいないことが大きな原因のようです。

やはり飛距離を出すには、世界の主流である超高速に耐えられるだけの
21世紀のモダン打法を習得しましょう。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

バーチャル・ゴルフ教室 更新情報

バーチャル・ゴルフ教室のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング