幼稚園・保育園の求人・募集コミュの【mixiコラムより】寒くても連れだそう！冬でも子供を外で遊ばせることのメリットとは

寒い季節がやってくると、なかなか外で遊ぶ時間も減ってきます。なぜかって、寒いから風邪をひくといけないし…というお母さんがほとんどだからです。しかし、それでいいのでしょうか？冬だから、寒いからといって家の中でばかり遊んでいても、子供はつまらないものです。寒くたってなんだって子供は外で遊びたいのです。最近外で遊んでいる子供がめっきり減ってきています。これは、あまり良いことではないんです。寒い冬でも、外で遊ぶことによって、どのような良いことがあるのかを紹介したいと思います。

■ 冬に外で遊ぶメリット

◎ 体が丈夫になる

「外で遊んでいると寒いから風邪をひいてしまう」なんて思っているお母さん、そんなことはないですよ。子供はそんなに簡単に風邪をひきません。風邪をひく大半の理由は、子供の体の中に風邪のウイルスが侵入してしまうことだからです。極端にいえば外で遊ぶよりも、人が多い室内遊技場やショッピングモールのほうがウイルスをもらうことが多いので、風邪をひきやすいです。寒いから風邪をひくのは、よっぽど体が冷えたまま長時間過ごしたりしたときぐらいです。寒い地域に住んでいる人たちは、常に風邪をひいているのか？というと、そんなことはありませんよね。同じ人間だけれども、寒い地域に住んでいる人は、寒さに体が慣れています。なので、体が熱を作る力が暖かい地域の人と比べて強いのです。私たち人間の体は気温に合わせてきちんと対応する能力が備わっているのですね。

しかし、寒いからといって常に温かい室内だけで過ごしていると、熱を作る力はどんどん弱くなっていきます。なので、少し寒いところにいるだけでもすぐ風邪をひいたり、体調を崩してしまうのです。寒い寒いといって、子供を室内ばかりにいさせると、体はどんどん弱くなっていきます。寒くてもしっかりと外で遊ばせることで、子供の体は丈夫になっていきますよ。

◎ 日光に当たれる

冬は、お日様の出ている時間が夏に比べて短いです。さらに、晴れの日も少ないですね。しかし、ずっとお日様の光に当たらずに過ごすことは、子供の健康によくありません。日光に当たると、人間の体はメラトニンというホルモンを分泌します。このホルモンには、睡眠の質を高める効果があります。夜に質の高い睡眠ができることで、子供の成長に不可欠な成長ホルモンの分泌が盛んになり、さらに疲れをしっかりととることができます。疲れを次の日まで引きずらないので、免疫力が高くなり、元気で健康な体に成長していくのです。なので、冬場はお日様が出ている時間が外で遊ぶのに適した時間となります。少し温かくなった午前10時～午後3時がオススメの時間帯です。

◎ 夏よりも安全

外で遊ぶのは冬より夏のイメージが強いですが、実は外遊びのオススメは冬なんです。夏は、日差しや紫外線が強すぎるため、長時間外で遊ぶのは危険です。熱中症になってしまう可能性が非常に高いからです。その点、冬は寒いですし紫外線もそんなに強くありません。体を動かせば温かくなり、ちょうどよいですよね。また、公園などで遊ぶときも、夏は草が多かったり、ヘビや蜂などの危険な動物にも注意しなければなりません。しかし、冬は草もないし虫も出ませんよね。なので、思う存分いろんなところで遊ぶことができるのです。

◎ 冬ならではの遊びがある

冬の外は、子供の好奇心をかきたてるものがたくさんあります。お母さんが子供の頃を思い出してください。朝の登園・登校の時間には霜柱を踏んで歩いた記憶はありませんか？水槽の水が凍っていて、その氷を割ったりして遊びませんでしたか？雪が降ったり積もったりしたときは思う存分、外ではしゃぎませんでしたか？冬には冬にしか味わえない楽しみがたくさんありますよ。

■ おわりに

冬の外遊びには、たくさんのメリットと共に、子供が喜ぶことがたくさんあります。どれも大切な経験ですよね。これを「寒いから」という大人の都合でつぶしてしまうのは、少し悲しい気がしませんか？ぜひ、寒い中でも子どもと一緒にはしゃいでみてください。きっといい思い出になりますよ。

（著：nanapiユーザー・いかくん編集：nanapi編集部）

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