ハロウィン当日の10月31日、夕方頃に子どもたちはそれぞれお化けの格好をして近所の家々を回ります。そしてお決まりの言葉はもちろん、「Trick or Treat!(お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!)」これを聞いた大人たちは用意していたお菓子を渡し、「Happy Halloween!」と言ってさよならします。
◎ 由来
このトリック・オア・トリートの習慣には、「souling(ソウリング)」というヨーロッパの習慣が影響していると言われています。ソウリングとは、諸聖人の日の翌日である死者の日(All Souls' Day)に、仮面を被った子どもたちが、さまよえる霊魂たちのために、「ソウル・ケーキ」という干しぶどう入りの四角いパンを乞いながら渡り歩くといった風習です。ごちそうが何も差し出されないと、物乞い人や霊たちは、いたずらをしました。この習慣が今の「Trick or Treat」の元となっているようです。