Roberta Gambarini (vo) Cyrus Chestnut (p) Neil Swainson (b) Willie Jones III (ds)
1st Set 1) Come Rain Or Come Shine 2) Get Out Of Town 3) Poor Butterfly 4) No More Blues 5) Medley Pogy and Bess 6) That Old Magic 7) ??? 8) Jam 9) You Don't Know What Love Is 10) Lover Come Back To Me
2nd Set 11) Easy to Love 12) In Your Own Sweet Way 13) If You Could See Me Now 14) On The Sunny Side Of Street 15) Lush Life 16) It Don't Mean a Thing If It Ain't Got That Swing 17) Oh, God who is avoce there,,,, 18) You are my central piece 19) Theme of Cinema Paradiso You Are Only My Passion
Encore My Love is only For You
去年この人のここでのコンサートを聞き逃している。 この日の午後、ネットのYouTubeで彼女がまだ10代のころ? Italian Vocal Emsamble としてイタリアでテレビ出演し、もう一人の女性とロリンズのセントトーマスのスキャットを猛烈な速さと高音で歌いきったのを見て納得した。 幼少のころから高音部の速いスキャットがずば抜けていたのだろう。 そしてその才能が開きまだ少女のの頃からイタリアのクラブでジャズをものし、数々の賞をとりアメリカに渡り、そこで花咲いたのだそうだ。 米Downbeat誌での「もっと評価されてしかるべき歌手部門」の第一位だったらしい。
彼女のCD, Easy to Love ではしっかりした歌唱を繰り広げ、その選曲とともに安定感は抜群だ。 かすかに紗のかかった中音部でのバラードとその語りかける歌唱はジャズヴォーカルの王道で、彼女のゴージャズな歌のフレージングの各所にこの50年ほどのジャズヴォーカルの歌姫たちが覗き、女性ジャズヴォーカルを好んで聞く者をあちらこちらでにやりとさせるようでもある。