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CLUB KEIBA 関東コミュのエイシンが強かったわけじゃない

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 4コーナーを回って直線を向いたとき、最も「勝てる!」と思ったのは、ローズキングダムの後藤浩輝騎手ではなかったか。

 5月30日、ダービーの話だ。

 スタミナ勝負なら分は悪いが、切れ味勝負なら負けない……。レース前は、きっとそう思っていたはずだし、まさにその想定にどんピシャの流れになったからだ。

 1000m通過が61秒6というスローペース。でも、その程度ならよくあることで、その流れをさらに“どスロー”にしたのは、そのあとの3ハロン。なんと、13秒5-13秒1-12秒9という驚くほどの遅さなのだ。

“アフターダービー(=レース後の反省会)”で「あのスローの正体は?」という話になったが、答えは前半の1000m以上に、そのあとの3ハロンにあったということだった。

 つまり、今年のダービーは、競馬用語でよく言う「スローのよ〜いドン!」というタイプの典型的な勝負になったということだ。

 こういうとき、最も力を発揮するのは、いわゆるマイラータイプ。勝負を最後の「切れ味比べ」に持ち込みたい馬たちだ。

 その点で、2歳チャンプで、中山のマイルで他を寄せつけない強さを発揮したローズキングダムには「一日の長」があった。けれども、彼にも鞍上の後藤騎手にとっても不運だったのは、さらにもうひとり、その流れを完全に読み切っていたジョッキーがいたということだ。

 それが、勝ったエイシンフラッシュの内田博幸騎手。

 出走全17頭中で、最後の3ハロンで32秒台を記録したのはローズキングダムとエイシンフラッシュのみ。しかも、コンマ2秒、エイシンのほうが速い。だから「切れ味比べ」で、エイシンのほうが上だったという見方もできるが、筆者には、それ以上に、その差は、目標にされる側とした側の差だったように思える。

 同時に、勝負勘という点で、その差は、内田騎手と後藤騎手のGI勝ちの差とも思えるが、どうだろうか。

 ローズキングダムは、母ローズバドから距離が持つ背景はあったものの、本質的にはマイラーだし、エイシンフラッシュも、父キングズベストは英2000ギニーを制したマイラー。ペルーサの出遅れという予期せぬ事態はあったにせよ、やはり、今年は、マイラーのダービーだったということだ。

 ただ、そう考えると、いかにも残念なのは、ダノンシャンティの直前回避。

 彼は、NHKマイルを1分31秒4という驚異的なレコードタイムで勝った。現3歳世代で、最強のマイラーがこの馬であるのは、誰もが認めるところだ。

 競馬に“タラレバ”は禁物だが、その彼が、マイラーの「切れ味比べ」になった今年のダービーに出ていたらどうなったか……。NHKマイルを見て「ダービーを勝つのはこの馬」と信じたファンの、それは共通の思いであるに違いない。

「史上最強のダービー」といわれながら、人気を分けた“2強”はヴィクトワールピサが3着を確保するのがやっと。次の注目は、この秋、彼らの巻き返しがなるかだ。

引用:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100601-00000302-sportiva-horse

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