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銀の鍵コミュのレベッカ・ホルン:静かな叛乱 鴉と鯨の対話

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東京都現代美術館で開催されたレベッカ・ホルンの個展を観てきました。

ミシェル・カルージュが近代の神話だと言う「独身者の機械」を思わせる、『ジェイムズ・ジョイスのためのヌーグル・ドーム』ではLOVEとHATEは同様にナイフであり、一対の機械を構成する。

ペソアやツェランなどの現代文学にインスパイアされて、「書くこと」は刻み付けられ記憶されるべきことではなく、むしろ水面に一瞬の多様な波紋を残して消え去っていくのではないか?という問題系を表現したインスタレーション。

羽や角をまとったり、鉛筆を顔面や指先に装着する初期のパフォーマンスについて思い出されるのは、
ホルンが創作活動を始めたのはマクルーハンがメディア論を展開し始めた直後で、彼は新しいメディアテクノロジーは身体機能を拡張すると考えたということです。
それは同時に、
20世紀初頭のシュルレアリスムから60年代のカウンターカルチャーまで実践されてきた身体感覚の変容、問い直しの作業であり、コミュニケーションを回復し身体感覚を取り戻すという意味での個人的なセラピーであり、動物の身体感覚やその即自的生をシミュレートすることなのです。


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