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演劇倶楽部コミュの5月公演ともに戦って頂ける仲間を募集!

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はじめまして。
当方、劇団YAX直線と申します。

只今、次回公演の力になって頂ける同志、戦友を大募集しております!


劇団YAX直線 第11回本公演
『ハネ品レジスタンス〜Weekers win by all〜』

 とある地方都市にあるフリースクール「こいのぼり」

 フリースクールとは主に不登校の子供の受け皿として、その学習権の保障や安心してすごせる居場所を提供する施設。または通信制高校での学習をサポートするサポート校など、不登校の子供を対象とした既存の学校とは異なる機関、施設の総称。

 多くの場合、行政等からの公的支援は期待できずNPO法人や個人の私財によって経営されており、スタッフもボランティアが主体であり、不況下にあってはその運営は困難となっている。

 そんな中、何とかかんとか地元商店街などの協力もあり、運営されている「こいのぼり」には様々な事情で学校に通えなかった、境遇も年齢も異なる生徒達がそれぞれのペースで勉強していた…ここに来たから楽しくなった、というわけでもなく。やっぱり心のつらさや違和感や「学校」の頃への恨みも抱えたまま。

 自分たちは「ハネ品」であるという自嘲や自虐を抱えたまま。

 ハネ品…は、農作物を出荷する際ベルトコンベア上での選別作業で「売り物にならない」と弾かれ落とされていく品。形が悪い。色が悪い。傷がついている…味や栄養素に変わりはなくても。

 自由や個性を尊重してきたはずの「ゆとり教育」でさえ、彼ら彼女ら「ハネ品」を生み出すことをやめなかった。一人一人違う個性があるんだ、みんな平等だ、自由だ、「こども人権条約だ」と…してきたはずなのに。

 ある一つの「規格」にそぐわないものは弾かれてしまった。

 時に学級崩壊をも引き起こすほどの過度の「自由」を尊重してきたはずが、逆に没個性化を加速させている。ちょっと変わったことを言えばネットでも炎上させられ、叩かれ、そして「KY」だの「空気読めない」だのといった新たな枠組みをも生んだ。個性尊重の雨を浴びてきたにも関わらず。

 それが何故なのか。誰が悪いのか。やっぱり弱い自分なのか。
 自問自答と愚痴と弱音と恨み言を繰り返しながら「こいのぼり」の日常は過ぎていく。

 物語はその生徒の一人コージと、友人のケンジロウ、ミツオを中心に、
 そしてある日赴任してきた元不良の熱血教師ヨシヒコの空回りを添えて進んでいく。

 愚痴と逆恨みばかりで、特に何ともない「ハネ品」ではない人たちから見れば、ただ単にウジウジしてるだけで非行動的で非生産的な、1?も同情できないコージたちだが。どっちかと言えばヨシヒコに同情し応援したくなるような構図だが。

 しかし世は美談ばかりじゃないはずだ。いじめや不登校を克服し強くなった強者ばかりじゃないはずだ。どっかでこうやってスネ続けてる人もいるはずだ。

 ただ、かと言って絶望一辺倒ではない。そこに「いる」限り、普通よりは乏しくても、何か希望があるはずだ。どっかで一度でも喝采を浴びて、誰かの笑顔を導けるはずだ。

 いきなり突拍子もない例えだが、素戔嗚尊(スサノオノミコト)にはなれなくても、天手力男神(アメノタヂカラオ)や天宇受賣命(アメノウズメ)にはなれるかもしれない。なれるというか、その役割は果たせるかもしれない。

 スサノオノミコトは八岐大蛇を倒した荒ぶる英雄で格好良い。しかし、天照大神にちょっと興味を持たせたのはアメノウズメの猛烈な踊りであり、岩戸を力任せに開いたのはアメノタヂカラオであり、もしかしたら世界を光で照らした主役は彼らかもしれない。

 同じように。ヒーローにはなれなくても、世界をとは言わず、どこかの誰かでも、光で照らすことは出来ないか。もし自分の時にそれがあれば、きっと勇気が湧いただろうというような。

 誤解を恐れず言えば「被害者になりきれない弱者」を、薄ぼんやりと描いてきた劇団YAX直線による社会派青春群像劇!
 シリアスなテーマを良い意味でシリアスになり過ぎず、時事ネタやモノマネや少年漫画のノリを織り交ぜながら、劇中コントやアイドルの振りコピやプロレスを取り入れながら、しかし最後は熱くウザく、ほんのり希望が灯るように今回も描いていきます。

 芝居は世界を救わない、ただ、誰かを救う。

 そう、少しでも思ってもらえるように、時に無力であるような芝居の力を、やっぱり芝居を通じて描いていこうと思ってます。


☆公演日程

2012年5月17日(木)〜20日(日)
※16日(水)は仕込み(公演準備日)になります。
計7回公演です。


☆公演会場

遊空間がざびぃ(http://www.gazavie.com/
※JR西荻窪駅 徒歩10分


☆稽古(練習)の日程

3月8日(木)
ワークショップ

3月15日(木)
顔合わせ

以降、毎週火・木・土・日曜。
18時〜22時
※本番2週間前からの土日は13時〜22時

小屋入り一週間前の5月8日(火)〜15日(火)までは連日
(平日は18時〜、土日および14・15日は13時〜)

土日は西新宿のスタジオ
平日は板橋区もしくは杉並区の公共施設にて

※欠席、遅刻、早退は事前に申請して頂ければ最大限考慮します。

☆募集人員

男女若干名

☆チケットノルマについて

チケット1枚2000円×15枚=30000円

※16枚目以降は1000円バック。
 21枚目以降は全額バック。


経験、年齢、性別、国籍、動機、など、全て不問です!
お気軽にお問い合わせ、ご質問下さい!

・活動や参加形態への質問
・作風を知るために過去の作品が見たい
・もっと詳しく話を聞いてみたい
・ワークショップ等に参加してみたい

 …等等、何でもお聞き下さい!

*劇団YAX直線とは…*

 今年で結成7年目。
二松学舎大学文学部中国文学科出身、大川興業の「大川大学校」の1期生としてお笑い全般を、北区つかこうへい劇団の「戯曲作法塾」9期生として作・演出を学んできた主宰・原ゆうやを中心とした団体です。
 「インチキ」「ファンタジー・バカ」「本気のバカは美しい」をモットーに、熱く、ウザい、舞台表現ならではの「そこにある」「そこにいる」魅力を追求して、汗が飛び散る、感情の波とメッセージがモロに伝わるような、そんな芝居、演劇を目指しております。

 「インチキ」とは、TVドラマにある"美男美女と大物俳優しかいない世界"ではなく、格好悪くグダグダな所もありながら必死に生き、ちょっとしたドラマの主人公になる…ということを端的に示した、格好つけない(つけられない)格好良さの表現です。

 また、芸術は一つの社会の「鏡」と認識しております。鏡に映る虚像は何かの実像である、つまりは社会批判・風刺の要素が必要だと考えています。
堅苦しくもなく、あからさまでもなく、社会問題・時事問題を取り込んだテーマを根底に忍ばせた作品創りをしております。

ともに面白く、熱い、社会派な作品を創りましょう!
素敵な出会いがあることを楽しみにしております。

ご興味、ご関心が少しでもございましたら、お気軽にメッセージお寄せください!

長々失礼致しました。最後までお読み頂きありがとうございました!

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