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オプション取引ログコミュのSep. 2011

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満月 9/6 Gold
ヨーロッパの公的債務の問題と世界的な成長懸念が、金属の保有する魅力を高めた為、金は1オンス1,920ドルを上回って、先週金曜を超えて新高値更新。

中心限月先物 1890.2 HV 0.35 HV-RSI 95

維持ポジションは、コンバージョン、ネイキッド・ショート・プット、RCストラングル(リバース・カレンダ・ストラングル)と、かなり厚い。
極限まで高められたボラティリティに逆張りの思惑でRCストラングルを仕掛ける。
更に枚数は、通常よりも多めで勝負に撃って出た。

Tactics Code C1/P-1 Strike Sell1/Buy-1 Premium Time IV
RC.Strangle #2 YGV11-2010C 1 2,010 -1 21.6 0.06 0.35
RC.Strangle #2 YGV11-1805P -1 1,805 -1 20.3 0.06 0.30
RC.Strangle #2 YGX11-2010C 1 2,010 1 39.0 0.14 0.30
RC.Strangle #2 YGX11-1805P -1 1,805 1 45.8 0.14 0.30

Net Δ 0.1543
Net Λ -1,078

ベガに対するネガティブなエクスポージャが大きい。
ネットのプレミアム収益は、42.9ドル。リスクを取った分、リターンも大きい。



ドル袋 9/9 EuroFx
9月限オプションのsettlement day.

ドル袋 9/12 EuroFx
ユーロ圏のアウトルックは弱気。ECBにより金利1.50パーセント維持後、米ドルはユーロに対して高値をつけた。
オバマ大統領の演説により雇用対策の中期展望が示されたが、打ち消された。ギリシャはデフォルト目前となり、ユーロ圏離脱の可能性もある。これによりリスク・アピタイトが消えた。ヨーロッパの銀行株やリスク資産から資金が流出した。

当限: 1.362 HV: 0.12 HV-RSI: 40

やや低ボラ。思惑するには中途半端な相場なので仕掛けずにヘッジをかけるだけにした。
アイアン・コンドルの全部とスプレッドの期近の片足がエクスパイア。
残った期先の片足のプットにヘッジをかけて、バーティカル・スプレッドとする。コールはネイキッド・ショートで放置。

Tactics Code C1/P-1 Strike Sell1/Buy-1 Premium Time IV
Naked short (RC.Strangle #2 Y2V11-1515C 1 1.515 1 0.00330 0.07 0.12
Virt.sprd. (RC.sprd. Y2V11-1300P -1 1.300 1 0.00460 0.07 0.16
Virt.sprd. (RC.Strangle #2 Y2V11-1295P -1 1.295 1 0.00460 0.07 0.17
Virt.sprd. Y2V11-1285P -1 1.285 -1 0.00660 0.07 0.22

ネットのプレミアム損益は、+0.0059で黒字。
Net Δ 0.11
Net Λ -0.06



新月 9/15 NYMEX Light sweet crude oil
米国経済指標(将来のインフレ率増加予測)が好感され、金銀に下押しがかかる中、原油はS&P500に連れ高。

原油相場、初挑戦。

中心限月先物 89.35 HV 0.33 HV-RSI 12.2

他の相場に比べれば強烈なHVの値ではあるが、RSIで判断する分には、かなりの低ボラに見える。
よってボラティリティに強くポジティブなポジションを建てる。
戦術は、カレンダ・ストラングルである。しかも、より強気に大目の枚数で仕掛けた。

Tactics Code C1/P-1 Strike Sell1/Buy-1 Premium Time IV
Cal.Strangle YCX11-9850C 1 98.50 1 0.75 0.09 0.33
Cal.Strangle YCZ11-9850C 1 98.50 -1 2.33 0.17 0.38
Cal.Strangle YCX11-8000P -1 80.00 1 1.39 0.09 0.46
Cal.Strangle YCZ11-8000P -1 80.00 -1 2.81 0.17 0.47

ネットのプレミアム損失は、-3.00
Net Δ -0.3740
Net Λ -27

初挑戦の相場に対して、新兵器で戦に臨んだことで、誤算が生じた。
コール、プットの翼の期先と期近の比率に問題があることに後で気が付いた。
期近を1として、期先と比で表すと、以下のようになる。
コール 1 : 3.1
プット 1 : 2.0
期近のIVが余りにも低すぎる。いびつな相場となっている。
カレンダ・スプレッドで利益を上げるためには、期近のIVが高く時間価値がはがれることを狙うのがセオリーだ。
このまま期近のsettlementを迎えても、利益確保は難しくなる。
甘んじて損失を受け入れるか、このいびつな歪みを逆手に取ってリバース・カレンダ・ストラングルに転換するか。利益を確保するためには後者しかない。
やみくもにスプレッドを狙っても利益には結びつかない。
注意不足だったが、良い教訓となった。




チケット 9/16 E-mini S&P500
9月限のsettlement day.

チケット 9/19 E-mini S&P500
ギリシャのための緊急援助パッケージが、そのデフォルト回避に不十分という新しい懸念の中、株式市場は月曜日、下落。下落幅はウォール街の月内最高だった先週に続く。
緊急援助パッケージにより10月までギリシャへの緊急資金の新しい分割払い込み金の認可を延期すると、欧州金融当局は、先週、金曜日に発言した。投資家は、同国が負債を払うことができると貸手に信じさせることができなくなることを警戒している。

先物当限 1,184.25
HV 0.29 HV/σ -2

これまで、HVの評価はテクニカル分析手法のRSIを用いて評価していた。
この方法の欠点として、中間値50を境界として下限0から上限100までの値を直観的に判断する必要があり、いわゆる、だましに引っかかる危険性が高くなる。
もっと統計的な評価手法が、オプション・トレーダの採るべき手法だ。
なので、HVの離散データの確率平均平均と標準偏差を求め、平均から標準偏差の乖離が、どの程度あるかを評価基準とすることにした。
これにより、以下の統計的な五段階評価が可能となる。

+2 極めて高いボラティリティ
+1 高いボラティリティ
0 平均的なボラティリティ
-1 低いボラティリティ
-2 極めて低いボラティリティ

特に、どちらに転ぶか、わからない平均値近辺の場合は、無理な仕掛けをせずに静観を決め込むことにした。
休むも相場。
強行軍は必ず敗れる。

S&P500のHV/σは-2と、かなりの低ボラと判断する。
ボラティリティに対して、よりポジティブなポジションを建てる。
原油に続き、枚数を大目にしたカレンダ・ストラングル戦術を採用する。

既存のリバーサル、ネイキッド・ショート・コール、カレンダ・スプレッドの期近足がエクスパイアした。
カレンダ・スプレッドの残った期先足のロング・プットESV11-1125Pは、-0.92σという微妙なところに位置しており、ちょっと迷ったものの、0 〜 -1σ以内ということで、バタフライに変化させることにした。
ショート・コールESV11-1225Cは+0.63σで、やや危険水域のため、+1σの位置のESX11-1250Cを買ってヘッジ・ポジションとしてダイアゴナル・スプレッドに変化させた。

Tactics Code C1/P-1 権利行使価格 Sell1/Buy-1 プレミアム 残存期間 IV Naked (RC.Strangle #2 ESV11-1015P -1 1,015 1 28.50 0.09 0.43
Butterfly (Cal.sprd. ESV11-1125P -1 1,125 -1 36.00 0.09 0.32
Butterfly ESV11-1120P -1 1,120 1 23.50 0.09 0.36
Butterfly ESV11-1115P -1 1,115 -1 22.75 0.09 0.37
Diagonal sprd. (RC.Strangle #2 ESV11-1225C 1 1,225 1 15.75 0.09 0.25
Diagonal sprd. ESX11-1250C 1 1,250 -1 25.75 0.09 0.36

Cal.Strangle ESV11-1250C 1 1,250 1 13.25 0.09 0.26
Cal.Strangle ESX11-1250C 1 1,250 -1 26.00 0.16 0.27
Cal.Strangle ESV11-1120P -1 1,120 1 24.00 0.09 0.37
Cal.Strangle ESX11-1120P -1 1,120 -1 37.75 0.16 0.35

ネットのプレミアム損益は、-27.75と軽微な損失。

Net Δ 0.23
Net Λ 86.21

デルタもベガも両方ポジティブなポジションとなった。
原油と同様にカレンダ・ストラングルだが、こちらは期近のIVが、やや高く、カレンダ・スプレッド向きの相場だと言える。着実に利益を上げることができそうだ。



満月 9/27 Gold
10月限のsettlement day.

満月 9/28 Gold
金先物12月限は、Comexで、1オンスにつき1,650ドル。2.50ドル下がった。
「ショーウィンドーの装飾」が市場を支配するかのように、金取引は短期間に様相を変える。一部のファンドマネージャーは金のような安全資産を買うことを強制されるか、利益を出すことを強制される。これまで好調だった金を活用した結果は、方向性の欠如とボラティリティの増大となった。

中心限月先物 1647.1 HV 0.33 HV/σ 0.0

9/6時点では1890.2ドルもあった金相場は投げ売りで暴落して見る影もない。
これが金相場の恐ろしさだ。
大きく枚数をかけていたリバース・カレンダ・スプレッドのプット側の翼のリバース・カレンダ・スプレッドの期近ロングがエクササイズされてショート先物にアサインされた。
プットは安泰だと思い込んでいただけに、思惑ハズレも良いところ。
しかしながら、強烈な相場変動がかえって幸いして、非常に手堅いポジションに変化させることができるようになった。
惜しむらくは、かなりの枚数の先物にアサインされることになったため維持証拠金が枯渇してきたことだ。
もっと潤沢な軍資金があれば、何のリスクもないのだが、こればかりは是非もない。
減玉することを決断した。
ITMショート・プットYGX11-1685Pをクローズして、同じ枚数分のショート先物もクローズした。
これにより必要証拠金が軽減された。

Tactics Code C1/P-1 Strike Sell1/Buy-1 Premium Time IV
Covered Put GCV11 -1 1,805.00
Naked (RC.Strangle YGX11-1925C 1 1,925 1 38.1 0.08 0.30
Covered Put (RC.Strangle #2 YGX11-1805P -1 1,805 1 39.0 0.08 0.30
Naked (RC.Strangle #2 YGX11-2010C 1 2,010 1 45.8 0.08 0.30

Net Δ -0.5640
Net Λ -398

Deep ITMとなったため、いずれもネイキッド・ショート・オプションのままとした。
よって先物との合成ポジションは、カバード・プットとなる。

ショート先物にアサインされることになった期近足ロングYGV11-1685Pのオープンは-28.5のデビット。
Deep ITMとなったYGX11-1685Pのオープン・プライスは42.70。73.70でクローズ。-31のロス
ショート先物のオープン・プライスは1720.00。1654.60でクローズ。65.4のプロフィット。
ネットで5.9の微々たる収益となった。てっきりやられたものと思っただけに、これは意外だった。

9月は金相場が天国から地獄という感じだった。
先物にアサインされた後、オプションとの合成ポジションによるヘッジにより、理論上ほとんど無リスクなはずなのに、SPAN計算にヘッジが反映されていないことに疑問を感じるが、是非もなしというものだろう。
残念である。


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