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7days,7flowersコミュの通過させるカラダ

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やっと帰ってくれた、と思う。
同時に、吐き気のこみ上げるようなさみしさが全身を冷やす。
目眩がしてベッドに倒れこんだ。
さっきまであの男がくるまり、体液を染み込ませたであろうシーツと薄いかけ布団。
目の前に陰毛を見つけ、つまんでゴミ箱に捨てる。
行為の後はどこのものやらわからない毛がたくさん散乱している。

男と会うのは2度目だった。
初対面の印象では善良そうだ、と思ったし、実際に彼は善い人だった。
2回目の逢瀬にして、夜中に体調を崩した私のためにバイクを走らせてご飯を調達してくれるくらいには。

単純に体温に惹かれただけだった。
肉付きが良いが決して太ってはいないその体は体温が高そうに見えた。
冬空を飛ぶ小鳥がしばし休憩にくるまる木のうろを探すのと同じことだった。

男のセックスは、その若さに似合わず丁寧で執拗だった。
首筋を丹念に舐め上げた後、ゆっくりと脇から乳房、乳首を愛撫し、乳首だけで何度も達する私を見てから満足したようにぐしょぐしょの秘部に手を伸ばした。

人によってやり方は違うものだし、その体を構成する部品も全く違う。
行為の間中、私は比較したり、胸の内で名前を呼んだり、目を閉じて想像することを忘れなかった。

私が耳への愛撫で達するのはあの人の声や吐息に感じるからであるとか、あの人の指の細さは私の溝にちょうど良いとか、あの人のでっぱりは私の奥の長さにきちんと届くんだとか、そういったことが他人とのセックスで判明したことだった。

善良な浮気相手が帰った後、私は近所のスーパーに出向き大量の菓子類を買い込んできた。愛に触れられることと甘い食べ物を体内に入れることはよく似ている。ただし白い砂糖は体を冷やすらしいから、愛を動機とせずに体を重ねることとと似たようなものだろう。

白い空、
暗い筋の小説、
土曜日、
いやにさみしげな蝉の声

行為の後に何の罪悪感も無かったのは、それがまるで違う種類のことだったからだ。
独占欲の強いあなたは丸ごとの私を手に入れなければ満足ではないのだろうけど、女の体は男を通過させていくことができるんだよ。

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