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just do it(仮)2011.01.29更新コミュの【西浦希美の作品集】温灰(ぬくばい)〜オクラホマの奇蹟(※2010年 第9回「北区 内田康夫ミステリー文学賞」応募作)

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212010年09月27日 15:48
のん



今回応募した作品は、送付後になり、印刷文章の中の大切な部分の脱落箇所があり、選外になったことを自ら確信しまして・・・。
せめて、ここのみなさんに、「あらすじ」だけでも見ていただこうと思いまして。

作品は事件性のミステリーではなく、「奇蹟」ということに焦点を置き、スピリチュアル・霊媒・チャネリングというところにスポットを当てました。
また、レアな「脳死移植」もテーマの一部となっています。
では・・・・


   第九回「北区内田康夫ミステリー文学賞」応募作品


 温灰〜オクラホマの奇蹟          あらすじ   西浦希美


 東京都北区旧古河庭園に咲く「オクラホマ」のバラの前で偶然に会った三人

は、みんな心に五月二十四日という日を特別な日として抱えていた。 ここの庭

師・横山修三の孫は五年前、この庭園のオクラホマの根元で殺された。


 子供を殺されて自暴自棄になった修三の息子は五年前の五月二十四日に飲酒運

転の末、相手の女性が死亡する事故を起こして服役している。


 その被害者、咲の恋人・東城武志は事故前にプロポーズをした場所、このオク

ラホマを懐かしむために恋人・咲の命日には必ず庭園にやってくる。


 そして、事故から五年後の五月二十四日。庭園の近くを偶然通りかかった砂川

杏子もオクラホマに導かれるようにやってきた。


 その年のその日、五月二十四日。三人とも、裏にある真実を知る由もなく出会

った。


 修三と武志は話しをしていくうちに、咲を酒酔い運転で殺したのが、修三の息

子であることを知る。


 一方、武志は咲がドナーになったことを話すと、そこにいた杏子が、咲の亡く

なった同じ日に脳死移植をしたという偶然も知ることとなる。


 もしかしたら、杏子のドナーは咲ではないかと思い、武志と杏子はその事実を

確かめようとして、ある作戦を考える。


 結果、咲の実家で、咲がドナー・杏子はレシピエントであることを確信するの

だが、そこにはもう一つの隠されていた真実が存在した。


 それは杏子が、咲の母親が産んだ双子の一人であることだった。


つまりは、杏子に献体移植された臓器が双子の姉、咲の臓器であったというわけだ。


 里子に出されていた杏子は、祖母が霊媒師であることから、その能力を引き継

いでいて、咲の家にいた自分の幼いころの記憶を次々と話し出す。


 そんな出会いから一年が過ぎ、武志と杏子は咲が死んだ事故現場にいた。胸に

咲の灰を下げている武志へ、杏子に降霊した咲は、妹の杏子と人生を歩めと伝え

る。


そして武志と杏子は手探りの愛を始めようと決心する。







というものですが、本当は自分でも、これはミステリーじゃないっ!ということに気づいています。

あらすじにしてしまうとさらっとしてしまいますが、「泣かせ」をふんだんに取り入れてはいます。
とはいえ、一次選考は「あらすじ」なので、審査員が「読みたい」と思うにはあまりにも駄作であるように思います。







【管理人註】
のんさんに【西浦希美の作品集03】詩・エッセイ・コラムのトピックに投稿して頂きましたが、こちらのトピックの方が相応しいと思い、管理人が転記致しました。


このあらすじに関するご意見、ご感想は、このトピックのコメント欄にお願い致します。

(管理人リッキィ)

コメント(4)


私はこの賞の受賞作を一つも読んだことがないので、どの程度のミステリー度が求められているのかはわかりません。

あらすじだけ読むと確かに単に「boy meets girl」の話に見えますね。
このストーリーでは、修三の孫と息子、必要なくないですか?

でも、武志と咲と杏子のラブストーリーと思えば、なかなかロマンチックで、好きな人は好きかも。
霊媒師や幽霊は安直な気もしなくないです。
設定やストーリーテリングなどで説得力が出てれば良いんですけどね。
これは本編を読んでみないとわかりませんね。

本編での泣かせる文章も読んでみたいな。
それが審査員の心を動かせればいいですね。

あらすじだけだと、ストーリーしか判断材料がないけど、小説の魅力はそれだけじゃないと思うので、やっぱり本編を読んでみないとわかんないなあ。

ちなみに、下読みさんはあらすじだけじゃなく、ちゃんと本編も最後まで読むそうですよ。
ただし、見込みの有る無しは最初の5ページくらいまででわかるそうです。
> リッキィ☆熱中症中さん



その最初の方に脱落行、完全なる失敗です。

実は修三さんも胸に殺された孫の陽菜ちゃんの灰を下げている。

ラストシーンでは、事故現場となった勝浦の四つ目のトンネルに三人が集まる。そこでは杏子が陽菜ちゃんとチャネリングをするシーンもあり、『陽菜はジィジといつも一緒にいるよ。またザリガニ捕りに行こうね。ランドセルを買ってくれるって言ったよね、ジィジ。陽菜はジィジが大好きだよ。』
そんなスピリチュアルな場面が出てきます。陽菜が灰になるまでの斎場での悲しいシーンは、盛り上げることができているような気がします。修三がオクラホマの手入れをするシーン。息子の犯罪を武志に謝るシーンも泣かせます。そういった意味で修三は大切な存在となっていきます。せがれは服役中だから出て来ませんが。

> のんさん

その陽菜ちゃんの灰のくだりが本編から抜け落ちたのですね?

送り直す前の原稿は抜けがなくても「規定違反」だったから、読まれずに失格かもしれませんが、送り直した方は、一応土俵には乗れるのだから、まだ落選とは決まっていませんよ。

そういえば、あらすじでも名前を間違えたとかいってましたけど、ここに載せてくださったのは、修正済みなんですよね?

読んでないからなんとも言えないけど、のんさんはミステリーより恋愛小説向きなのでは?

登場人物が若ければライトノベルもありかも?

以前に宝島社にも応募したとありましたが、「日本ラブストーリー大賞」ですか?

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