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テレビでサッカー観戦(採点つき)コミュのバレンシアvsサラゴサ

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リーガ・エスパニョーラ第21節
バレンシアCFvsレアル・サラゴサ
2006年1月29日@メスタージャ

前半46分:セルヒオ・ガルシア 0-1
後半19分:エヴェルトン 0-2
後半38分:クライフェルト 1-2
後半44分:アイマール 2-2

ここ最近、7勝2分のバレンシア。
対するサラゴサも、先日コパ・デル・レイで、ついにバルセロナの公式戦連勝記録をストップ。

好調なチーム同士の一戦。

バレンシアは、4-2-3-1。
サラゴサは、中盤がフラットな4-4-2。

試合は、バレンシアがボールをキープするものの、サラゴサの守備はかなりソリッド。
特にセンターハーフの2人とセンターバックの2人が構成する四角形が、とっても堅い。

バレンシアはビジャにボールが入らず、サイドのレゲイロとルフェテも、サラゴサの両SBにストップされる。

終始ボールを持ちながらも、シュートが打てないバレンシア。

そのまま前半が終わって後半立て直しかなー、と思ってたら、前半ロスタイムにサラゴサが先制。

バレンシアの両ボランチ、バラハとF・アウレリオの間をぬって、セラデスが中央のセルヒオ・ガルシアに当てる。
セルヒオ・ガルシアは、ワンタッチですぐ近くにいるD・ミリートに出し、D・ミリートもワンタッチでワンツーを返す。
GKカニサレスと一対一になったセルヒオ・ガルシアが、落ち着いて決めた。

バレンシアは、バラハとF・アウレリオが横並びになって、FWへのコースを空けてしまった。
(強引に結びつければ、出場停止のアルベルダ不在の影響か)
たとえパスを出されたとしても、バレンシアのセンターバックは、コースが限定されていたのだから、パスカットに出るべきだった。

まあともかく、バレンシアの細かいミスをついた、サラゴサ2トップの見事なコンビプレー。

後半、サラゴサは温存していたエヴェルトンを投入。
まさに、カウンター狙い。
サラゴサにとっては、プラン以上にでき過ぎた展開か。

サラゴサの守備の前に、相変わらずペースがつかめないバレンシアは、後半15分に2枚替え。
ミスタを入れて、2トップに。

しかし、サラゴサのカウンターの餌食に遭う。

左サイドでセルヒオ・ガルシアがアルビオルを抜き、中央のエヴェルトンへ。
ダビド・ナバーロのマークを外していたエヴェルトンが落ち着いて決め、0-2。

2トップにしても一向に組み立てられないバレンシアは、クライフェルトも入れ3トップ&パワープレー状態に。

だが、ここでサラゴサの歯車が狂い始める。

パワープレーに対抗すべくゴール前に人数を割き、中盤でのプレスが減り、最終ラインがずるずる後退してしまったのである。
さらに、カウンターを仕掛けても、エヴェルトンのフォローに行かない。

ほんとに引いた守備になってしまっていた。

そして、ヘネレロの退場が追い討ちをかける。
これでボールの出しどころへのプレッシャーも弱まる。

そんな流れの中、後半38分、左サイドからのアイマールのクロスをミスタが落とし、クライフェルトがダイレクトボレー!
ポストの内側ギリギリに当たって、一点差。
クライフェルトは、リーグ戦初ゴール。
さすが、難しいゴールは決める男。

この一点で、メスタージャは俄然盛り上がる。

放り込みまくるバレンシアに、耐えるサラゴサ。

そして後半44分、放り込んだボールをクライフェルトが後ろにそらし、そこにアイマールが頭で飛び込んで、同点!

てゆーか、なんでアイマールがそこに!?

それまでアイマールは、ひたすら中盤でのボールの運び役&放り込み役を果たしていたのだ。
その彼が、なぜこの場面でだけクライフェルトよりも前方にいたのか。
得点感覚、というだけでは片付けられない何かを感じてしまう。

劇的な展開に、試合終了時もメスタージャは拍手に包まれる。

それにしても、サラゴサの守り方は、「リードしてる時にこうやって守ってはいけません」というお手本のようだった。
あれだけ最終ラインが下がってしまっては、危険は増大する。

そもそも、前半の戦いぶりからして、サラゴサは決して褒められない。
なんか、イタリアのチームのような、勝利至上主義。

数年前に比べて、どうもリーガ・エスパニョーラはこういう戦い方が増えてきた気がする。

【ヴァレンシア】
GK:カニサレス:5.5
好セーブもあったが、ミスキックにガッカリすることも。
右SB:ミゲル:6
守備では速さと強さを見せるが、持ち味の攻撃面ではイマイチ。
右DF:アルビオル:5.5
落ち着いた対応は、とても才能を感じる。けど、抜かれたシーンは印象悪し。
左DF:ダビド・ナバーロ:5.5
やや不安定な部分あり。怪我人がいなければレギュラーは難しいか。
左SB:モレッティ(→後半15分OUT):5
試合にほとんど参加していなかった。攻撃参加のタイミングが悪い。
ボランチ:ファビオ・アウレリオ:5.5
ボランチもダメではないけど、やっぱり左SBに入ってからの方がすんなりプレイ。
ボランチ:バラハ:5.5
パスの選択肢は少なかっただろうが、効果的な組み立てができず。
右MF:ルフェテ(→後半30分OUT):4.5
クアルテロの前に沈黙。スピードも衰えたか。
トップ下:アイマール:6.5
懸命にボールには触れていた。同点弾は、劇的。
左MFレゲイロ(→後半15分OUT):5
トリッキーなプレーも突破に結びつかず。ようやく初めて抜いた後に、交代。
FW:ビジャ:4
彼が機能しないとバレンシアは機能しないことが分かった。

MF:ウーゴ・ヴィアナ(←後半15分IN):5.5
組み立てに意欲は見せていたが、結局は仕事できず。
FW:ミスタ(←後半15分IN):6
ほぼ空中戦ばっかりだったが、アシストは記録。
FW:クライフェルト(←後半30分IN):7.5
15分間で1得点1アシスト。文句なし。

【レアル・サラゴサ】
GK:セサル・サンチェス:6
好セーブあり。アイマールの得点は、ちょっと飛び出し過ぎたか。
右SB:ポンツィオ:6.5
前半ややファウルが多かったが、最後まで体を張っていた。
右DF:アルヴァロ:6.5
G・ミリートと堅固なセンターを築く。
左DF:ガブリエル・ミリート:7
とにかく強かった。パスカットの判断も良い。
左SB:クアルテロ(→後半30分OUT):6.5
サイドを突破されたことはほとんどなし。
右MF:オスカル:5
守備には役割を果たすが、攻撃は物足りない。
MF:セラデス:7
パスコースの切り方、素早いチェック、秀逸な働き。
MF:ヘネレロ(→後半37分退場):5
よくやっていたが、結果的に彼の退場は痛かった。
左MF:カニ:5.5
彼みたいなタレントは、守備偏重のチームにもったいない。
FW:セルヒオ・ガルシア(→後半22分OUT):7
ボールが来た少ない機会に、しっかり仕事を果たした。
FW:ディエゴ・ミリート(→後半0分OUT):5
輝いたのは先制点のアシスト時のみ。

FW:エヴェルトン(←後半0分IN):6.5
しっかり結果は残す。フォローがあればもっと面白かったのに。
MF:サパテル(←後半22分IN):5
他の選手が疲れていたとしたら、彼はもっと積極的にプレスに行くべきだった。
左SB:トレド(←後半30分IN):5.5
まあ、彼だけの力ではどうしようもない流れではあった。

試合内容:6
アウェーチームのせいでつまらない内容だったが、ホームチームの追い上げで最後は盛り上がった。
プラマイゼロってところでしょうか。

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