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テレビでサッカー観戦(採点つき)コミュのU-22マレーシアvsU-22日本

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2008年北京五輪 アジア2次予選
U-22マレーシア代表vsU-22日本代表
2007年3月14日@ペタリンジャヤ

前半13分:平山相太 0-1
後半31分:李忠成 0-2
後半38分:ザンブリ 1-2

いったい、どうなっとるんだ。

5分過ぎまで、ピッチに慣れない状態で、相手の20番を中心に支配されかかったのは、まだ分かる。
10分過ぎには環境にも慣れたようで、主導権を取り戻していたのだから、そこはちゃんと解決できていた。

そして、前半13分にセットプレーから貴重な先制ゴール。

この得点で楽になった日本は、有利な試合運びをするものと思っていた。

…が。

その後の日本は、だらしないプレーばかり。
ボールをさばいても前に走らず、その結果、足元へのパスばかりになる。

戦術的なことから先に言えば。
トップの平山が、まず動かない。
反町監督の指示があったのかどうかは、分からない。

仮に監督から「平山は中央にいろ」と指示が出ていたのならば、サイドの増田や家長、さらには二列目の選手がどんどん動いて追い越していかないといけない。

もしそういう指示が出ていないなら、平山自身も左右に流れるなどして空いたスペースに別の選手が飛び込む、という展開であってほしい。

フラストレーションが溜まる展開の中、李のゴールはフリーランニングができていた好例。
右の家長に展開した後、李はゴール前に空いたニアサイドに猛然と突っ込む。
そうそう、こういうランニングを前半から行ってほしかったのだ。
(で、早いとこ勝負を決めてほしかった)

とか、そういう当たり前な戦術論は言えるのだが、なによりも!この日本代表の選手たちに「相手を叩きのめしてやる!」という強い意思が全く感じられない。
それはスポーツを行う者に備わっているべき闘争心であったり、日本代表としての自覚や誇りであったりすると思うのだが。

確かに、マレーシアは暑かったかもしれない。
移動による疲労もあって、思うように体が動かなかったかもしれない。

けれども、それでもやってほしいのが代表であり、その原動力となるのが気持ちだと思う。

また、監督が闘争心を植え付けられなかったチームがグラウンドで崩壊気味のサッカーを疲労しているとき、それを叱咤するキャプテンもいない。
たまたま今日キャプテンマークを巻いていた伊野波に限らず、誰一人として激高しないのだ。
それは、あの状態でよしと思っているように見えてしまう。

前回の香港代表戦の後に、金子達仁さんが書いていた。
「もしもこのフィールドに、中田ヒデがいたら、闘莉王がいたら、川口がいたら…」

この試合は、気持ちがなくても圧倒的なテクニックやフィジカルの違いで勝利できた。

しかし、このままでは北京には行けない。
変えないと。


…まあ、個人的には北京に行けないこと自体は、けっこうどうでもよかったりする。
北京五輪よりも、今年のU-20ワールドカップの方によっぽど注目している。

しかし行けないよりは行けた方がいいし、なによりも2010年の主力となる世代がこんなにも「戦え」ないことに、大きな不安を抱いております。

それは、むしろ日本の育成システムの問題にもなってくるのかもしれない。
技術ばかり上手くて気持ちの入っていない選手は、見ていたくない。


【U-22マレーシア代表】

GK:22.ヌールディン:5
守備範囲が狭い。その結果の、2失点。
RSB:11.アブー:5.5
意外にもマーキングはしっかりしている。攻撃にも参加。
RCB:7.ラザク:5.5
最も守備能力が高かった。
LCB:12.サブトゥ:5
特に特徴のないDF。相棒に助けられているか。
LSB:2.スブラマニアム:5
右足しか使えないのは痛い。攻撃にも貢献できず。
DMF:16.アズミ(→後半0分OUT):5
スペースは埋めていたが、あまりにチェックが緩い。
RMF:20.ザイナル(→後半21分OUT):5.5
一瞬、試合を支配した。それ以降はトーンダウン。
LMF:19.ザンブリ:5.5
1ゴールも、一対一では水野に負ける。
OMF:10.ラヒム:5.5
テクニックと視野は持っているが、流れの中からはチャンスを生めず。
FW:13.クラム:5
日本のストッパーの前に完敗。シュート力はまあまあ。
FW:23.ハミド:5
クラムよりは奮闘していたが、なかなかボールをキープできず。

DMF:17.ジャマルディン(←後半0分IN):5.5
アズミよりも広範囲を走る。が、彼も次第にトーンダウン。
RMF:9.アフマド(←後半21分IN):5
ほとんど攻撃のシーンがなかった。


【U-22日本代表】

GK:林彰洋:6
慣れないピッチにも落ち着いて対応。失点は、飛び出せた気も。
RDF:水本裕貴:6
守備は問題ないが、軽率なミスが多い。今シーズンは集中に欠ける。
CDF:伊野波雅彦:6
相手の2トップをしっかりケア。だが、キャプテンとしては…。
LDF:青山直晃:6.5
無類の強さを見せる。このクラスには完勝。
DMF:青山敏弘:5.5
もっと攻撃に絡んでほしい。同時に、決定機を外す場面も。
RMF:水野晃樹:6
攻守、特に守備に奮闘。よく走っていた。
LMF:本田圭佑:6
彼からは少し気持ちが見えた。だが、後半はバテたか。
OMF:梶山陽平(→後半19分OUT):5.5
もっと前線の近くで動き回ってほしいが…。
RFW:増田誓志(→後半35分OUT):5
攻撃の硬直化を招いた一因。ミスも多かった。
CFW:平山相太(→後半30分OUT):5.5
1ゴールを上げたが、ポスト役も含めて貢献度は高くない。
LFW:家長昭博:6
仕掛けたときはしっかりチャンスを作っていた。

MF:上田康太(←後半19分IN):6
交代直後はよく前線に絡んでいた。
CFW:李忠成(←後半30分IN):6.5
交代直後に結果を出す。日本に足りなかったゴール。
MF:谷口博之(←後半35分IN):−
評価できず。


試合内容:5
日本代表としてみれば、低調この上ない。
むしろ組織としてはマレーシア代表の方が機能していたが、悲しいかな、個人能力に差があった。

コメント(5)

本当に、選手から伝わってくる熱気ないですよね。

一試合ごとに賭ける思いというのが、外されないと言う安心感?負ける事がないと言う安心感?負けても仕方がないやと言う妥協感?

何回か五輪代表観ていますが、後味の悪いまま試合終了を迎えるので、今後この中から将来の日本代表が生まれるのかと思うと、不安を感じてしまいますよね ^^;
なんかこの年代。。谷間の世代より弱くないすか?
鈴木、今野のようなフィルターがいないから試合がしまらない。
青山敏ではなく谷口、せめて高萩では?
>暁さん

そうですねえ、伝わってこないんですよねえ。
正直、ここから日本代表が生まれることはあんまり考えたくないです。

試合後の選手のインタビューも読みましたが、チームとしてのそういった覇気だとか闘志についてコメントしている選手もいなかったですね…。

>まこちゃんさん

うーん、たしかに弱い、というか、戦ってすらいない印象ですね。

高萩あたり、使ってほしいですねえ。
最近、あまりに(特に中盤の)メンバーが固定され過ぎている気がします。
それがチームの中でよくない雰囲気を生んでないといいんですが…。
谷口もなんでサブ扱いなのか、いまいち納得できないですねえ。
そうなんですよ。メンバーの固定化にはまったく同意です。何かあのチームがふわふわしてるのはそこにあるんですかね。
高萩、枝村、船谷、谷口。ボランチだけで試したい選手はいっぱいなんですがね……
そう言えば、水曜のエルゴラッソに興味深い記事が二つ。

一つは相馬さんが自身の五輪代表時代を振り返るインタビューで、「このチームはリーダー不在と言われますが」という質問に対し、
「そもそもリーダーというのは、“資質”という部分が大きいと思うんですよ。(途中略)もっと問題なのはそのリーダーが出てくる土壌、リーダーを受け入れる雰囲気を持てるかということ」

ここでこの五輪代表を思い返して不安になったところで、それとも関係するもう一つの記事。
これは現地で取材をしていた方の記事です。

「(練習風景が)とても静かなのだ。
 誰よりも大きな声を上げているのは江尻篤彦コーチ。別に明るければいいとか、仲が良ければいいということもないが、練習を2時間弱取材していても『一つになる瞬間』が訪れる気配がしない」

いやー、まさにその通りっぽくて嫌になりますねー。

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