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テレビでサッカー観戦(採点つき)コミュのJ1 1節 柏vs磐田

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J1 第1節
柏レイソルvsジュビロ磐田
2007年3月4日@日立柏サッカー場

前半24分:フランサ 1-0
後半12分:菅沼実 2-0
後半18分:フランサ 3-0
後半28分:菅沼実 4-0

J1に戻ってきたレイソル。
とはいえ、去年とはメンバーがだいぶ異なっている。
リカルジーニョ、ディエゴが抜け、新外国人が二人。

さらに今日のスタメンでは、古賀や菅沼といったあたりが入っている。
おかげで昇格の立役者・岡山はベンチに。

この入れ替えが吉と出るか、凶と出るか。

対するジュビロは、名波、福西、服部を放出。
ただ、新加入のマルキーニョス・パラナ以外はアジウソン・チルドレンが主体であることに変わりはない。

エースの前田が怪我をしている前線は、中山でもカレンでも林でもなく、太田と西。
(それってどうなの)

レイソルのフォーメーションは、やや変則的。
4バックの前に2のボランチがいて、その前にマルシオ・アラウージョ。
その前にはトップにフランサを置き、菅沼と鈴木達が衛星的に動くトップ下のような形。
とはいえ、この二人は守備時には3トップのサイドのような役割をこなし、サイドバックと連携してサイドをケアする。

ジュビロは、4-4-2のダイヤモンド型。

試合は序盤から攻守が目まぐるしく変わる攻防。
お互いに切り替えが早く、なかなかいい試合。

ボールを奪ったらすぐ前へ、という、Jリーグの特徴を表した試合とも言える。
(良い意味でも、悪い意味でも)

レイソルは、中盤でのパス回しに意図が見えた。
誰もが、パスを出した後に必ずゴーを行うのである。
その場で立ち止まってしまったりしない。

これ自体は全くいいことなのだが、その後、FWになかなかボールが収まらない。
チーム全体の動きの中で、FWの動きがまだハマりきっていない印象。
例えばフランサがもっと動いてボールを受けるとか、菅沼か鈴木達が引いてきて空いたスペースに中盤の選手が追い越していくとか、描いている理想図は見える気がするが、まだそこまでは至っていない。

対するジュビロは、ファブリシオがはたいて成岡がアクセントになるが、全体として前へ前へ一本調子。
パスはつながって勢いもなくもないのだが、テンポが同じ。
そして、どうしても狭いスペースでパス交換をしがちで、広い展開がない。
2トップも、どちらも似たようなタイプでうまく絡めない。
(やはり、この二人のチョイスはいかがなものか)

どちらかと言えばジュビロが試合を支配していた前半24分、試合が動く。

鈴木秀のクリアミスを拾った鈴木達が、焦った鈴木秀をかわしてシュート。
これが田中の足に当たってポストにはね返ったボールをフランサが詰め、レイソル先制!

ただ、これはジュビロのミスと運によるところも大きく、前半ではまだ試合はどっちに転ぶか分からなかった。

後半、ジュビロはファブリシオに替えてカレンを入れ、太田を中盤に下げる。
どちらかと言うとマルキーニョス・パラナの方が機能していなかったのだが、チームに慣れさせる意味もあったのだろう。

カレンはボールを引き出して、いい形ができそうな雰囲気が生まれる。

そしてジュビロ最大のチャンスは、後半8分。

レイソルの近藤がコントロールミスしたボールをカレンが奪い、中央でどフリーの成岡へ。
しかし、成岡はこれをフカしてしまう。

あー、これを決めていれば全く違う展開だっただろうに…。

その後は、お互い攻撃は冴え渡るものの、守備の意識がなおざりになり、攻め合う展開に。
(これは意識の問題であって、両チームの疲労が原因ではないように思う)

そこで決定力を発揮したのは、レイソルの方。

後半12分の菅沼の得点は、ボールを奪って(奪われて)からの切り替えの早さで対峙する犬塚を上回ったシーン。

その後も2点を奪ったのはレイソルで、ジュビロはチャンスは生み出すものの、ラストパスやシュートの精度を欠いた。

結果は4-0。
しかし、0-0の状態、そして決めたら違う展開になっていた成岡の決定機などを考えると、2-1とか3-2ぐらいが妥当なところだったのでは。

そう言えば、こないだのエル・ゴラッソで、川勝さんが的を得たことを言っていた。
「J1では、点を取れるストライカーが複数いるチームが上位に行く。
勝ち点を稼げないチームは、(いい試合をしても)結局、得点を決めきれないから上位に行けない」

これは、なかなかに真理をついた言葉だと思う。
この言葉に当てはめれば、お互いにまあまあいい攻撃をしていながら、決めることができたのがレイソル。
決められなかったジュビロは、やはり前田の不在は大きいか。
思えば、昨シーズンにジュビロが順位を上げていった時期と前田が戻ってきた時期は、重なる。

揃って2ゴールをあげたフランサと菅沼は、今後もゴールをコンスタントにあげられるのだろうか。
個人的には、佐藤寿人&ウェズレイのようにはいかない気がしております。


【柏レイソル】
GK:南雄太:6
本当に危ないシーンはなかった。足元はもうちょっと改善を期待。
RSB:蔵川洋平:6.5
ガッシリした守備。攻撃も及第点か。
RCB:古賀正紘:6.5
立ち上がりはややドタバタしていたものの、尻上がりに調子を上げる。
LCB:近藤直也:6
古賀と攻撃をはね返していたが、安易なミスは減点材料。
LSB:大谷秀和:6
悪いところはなかった。もうちょっと攻撃に絡みたいか。
DMF:アルセウ(→後半41分OUT):6.5
強靭なフィジカル。山根とのダブルボランチは、もっとよくなる期待大。
DMF:山根巌:6.5
快勝を陰で支え続ける。よく走っていた。
トップ下:マルシオ・アラウージョ(→後半18分OUT):5.5
プレーが窮屈。まだフィットしていないか。
RFW:鈴木達也:6.5
バイタルエリアで積極的に仕掛ける姿勢は○。中盤ではもう少しボールを大事に。
CFW:フランサ:7
結果は言うことなし。だが運動の量も質も、物足りないのはあたしだけ?
LFW:菅沼実(→後半34分OUT):7
どちらも素晴らしいゴール。同じ7点でも、フランサとは内容が異なる。

CFW:阿部吉朗(←後半18分IN):6
ボールに絡んでチャンスも創出。自分でもシュートが打ちたかったが。
LFW:李忠成(←後半34分IN):5.5
惜しい場面があったものの…。
DMF:石川直樹(←後半41分IN):−
評価できず。

【ジュビロ磐田】
GK:佐藤洋平:5
仕方のないゴールもあったが、4失点なので…。
RSB:犬塚友輔(→後半19分OUT):5
攻撃に積極性は見せたが、守備では背後を取られる。
RCB:鈴木秀人:5
先制点は彼のミスから。強さも見せたが。
LCB:田中誠:5
特に後半、DFラインの前に空いたスペースに無策だった。
LSB:上田康太:5.5
犬塚同様、攻撃には積極的。途中からは中盤で展開に貢献。
LMF:マルキーニョス・パラナ:5
ボールの出しどころに迷っている印象。まだ時間がかかるか。
DMF:ファブリシオ(→後半0分OUT):5.5
簡単なボールさばきでリズムを作る。悪くはなかった。
RMF 8 菊地 直哉:5
貢献度は少なくないが、後半はレイソルにいいようにやられる。
トップ下:成岡翔:5.5
怪我から立ち直ったことを思わせるプレー。決定機は決めたかった。
FW:太田吉彰:5
FWでは何もできず。後半になって少し絡み始める。
FW:西紀寛(→後半24分OUT):5
イライラしていた。太田との関係が不明確。

FW:カレン・ロバート(←後半0分IN):5.5
初めは積極的に絡んでいたが、徐々に尻すぼみ。
RSB:加賀健一(←後半19分IN):5.5
守備はそれなりにやっていた。この交代自体、やや疑問。
LSB:村井慎二(←後半24分IN):5.5
持ち味を出せず。サイドバックというポジションも気の毒。


試合内容:6
スピーディな展開と4ゴールは、楽しめた。
とはいえ、決してレベルが高かったわけでもない。

コメント(1)

補足です。

ファブリシオは負傷交代だったみたいですね。
去年からジュビロの中盤を支えてるだけに、心配です…。

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