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テレビでサッカー観戦(採点つき)コミュのJ1 1節 清水vs神戸

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J1 第1節
清水エスパルスvsヴィッセル神戸
2007年3月3日@日本平スタジアム

前半6分:青山直晃 1-0


生で観戦しに行ってきました。

日本平、10年ぶりぐらいである。
前に行ったときは、フィオレンティーナが日本に来たとき。
バティストゥータ大好きだったあたしは、学校が終わった後にエスパルス戦を観に行ったもんだった。

試合は、当たるとすごい真田が好セーブを連発して、0-0。
なんか久しぶりにそんなことを思い出しました。

と、個人的な感傷はいいとして、いよいよJリーグ開幕!

この開幕スタメンってのが、ドラマに溢れているわけである。
去年活躍した選手、不本意なシーズンを送った選手、移籍してきた選手、怪我からの復帰を目指す選手…。
キャンプの始動から、まずは目指すところはこの開幕スタメン(あるいはベンチ入り)。

エスパルスから見ていくと、京都から来た児玉が山西を押し退けてスタメン。
うーん、なるほど。

そしてフェルナンジーニョが入って熾烈な競争になった中盤は、去年あれだけやった枝村がサブに。
つくづく、厳しい世界である。

チョ・ジェジンの相棒は、矢島。
プレシーズンマッチから予想できたものの、西澤はベンチから。
スーパーサブ的な扱いか。

対するヴィッセル。
個人的に注目していた開幕GKは、榎本達也。
去年、開幕2試合目から不動のGKだった荻の心中やいかに。

そして右サイドバックには、茂木。
そりゃ、去年37試合でノーゴールに終わったストライカーにFWを任せるのは、二の足を踏むわな。
力強いドリブルは周囲も認めるところだけに、サイドバックで攻撃力を生かそうということか。

山形から加入したレアンドロはサブからで、ボッティがMF登録ながらセンターFWに入る。

うーん、さまざまなドラマがある。

さて、試合開始。

エスパルスは、やはり去年のフラットな中盤ではなく、3ボランチの前にフェルナンジーニョが自由に動く、という形。
3ボランチの中央には杉山が入る。

ヴィッセルは、去年と同じ4-3-3。
上述した通り、センターFWはボッティ。

前半は、終始エスパルスペース。

2年目を迎えてさらに大黒柱感が増したような藤本が、いきなりミドルでヴィッセルゴールを脅かすなど、攻撃の起点となる。

序盤〜中盤は、フェルナンジーニョが目立っていなかった。
トップ下の位置を自由に動くのだが、なかなかボールが来ない。

ただ、前半の途中から動きを修正したのか、藤本の周りに来るようになると、これが途端に面白くなる。
クリエイティブな二人が絡んで、エスパルスの攻撃にファンタジックなところが垣間見られた。

去年4位という好成績を残しながら、中盤にメスを入れるようにフェルナンジーニョという個性を獲得したエスパルス。
その成否はまだ分からないが、新たなチャレンジを行うこういった補強は、個人的には大いに正しいと思う。
やっぱり、いくら好成績を残した昨シーズンがあろうと、翌年のチームはまた別物なんである。
(何もしなかった去年のセレッソが好例ではなかろうか)

対するヴィッセルは、高い位置からのプレスはいくらか効果を発揮していた。
そのプレスから決定的なチャンスこそ生み出せなかったものの、狙いは見えた。

ただ、特に自陣でボールを奪ってからの攻撃に関しては、やたらとボッティと近藤へのロングボールに終始していた。
そして、それを青山&高木和に跳ね返され、杉山に拾われる。
なぜあそこまでこだわっていたんだろ。

試合展開の方は、前半6分、早々にコーナーから青山がヘッドで先制。
その直後、まだ眠っているようなチームを鼓舞しようと左サイドで単独突破を試みた三浦アツのプレーはさすがだったものの、前半のヴィッセルはほとんどいいところがなかった。

後半になると、ヴィッセルにもペースが移るようになる。

ボッティが前に張りすぎずに中盤に顔を出し始めたことでボールが落ち着き、両サイドバックが攻撃参加できるようになった。
中盤を省略していたといってもいい前半はほとんど絡めなかった田中も、中央で攻守に活躍するようになる。

それを許していた一因は、フェルナンジーニョの守備力。
というか、前線の近くにいっぱなしであまり守らないんである。
相手チームに流れが行っている状況の中で、2トップと一緒に前線に残ってカウンターを狙う必要があろうか。
こういうときは、これが枝村だったら…と思ってしまう。

とはいえ、同じく中盤が空いてきたヴィッセルに対してフェルナンジーニョがフリーでボールを持ち、チャンスを産んでいたのも事実。
両刃の剣なわけだが、個人的には1-0という最少得点差の中で危なっかしく思っていた。

すると長谷川監督も後半30分に、枝村と岡崎を投入。
現実的な、いい采配だったと思う。

その枝村、いきなりカウンターの際に得意の飛び出しでボールを受けるなど、大いに持ち味を発揮していた。
(終了間際のチョ・ジェジンへのクロスも見事)
開幕スタメンこそならなかったが、しっかり準備してきたんだなあと思わせるパフォーマンスだった。

試合はそのまま1-0で終了。

ヴィッセルサポーターの方には申し訳ないが、順当な結果か。

エスパルスは、まず堅固な守備が健在。
特に青山&高木和&杉山の和製トライアングルは、なかなかすごい。

今日は決められなかったチョ・ジェジンも計算できるストライカーだし、フェルナンジーニョがもっと噛み合えば去年より面白く、さらに去年と同等の成績を残せるんじゃないだろうか。
ただ、今日のようなベストメンバーなら確実に強いが、優勝争いにはもうちょっと層が厚くないと厳しいか。

ヴィッセルは、後半を見る限りサイド攻撃という志向は分かった。
ただ、(大久保を含めても)決定的にタレントが不足している感は否めない。
残留争いと無縁ではいられないだろう。

ヴィッセルでもう一つ気になったのは、ハーフタイム。
グラウンドでサブの選手たちがボール回しゲーム(よくやるやつ)をやっていたのだけど、どうにも下手なのである。
例えばレッズなどの常勝チームと比べて技術的に下手というのもあるが、なにか雰囲気が甘い。
ストイックなベースがあって、その上で和気あいあいとやっているならまだ分かるが、なんか違う気がするのだ。
うーん、言葉でなかなか表現しにくいのだけど、どこか違和感を感じました。

そんな開幕戦。

まだまだ、先は長い。
今日見たチームが、これからどう変わっていくかを見るのも、大きな楽しみである。


【清水エスパルス】

GK:西部洋平:6.5
「勇敢」という言葉がピッタリのセービング。
右SB:市川大祐:6
効果的な攻撃参加アリ。ただ、もっと上も求めてしまう。
右CB:青山直晃:6.5
唯一のゴール。守備でも強さを見せるが、足元の技術はまだまだ。
左CB:高木和道:7
4バックなら代表クラス。強くて、巧い。
左SB:児玉新:6
試合へいい入り方をしていたが、大きな印象も残せず。
右MF:藤本淳吾(→後半44分OUT):6.5
まさに攻撃の中心。今シーズンも期待できそう。
中MF:杉山浩太:7
中盤でカットしまくり、拾いまくり。早くも不動な存在の予感。
左MF:伊東輝悦:6
昨年までと微妙に違うポジションだからこそ、もうちょっと攻撃に貢献したい。
トップ下:フェルナンジーニョ(→後半30分OUT):6
上で書いた通り、攻撃面では期待させるものの、守備では不安に思わせる。
FW:チョ・ジェジン:5.5
特に前半、ポストプレーで貢献。最後の決定機は決めてほしい。
FW:矢島卓郎(→後半30分OUT):5.5
強くて早い。これからもっとよくなるのでは。

MF:枝村匠馬(←後半30分IN):6.5
途中出場ながら15分間で持ち味を見せる。
FW:岡崎慎司(←後半30分IN):5.5
決定機に絡めず。監督も言う通り「あとはゴールだけ」。
MF:兵働昭弘(←後半44分IN):−
評価できず。


【ヴィッセル神戸】
GK:榎本達也:6
安定したセービング。失点は…、まあ仕方ないのかなー。
右SB:茂木弘人:5.5
守備に不慣れな感じだが、それもやむなしか。後半は上がれるようになった。
右CB:北本久仁衛:6
安定したパフォーマンス。計算できる選手。
左CB:河本裕之:5.5
空中戦はとにかく強い。その身体能力をまだ生かしきれていない感じ。
左SB:坪内秀介:5.5
前半は藤本を中心に彼のサイドを攻められる。後半、フォローがない中で頑張ってクロスを上げていた。
右MF:栗原圭介(→後半11分OUT):5
ほとんど見せ場を作れず。
中MF:田中英雄(→後半44分OUT):5.5
前半が嘘のように、後半は精力的な動き。
左MF:三浦淳宏(→後半36分OUT):5.5
気持ちは伝わってきた。それがチーム全体に染み透っていない気もするが…。
右FW:パク・カンジョ:5.5
他の選手と同様、後半は持ち味を発揮。得意のスピードを生かしていた。
中FW:ボッティ:5
前半のポジショニングはやや不可解。まだまだフィットしていない。
左FW:近藤祐介:5
あまりチームに貢献できていない。役割が不明確な印象。

中FW:レアンドロ(←後半11分IN):5
今日はなかなかボールを受けられなかった。ただ、ポテンシャルは高そう。
FW:岸田裕樹(←後半36分IN):−
評価できず。
FW:平瀬智行(←後半44分IN):−
評価できず。


試合内容:5.5
前半に藤本とフェルナンジーニョが見せたコンビプレーは、お見事。
逆に言えば、それ以外はスペクタクルな要素が少ない試合。

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