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保育士・幼稚園教諭・手遊びコミュの「赤ちゃん先生」好評 高齢者施設などに“派遣”

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■母親は「育児に喜びや誇り」

 赤ちゃんを見ると思わずほほ笑み、心が和む。そんな力を持つ赤ちゃんを高齢者施設や教育現場などに「派遣」する取り組みが進んでいる。赤ちゃんと触れ合った認知症の高齢者の表情が和らぐなどの効果も表れ始め、赤ちゃんを連れていった母親たちにも「育児への喜びや誇りを感じる」と好評だ。(横山由紀子)



 ◆涙ぐむ女性も

 「赤ちゃんの小さな手や足は、ほんまにかわいい」「寝顔を見ているだけでも幸せ」

 神戸市垂水区の有料老人ホーム「グッドタイムリビング神戸垂水」。母親に抱っこされた0歳児3人を前に、80、90代の入居者6人が顔をほころばせた。「ばあー」と赤ちゃんに話しかけたり、そっと手を握ったり。赤ちゃんを抱っこしながら「50年以上前の子育てをしていた頃を思い出すわ」と涙ぐむ女性も。赤ちゃんもご機嫌な様子で、あっという間に1時間が過ぎた。

 主催はNPO法人「ママの働き方応援隊」(神戸市中央区)。子育て中の母親が働きやすい社会を目指し、子連れで参加できるセミナーやシンポジウムなどを開催してきた。1990年代頃からカナダで「ルーツ・オブ・エンパシー(共感の根)」という、赤ちゃんが学校を訪問する学習プログラムが盛んになっていることを知り、子供と一緒に社会参画できる取り組みとして昨冬から始めた。

 高齢者施設の訪問では、赤ちゃんが登場すると、ほとんど表情のなかった高齢者が笑顔を見せる。記憶力が著しく低下している認知症患者が「赤ちゃんがかわいかった」としばらく覚えていて、話題にするなどの効果があったという。


 ◆仕事の場としても

 母親たちにも評判が良い。生後5カ月の寛太ちゃんと訪れた塩見ゆりさん(33)=兵庫県姫路市=は「息子と一緒に社会活動に参加でき、お年寄りの方々の力になることにやりがいを感じる。子育ての大先輩からの意見も参考になる」と話す。

 同法人は教育機関にも赤ちゃんを派遣している。通信制高校のサポート校「KTC中央高等学院神戸キャンパス」(神戸市中央区)には毎月、同じ赤ちゃんと母親が訪問。普段、消極的な学生が自分から身を乗り出して赤ちゃんに話しかけるなどの変化が見られるという。

 同法人の恵(めぐみ)夕喜子理事長は「赤ちゃんと若者や高齢者が触れ合い、地域社会がつながっていく。日本の社会が抱える課題の解決にもつながれば」。今後はボランティア活動にとどまらず、「子育て中のお母さんたちの仕事の場としても事業展開していきたい」という。



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