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美しい日本語を使用する会コミュの難易度が高い、と「言う」のは理解度が低い?

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オリンピックもいよいよ大詰め。
毎日テレビを観ていて
気になるというか気に食わないことがある。
フィギュアスケート
スノーボードハーフパイプ
モーグル
エアリアル
などの採点競技に「難易度」という用語が出てくる。
言わずと知れた「技の難しさや易しさをあらわす度合い」
のことである。
辞書を引いてもそのように書いてある。
その言葉の使用自体は何ら問題なかろう。

しかしである。アナウンサーや解説者が揃いも揃って
「難易度が高い」「難易度が低い」
と表現するのはいかがなものか?

もちろん
「難易度が高い=難しい」
「難易度が低い=易しい」
の意味として使っているであろうことは想像がつく。
しかし、日本語としておかしくないだろうか?
「難度が高い」「難度が低い」と言うのであれば納得が行く。
また聞いたことが無いが
「易度が高い」「易度が低い」
のように用いるのも問題はなかろう。
また
「難易度は4.5ポイントと、やや高めです」
「今の技の難易度はCです」
も大丈夫。
4.5ポイントというのは「難度点」のことだ。
点数に高い低いという表現を用いるのは常等だろう。
実際、難しくなるに従って点数が高くなるようになっている。
しかし未だ「難易度点」なる用語は聞いたことが無い。
易しさの度合いと難しさの度合いはベクトルが真逆。
難度という一方向のベクトルで点数化することはあるが、
易しさの点数などとは用いることはない。
このことからも
「難易度が高い」という表現にはかなりの違和感を覚える。
そして全ての「難易度」と言う言葉は「難度」に置き換えても差し支えないはずだ。

私は国語の先生ではないし文系ではないから
文法とかはわからないが、
日本語の「○○度」の「○○」の部分に
「難易」のように真逆のベクトルの言葉を放り込む例は
他にもあるのだろうか?
「難度」→難易度
「高度」→高低度???
「温度」→温冷度???
「速度」→速遅度???
「理解度」→?????
「人気度」→?????
「美人度」→?????
「オッサン度」→???(笑
なんだかナンでも「度」をつけりゃいいのかって感じだが、
どうも難易度以外はピンとこない。

誰か「度」について、
正しい日本語の使い方を教えてください。

ちなみに「難易率」という用語(かつ数値)がある。
普通、難度点が演技点や構成点と加算して使うのに対し、
難易率とは、演技点などに掛け算して使用するもので、
一部のスポーツで採用されているスタイルだ。
こちらについては「難率」「難度率」よりも
「難易率」がしっくりくる気がする。

やっぱり日本語って難易度が高い????

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

と私の日記
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=92301694&owner_id=234453
に書いたところ、

>国語辞典をみると、難度も難易度もイコールになっていますね。
>ということは、どちらでも良いのではないでしょうか?
>なんい-ど 3 【難易度】
>(1)物事のむずかしさとやさしさの程度。
>(2)体操競技・フィギュア-スケートなどの採点競技で、
>演技する技のむずかしさの度合。難度。

とのご意見。
私はだからこそ問題を感じるのです。
「難易度」と「高い」という言葉と組み合わせることについて。
辞書が組み合わせの問題に言及していないことについて。

識者の皆さんのご意見をお待ちしております。

コメント(20)

おそらく日本人は頭の中で自然に「1点から10点の評価表」などを思い浮かべ、難しい=点が高い、容易い=低いと、共通の認識を持っているので、「難易度が高い」という言葉を抵抗なく使っているのではないでしょうか?

小学校からテストも100点満点または10点満点ですし、0点満点というのはある種のスポーツではあるのかもしれませんが、やはり一般的経験から得た共通認識から、高得点を得るのは難しい=0点を取るのは難しくない=難易度が高い、という図が自然に受け入れられているのではないでしょうか。

あと、ゲームなどで自分で難易度を設定できる場合がありますが「難度」「容易度」というより、やはり両方合わせて表現するのに「難易度」という言葉がしっくりきますよね。

あと「難易率が60%」と云われても両方が一つの言葉に盛り込まれているので、どちらの割合か分からないというものあるのではないでしょうか?
「難易度が低い」という言葉をどうとらえますか?

学校のテストで平均点が高い…例えば平均点が90点、
しらべたら生徒の過半数が100点を取っていたような場合。
このとき「今回のテストは易しかった」と思い、言うでしょう。
これを分析するとき、やはり
「今回の問題は難易度が低かった」と言うのでしょうか?
私はやはり違和感を禁じえません。
「今回の問題は易しかった」
=「今回の問題は難しくなかった」
=「今回の問題は難度が低かった」
ではあると思うのですが、
>難しい=点が高い、容易い=低いと、共通の認識
に基づく感覚で
「問題の難易度が低かった」というような表現をするのは、
やはり日本語として間違っていると思うのです。

>ゲームなどで自分で難易度を設定できる場合がありますが
>「難度」「容易度」というより、
>やはり両方合わせて表現するのに
>「難易度」という言葉がしっくりきますよね。

その通りですね。
でも私はその場合は例えば
「難しい」「ふつう」「やさしい」
の3段階の設定を行わせるものと、
レベル3 レベル2 レベル1
の3段階の設定を行わせるもので、
受け取る感覚に差がある、というか、
美しい日本語のあり方として、
前者には「難易度」、後者には「難度」を用いるべきだと思います。

つまり

「難易度」には「難しい」「普通」「易しい」を用い、
「難度」には「高い」「中ぐらい」「低い」を用いるべきで、

「難易度が高い」「難易度が低い」という表現は、
日本語として間違っているとしか思えないのです。
だからといって
「難易度が難しい」「難易度が易しい」というのは
クドイ気がするのですが、「が」を「は」にして
「難易度は難しい」「難易度は易しい」と言えば、
しっくり来るような気がします。

私のひとりよがりな感覚の問題かもしれませんが…
この表現に関しての、文法上の正しさ、そして間違いは
明確に存在するのでしょうか?
理系で文法には無学な私には、
この問題の難度は、ものすごく高いのです(笑
難易度が高い という表現に何の疑問も抱かないように、
私も洗脳されるべきだろうか?(笑

●Sarah Chanさん

ちなみにその和英辞書で
「難度」
「難しさ」
「易しさ(容易さ)」
「容易」
はそれぞれどうなっているでしょう?

私は難易度がdifficultyの訳であるか否かについては
これまた疑問があります。
例えばgoo辞書↓で「難易」を引くと
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C6%F1%B0%D7&search_history=%C6%F1%B0%D7&kind=je&kwassist=0&mode=0
難易
difficulty;facility
というように、facilityが出てまいります。
易しさをメインの基準にするならば、
確かに
難易=facility
難易度=degree of facility
としてしまっても問題が無いように思います。

ちなみに私は昔、とある企業で
ファシリティマネジメント事業部を立ち上げたことがあります(笑
>スポーツ競技などで、”難しい”技を成功させた場合、
>より高得点を得られるという事で

実は私はそうした競技の世界では、
そもそも「難易度」という言葉を使ってほしくないんです。(笑

「難度」に統一しろと。(笑
というか、昔は確かに「難度」と言っていたのです。現場で。

>⇒難易度における”難易” の訳が、
>きわめて difficultyが一般的である可能性は高い・・・

のではなく、冒頭にも書きましたように、
そもそも「難易」などという

>日本語の「○○度」の「○○」の部分に
>「難易」のように真逆のベクトルの言葉を放り込む例

こそ異常だと思っています。
英語にはそうした言葉は無いんじゃないでしょうか?
無いからむりやり「難易度」の訳を
degree of difficulty としているだけだろうと思います。

ちなみにdifficultyを「英和辞書」で調べていただけますか?
goo辞書ですと「難易度」が出てきません(笑
どなたかdifficultyの和訳に難易度と書いてある英和辞書を
お持ちでしょうか?

…なんて言って、もしそんな辞書があっても、
きっとその辞書の編纂者の感覚がおかしい!
とか言い出しかねない私(笑

「難度」→難易度
「高度」→高低度???
「温度」→温冷度???
「速度」→速遅度???
「理解度」→?????
「人気度」→?????
「美人度」→?????
「オッサン度」→???

私は全て、左側の一意の度合いだけを表現する○○度こそを
正しい日本語、美しい日本語としたい、
というワガママを申し上げているのです。(笑
>難易度という言葉が、微妙な日本語なのかも

うん。だから「速遅度」の様に、
真逆の形容を重ねた○○度という日本語が
他にも存在するかどうかということも知りたいわけです。

願わくばそんなものは無く、その理由は
文法的に間違いであるから、
であってほしいと思うわけです(笑

もっと言えば、神田の古本屋へ行って、
昔の国語辞典を調べたら、
そもそも「難易度」という表現が存在しなかった、
という結果が得られれば、私は最高に幸せなのです(笑
これまでのレスを読みながら私も一人悶々と考えて、やはり「難易度」というのはおかしいのではないかと思い始めました。

物理などでも「硬度」「粘度」「真球度」「圧縮度」など数多くありますが、反対を表すふたつの言葉がセットになって「度」がつく単語って存在しない気がします。だからこそ割合にしたときも混乱もしないわけですよね。

最初の私のレスにも書きましたが、一般的経験から得た共通認識により「難易度」は市民権を得ているようですが、やはり「難度」が正しい日本語で「難易度」は多少乱れた新語なのではないかという気に私もなってきました。

(個人的には17年前に友人の弟としたTVゲームのレベル設定で始めて知った言葉だと記憶しています。)

ですので私もこれからは使わないようにします(^^)。
猫だニャンさんの某マイミクのお方の所から来ました。

私も以前から『難易度』はおかしいのではないかと思っていました。
『難度』のほうが正しいはずですが、今ではこちらを耳にすることのほうが稀です。
『難易度』のほうが普及した理由を考えてみたのですが、
『難度』では、発音したとき『何度?』と訊いているのと紛らわしい、というのがあると思います。

ら抜き言葉が普及したのと、同じ理由です。
つい先ほどこのコミュに参加しました。
よろしくお願いします。

「難易度」の話は、以前別のコミュで見て、興味を持ちました。
こちらのコミュのほうが先行していましたね。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=17612312&comm_id=125916&page=all

新参者が生意気を言うようで恐縮ですが、
「11 佐間亮太」さんのコメントの後半はちょっと乱暴ではありませんか。

もし「何度」とまぎらわしいという理由で「難度」を避けて「難易度」と言うようになったのなら、「高度」や「硬度」はどうして残ったのでしょう。

さらに、〈ら抜き言葉が普及したのと、同じ理由〉とはどういう意味なのでしょう。
当方にはまったく理解できません。
これは何か根拠になる文献などはあるのでしょうか。
文献は探していません。全部私の考えたことです。

「なん」という発音が、その部分にアクセントを置いて発音された場合、日本語ネイティブであれば、「何個?」「何回?」というような、数を問う疑問文かな、と、無意識のうちに予想します。それが裏切られることは、会話の中でストレスになります。「難易度」と言うことにすれば、アクセントは「易」におかれるので、この問題を避けることができます。

発音したとき紛らわしい、と書いたのはそういう意味でした。「高度」と「硬度」のように、単に同音異義語が存在して間違える可能性がある、というのとはだいぶん違うと、私は思います。

「ら抜き言葉が普及したのと、同じ理由」というのは、あなたの言うとおり、説明不足で乱暴な論です。以下に説明します。
発音したとき紛らわしくないほうが普及した、という点が共通していると思います。
「難易度」については上記の通り。
「ら抜き言葉」については、従来の正しい言い方、たとえば「見られる」には、受身・可能・自発・尊敬の4つの意味がありますが、ら抜き言葉「見れる」には可能の意味しかありません。ということは、可能の意味のときには「見れる」を使うようにしたほうが、紛らわしくない、ということになります。ら抜き言葉が普及した最も大きい理由はこれだと、私は考えています。
>14
>佐間亮太 さん

 どうコメントを入れようか考えてしまいました。
 いろいろ考えましたが、下記のトピのやり取りをみて、書く気をなくしました。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=31840189&comm_id=496535

 2つの事柄について、「個人的な意見」をお書きになっただけなら、当方は強く反論する気はありません。
 ただ、少なくとも「ら抜き言葉が普及した最も大きい理由はこれ」ではないと思います。
 とりあえず下記のコミュのやり取りをご参照ください。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=35618
http://mixi.jp/view_community.pl?id=56314

 
ざざっと調べてみましたが、採点ルールで「難易度」という言葉を正式に使っている競技はなさそうですね。(あったら、ぜひ教えてください!)
体操競技の採点ルールには、はっきり「難度」と書かれています。フィギュアスケートは「レベル」、ハーフバイブでは「難度点」でした。

ところが、テレビなどの解説者は「難易度」という言葉をかなり頻繁に使っている。
これも何となくわかります。

佐間亮太 さんの洞察的仮説にも捨てがたいものを感じます。
「難度」と「何度」は文脈上混同を起こす場面は少ないとしても、話者が無意識に避けている可能性は十分にあると思います。
ただし、tobirisu さんのおっしゃるとおり、。

「難易度」という語については、大学受験情報誌が大学のレベルの高さを数量化するときに使ったのが最初ではないでしょうか。(わたしの狭い視野での想像です。)
「難しさと易しさの度合」という意味で、見事な語の選択だと思います。

ここから流れてきていると、わたしは感じています。
ふつうは和語より漢語、漢語より外来語のほうが有難みがあるものですが、
「レベル」という使い古された外来語より、多くに人がトラウマを持っているかもしれない「難易度」のほうが解説者に選ばれているのかなと、妄想してみました。
皆様お久しぶりです。

でくさん>「難しさと易しさの度合」という意味で、見事な語の選択だと思います。

繰り返しになりますが、

私が一番問題にしたいのは
>>「難しさと易しさの度合」という意味
ではなく、
それをひとまとめに「高い⇔低い」であらわすことは日本語としておかしくないか?
ってことです。

むしろ
難易度=難しさと易しさの度合
ということに大大大大大大大大大大大大大大賛成でございます。
ええ、ぜひとも「難易度=難しさと易しさの度合」と
いついかなるときも絶対的にそのように解釈していただきたいもんです。

で、

「難易度=難しさと易しさの度合」とするならば、益々、
「難易度が高い」=「難しさと易しさの度合が高い」
という意味になり、これはナンセンスであるということが明確になります。

つまりアナウンサーや解説者が
「今大会は難易度が優勝の行方を分けたと言えます」
のように発言するのは、見事な語の選択の一種であることに賛成できても、
難しい技を成功させたシーンのアナウンスや解説で
「今の技はなかなか難易度が高いですよ!」
などと発言するのは愚の骨頂だと思っているわけです。

難しい技を行った場合、高いのは難度であって易度ではない、のですから。

逆に技が易しかった場合でも、低かったのはあくまで難度であって
易しさの度合いが低かったのではない、のです。

故に、
「難易度が低い」=易しい技
という乱暴な解釈こそ、
日本語をゆがめていく悪しき近年の慣習とみて正すべき問題、
という考え方なのです。

ちなみに受験に関して言えば「難関校」の反対語って何なんでしょう?
「易関校」???
>16
>でく さん

>ただし、tobirisu さんのおっしゃるとおり、。

 何が抜けたのでしょう。ちょっと気になります。
 当方が「13」で張ったリンク先の「4」

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=17612312&comm_id=125916&page=all

=====================================
うろ覚え(乱れが指摘される定番)で恐縮ですが、受験用語(?)では「学校の難易度」のような使われ方が、少なくとも(これも定番?)30年ぐらい前には使われていた気がします。

 あっ、「定番」自体が、もともとの意味を離れて使われるようになった言葉と聞いたことがあります。
=====================================

 のことでしょうか。
 教えていただけると助かります。
 このテーマに関して下記のトピにまとめ始めました。
 ご参考までに。
【関連トピ紹介】31──難易度
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=65966556

【関連トピ紹介】31──難易度
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=65966556&comm_id=1736067#comment_id_1357200138

 ちょっとおもしろい話が出てきました。

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