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あがり症克服しよう会コミュの管理人体験談5(記念すべき日)

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5/22 本日は記念すべき日になりそうだ。
というのも、本日、数年間習い続けていたボイストレーニングのミニライブに参加した。何も考えず、出ます!と宣言したはいいが、練習もままならず、やばいなとははじめ思っていたが、何とかなるだろうという安易さはあった。
長年カラオケで練習してきたコブクロの曲を歌うし、金、土、日と3連続2時間ぶっ通しカラオケに行き、歌いこんで喉の仕上がりは完璧だった。これ以上ないほどのよい状態で本日、5/22のライブを迎えた。

自分でもやれる自信はあり、順番が回ってきてお客さんが20人以上いたが気にならずに前に立った。そして、簡単な紹介が終わり、歌に入った。出だしの声がなんかうまく当てきらなかったというふわふわした感じで歌に突入。そして、2声、3声、発生するたびに声がでない。。いや、お腹が力が入らず喉声になっているという最悪の状態であった。途中で気付き、修正をかけられる実力はあったので途中で修正をかけに行った。すると、今度は高すぎて音が外れてしまった。。焦って音を少し低めに出すと、今度は歌詞が飛んだ。。。すると、歌詞が飛び、めちゃくちゃな歌詞で何とか1番を乗りきり、2番で挽回してやろうとなぜか頭は冷静だった。しかし、足と腹筋がぶるぶる震えているのを抑えきれなかった。顔も硬直し、お客さんが笑い出したり、辛そうな雰囲気になっていった。。

ライブなのになんでこんなに辛そうな顔するのと、頭は依然冷静だ。しかし、体は言うことが効かず、なんとか震えを止めようと苦闘していると、サビに突入。そして、気持ちを込めて歌おうとして頑張れば頑張るほど、顔がこわばりお客さんの空気は最悪に引いて行った様子がわかった。そのときの緊張はもうピークに達し、サビの絶頂の部分で、すべての歌詞が飛んだ。。。。。

最後まで2小節、無言で歌えず、最後だけ歌い、ライブは終了した。。
ああ、またやってしまった。最も恐れていたことが起こった。すたすた席に戻り、そして、ライブはほかのうまい人が次々出てきて空気は明るく持ち直すも、ややぎこちない雰囲気のままで最後まで流れて行った。私が大きく雰囲気を壊したのは言うまでもない。

そして、依然頭は冷静で、どうふるまえばいいのかをそこでは計算したり、お礼を言ってスタッフに感謝をする余裕はあった。この頭の冷静さが救いである。

終わって帰り道、食事をしに行ったが、味がわからない。半分ほど食べてもういいやと思い、家に帰ろうと思って、食事場所から車に乗り込んだとたん、一気に体の力が入らなくなり、目の焦点が狂い、心臓がぎりぎりと痛み、強烈な自己嫌悪感が自分を取り巻き、以前起こったパニック症に近いほどの状態になった。

なぜ、こんなに人前が嫌なんだろう。なぜこんなに震えるのだろう?何が悪いのだろう?完璧な喉の仕上がりだったのになぜあんなことになったのだろうと、強烈な自己嫌悪が始まり、車が運転できる状態ではなかった。そこで、シートを倒して横になって、落ち着かせようとした。しかし、寝っころがっても、自己嫌悪と、心臓の痛み、目の焦点が合わず頭がずきずき痛む。

本当に危ない。また前に戻ってしまうとの恐怖から、すぐに家に帰って寝ようと決心した。まだ16時であったが。。。
家にからくも帰り着き、死にそうなほど重たい体を何とか動かして、布団を引いて寝たが、頭がずきずきして寝れない。
1時間ほど格闘したが、結局寝れず。あきらめることにした。

ふらふらと起き上がり、無性に救いを求めてパソコンを立ち上げる。しかし、パソコンを立ち上げ何をするかと思いきや、麻雀ゲームを始める自分がいた。だめだ、こんなことしても何の解決にもならないと自分で自分を止めにかかった。
考えに考えたあげく、自分のもっとも根本である、自分を支えているものはなんなのか?という考えに至った。そこでふと思いついたのが、読書だった。

そうだ、自分を支える根幹は読書だ。いろんな人の意見がきけるし、鉄人の人生教訓も聞ける。読書をしようと思い立った! そして、選んだ本が”成功の実現 、著:中村天風”だった。この本は大切な人にもらった本であり、どん底に落ち込んだときに読もうと決心して、まだ一度も読んでなかった本だった。まさに今がどん底の時。今こそ読むべき本だと思い、無心に読み続けた。

その結果、半分近くまで一気に2時間かけて読み進めた。
その2時間がとても充実した2時間であったことは、この文章を打っているという時点でお気づきでしょう。この2時間で、改めて自分を見直すことができた。

なぜ、今日のような結果になったのだろう?あんなに練習したし、ボイストレーニングは8年も通っており、歌には絶対的な自信があったし、カラオケでは一度も負けたことはないほど圧倒的な技術力と歌唱力はあるつもりだった。それがなぜこんなことになったのだろう。。。
この疑問・自己嫌悪に対する答えが、本には書いてあった。本当にありがたい。

結論として、自分の練習方法が間違ってますよと”教えてもらった”のだと。気付きの機会を得たのだと。決して自分を卑下したり、否定してはいけない、むしろ感謝しなさいと書いてあった。本当にその通りだと思った。

自分がいままで何に悩んでいたのかというと、人前が怖いということだ。
これに対する練習は実は、いっさいしていない。つまり、人と一緒に遊んだり、仲間と喧嘩したり、仲間を統率したり、そんな経験が本当に乏しい。常に一人で自分自身を鍛えるのが毎日の日課だった。
自分の心の中では気付いていたし、何とかせねばと思いつつも、一人で中小企業診断士の資格取得勉強せねばならないし、MBAをとるために英語も勉強せねばならないし、仕事も軌道に乗っており提案書も作らねばならないし、日記を毎日つけないといけないし、読書も毎日1冊読まねばならない。到底人と遊んでいる時間なんて1分たりともない。毎日が格闘であり、そうやって37年間生きてきた。そして、ここまで成長してきたという自負もある。

しかし、今日の出来事はそれを見事に打ち砕く出来事であった。つまり、今の練習方法では通用しませんよというのを教えてもらったのだ。そう、一人でどんなにもくもくと練習しても、社会では一切通用しない。イチロウのようなスポーツ選手や格闘家のような勝負師の世界であれば別であろうが、社会人なら絶対に通用しない。そのことがよくわかった。

今日から、生き方を変えねばならない。真剣にそう思った。人と常に一緒にいる人生にせねばならない。一人で黙々と勉強しても私の場合はダメだ。しかし、MBAも目指すことはあきらめたくないので、時間をどうやって確保するかは試行錯誤だが、毎朝4:30〜8:00まで勉強すればなんとか時間は確保できるのではないかと算段する。夜の20:00以降のお酒の席やイベントには積極的に参加して、仲間とコミュニケーションとったり、積極的に議論して、喧嘩もすべきだと思う。そんな生活に今日から変えていきたい。

最後に、本当に人生は難しいと考えれば難しくなるし、楽しいと考えれば楽しくなる。気持ちの持ち方次第だと本には書いてあった。ならば、毎朝無心で勉強し、毎夜仲間とどんちゃん騒ぎする人生が確立できれば、なんと楽しい人生ではないか!ワクワクする。

ということで、本を読んで一気に、パニック症が治り、目に力が戻ってきて、いまこうして体験記をまとめ上げているところである。
一人でも多くの人にこの文章が読まれることを望みます。。。岡より。

コメント(1)

5/28 その後の状況。
本日まで、何度かあのライブの光景がフラッシュバックされ、その度に一瞬強烈なネガティブになるが、ぐっとはを食いしばり、ネガティブを消してなんとか凌ている。

そんな中、進歩したことがある。
歌の技術を日常生活にも応用することをなぜ今までしなかったのだろう?と疑問に感じたことである。あのライブの事件が起こらなければ、疑問を考えることすらなかったと言うのは、人間の難しさであろうか。いずれにしても、考えるようになり、一つの結論がでた。

結論とは、発生する際に鼻腔で発生する話し方をすればいいと言うことである。以前にも、鼻腔の話しはしたが、歌を歌う際には、絶対に喉で発生してはいけない。喉はすぐに枯れてしまうし、高音も出せない。鼻腔だと、ミックスボイスと言って地声から裏声まで綺麗につながる発声ができる技術である。イメージとして平井堅である。あれがミックスボイスの典型であり、喉を一切使ってないので弱い声に聞こえるかもしれないが、あれがミックスボイスの特徴なのである。

このミックスボイスの鼻腔を使う技術をなぜ普段の生活にも使わなかったのか?いや、使うべきだ。と思い、実際にやってみたら、意外に簡単にできた。そうすると、声の震えが一切起こらず、とても透き通った綺麗な声が普段の生活時にも出せる。今までは地声でダミ声に近い発声だったので、決して普段の声は綺麗ではなかった。

これにより、一気に人と話すことも億劫でなくなり、むしろ滑舌も良くなり、リズムも出てきて、聞いている人も心地よい感じになってきたらしい。

人間関係を構築するのにも、心地よい話し方をするというのはとても大切であり、それを今まではやろうともおもっていなかったというのは、自分を疑いたい。

あの事件以来、順調に人との関わりを持っているので、これを維持して行けば絶対にパニック障害は二度と起こらないと信じている。

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