松茸政経熟コミュの沖縄独立！！！

またまた、暴論です。

膠着状態の普天間問題。
鳩山うつろ目政権は、何の飛び道具もなく、
『家内とは必ず5月までには離婚するから待っててね。』
と騙し続け、そして最後に
『やっぱり家内の父親が反対するので、離婚はできませんでした。』
と言い訳する浮気野郎の甘言と同じじゃないか！

でもそのお陰で、根本的な基地問題や防衛問題にも国民の議論が及んできた事は、怪我の功名、いい事だと思います。

そこで、私の意見を何点か。

まず、沖縄の海兵隊が本当に抑止力になっているのかと言う点は、私はかなり懐疑的に考えています。
沖縄には、海兵隊員は約8000人が駐留しているそうですが、そのほとんどがブートキャンプ(基礎体力などの新兵訓練）を終えたばかりの新兵で、沖縄で軍事訓練を行っているらしい。
と言う事は、兵士としての能力はゼロに近い。
そんな海兵隊が、本当に抑止力になっているのでしょうか？

さらに、抑止力は防衛力でしょうが、本土から離れた沖縄に基地があると言う事は、日本本土の防衛は大丈夫なのでしょうか？
佐世保、岩国、横須賀などに米軍基地はありますが、日本を守るためなら沖縄に集中しているより、国内に分散していた方がいいと思うのですが、どうなのでしょう。
確かに、有事を台湾海峡に限定すれば、沖縄に基地がある事は地政学上有効でしょうが、北朝鮮を対象とするなら、北海道でも距離的には沖縄とあまり差がありません。

また、先日のクリントン国務長官の来日は半日間、中国訪問は4日間。
この差は、アメリカがどちらの国を重要視しているかの証拠ではないでしょうか？
本当に中国を仮想敵国として見るのであれば、アメリカは守ってくれないのかもしれません。
東シナ海のガス田問題でも、アメリカはノータッチ。
中国の軍用艦が、沖縄の領海を侵犯しても、言及なし。
本当に、アメリカは中国を仮想敵国と見做しているのでしょうか？

ひょっとしたらアメリカ側は、思いやり予算と言う名目の駐留費を分捕るだけで、日本の安全保障は眼中にないかも。

実は、米軍の駐留経費を負担しているのは、ドイツと日本だけ。
韓国はゼロですし、中央アジア・キルギス、ウズベキスタンにはアメリカが迷惑料を払っている。
また、そのドイツの負担額は駐留経費の26％に比べて、日本は76％。
これって、やらずぼったくりのボッタクリバーと同じじゃないの。


やっと本題です。

沖縄住民は基地移設に反対し、徳之島や他の自治体も米軍移設には断固反対。
沖縄以外の住民も官僚も政治家も、米軍なんて沖縄に置いておけばいいんじゃないのって感じでしょうか…。
あまりにも、沖縄県民とその他日本国民との温度差が大きいように思います。
この差を埋める事は難しい…。
強硬に沖縄県内移転を決めてしまえば、沖縄と日本との亀裂を深めてしまうように思います。

もともと沖縄は、明治維新まで400年間独立した『琉球國』でした。
明治維新前には、アメリカ、フランス、オランダと通商条約を結び、国際的に認められた独立国。
しかし、明治政府が武力を振りかざして日本に併合した史実があります。
(私も、この事は知りませんでした。）
(チベット問題で、中国を責められません…。）

ならば、沖縄県民の民意と日本国民の民意に大きなズレがあるのなら、沖縄に独立していただいて、アメリカと交渉していただきましょう。
沖縄県民が、独立してでも米軍基地はいらないと言うのなら、独立していただきましょう。

決して、沖縄を蔑ろにした意見ではありません。
沖縄を尊重するからこそ、過去の日本の過ちを糺し真の民主主義のためには、このような道もあるのではないでしょうか？

国籍や貿易、軍事など問題は山積するでしょうが、それが民意だと思います。


ついでに、社民党も沖縄に移転していただく…。
(蛇足でした。）