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文化系トークラジオLifeコミュの4月28日(日)25時〜「平成で終わりにしたいマナー」

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4月28日(日)25時〜=4月29日(月)午前1時〜
「平成で終わりにしたいマナー」

出演予定:鈴木謙介(charlie)、速水健朗、永田夏来、海猫沢めろん、倉本さおり、塚越健司、宮崎智之、斎藤哲也ほか

予告編の出演:鈴木謙介(charlie)、速水健朗、倉本さおり、塚越健司、宮崎智之、斉藤哲也、長谷川裕P(黒幕)

※ラジコではインターネットで放送同様、音楽も聴けます。

※ツイキャスでも中継します→ http://twitcasting.tv/life954

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charlie(鈴木謙介)です。

平成という時代を振り返るときに、「昭和のモデルがいよいよ過去のものになった」ということがあります。もちろん実態を見れば分野によって違うのですが、たとえば家族を例にとれば、21世紀に入る頃には子育て世帯に占める専業主婦世帯の割合を共働き世帯が上回りました。また、高齢者のみの世帯もますます増加しています。大衆アニメで見たような「子育て中の夫婦と学齢期の子ども」という核家族のモデルすら、家族の典型的な形といえなくなりつつあるわけです。

そうして「みんなの当たり前」が自明のものでなくなると、日本社会のコミュニケーションにありがちな「そんなの常識だろう」「言わなくても分かるのが当然だろう」という態度もまた、壁につきあたることになります。産業化を背景に、教育から就労、老後まで誰もが同じようなライフコースをたどると思われていた時代には、そうやって「暗黙の了解」に頼ることは、コミュニケーションのコストを減らす意味もあったのでしょうが、むしろ不透明性の高まる社会では、相手も自分と同じように感じるはずだという想定じたいが、コミュニケーションのコストを高めることになります。

特に困るのは、他者との関わり方だと思います。これが公共政策の問題であれば、何らかの基準にのっとって決断を下さなければいけないわけですが、人間関係においてはそのような「正解」がない。多数を占める人の常識に合わせればいいのか、マイノリティに配慮すべきなのか、それともステイクホルダーで話し合って決めるのか、AIなどに最適解を導き出してもらえばいいのか。それすらも僕たちが決めなければならないのが、自明性の失われる時代ということになります。

たとえばマナーの問題なんかが、ネットでもよく取り沙汰されます。SNSではこのような配慮をするのがマナーであるとか、就職活動ではこういうことをするのは非常識だといった話が出てくるたびに、それは特殊な世界のローカルルールに過ぎないと反論されるのを目にしますね。日本社会で「マナー」というと、どうも「あえて言わなくても『みんな』が共有しているべきもの」というイメージが強いので、不透明性が高まることでかえって「マナー」のもつ「非常識さ」が浮き彫りになるのだと思います。

すべてのマナーが無意味だとも思いませんが、「『当たり前』であることが当たり前」というタイプのマナーの多くが、非合理なものになりつつあるように思います。そこで今回のLifeは、「平成で終わりにしたいマナー」というテーマで、いまや不合理なものになってしまったマナーや、以前は別に気にしていなかったのに、どうも近年「マナー」ということになってしまったことを取り上げていこうかなと思っています。

リスナーの皆さまからも「平成で終わりにしたいマナー、令和から広めたいマナー」ということでメールを募集します。自分にとっては共感できなかったんだけど、いつしかマナーとして受け入れるようになったものや、逆にいまマナーが必要とされているんじゃないかということもお寄せください。

メールアドレスは life@tbs.co.jp

ぜひお早めに!

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