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金曜ドラマ『警部補・矢部謙三』コミュの★第3話★

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何者かによって科学研究所の輸送車が襲われ、新型神経ガスが奪われた。そのガスは、半径2キロ圏内の人間を完全に無力化する威力があるといい、犯人グループは「ばら撒かれたくなかったら実力で阻止してみろ」と警察を挑発。対戦相手として、警視庁で最も優秀な人材を捜査にあたらせるよう指示してきた。矢部は、その極秘任務を任され……というより体よく押し付けられ、犯人との直接対決に臨むことに。 「自分たちの指示に従って行動し、それを成し遂げられれば、ガスの散布を阻止できる。しかし、ほかの警官の姿が見えた場合、即座にガスを撒く」。そう伝えてきた犯人グループの最初の指示は、30分以内にあるビルの屋上に行けというものだった。矢部は、犯人の目論みも分からないまま、そのビルに向かう。
いっぽう、美晴と桜木は、小国・クーリット王国から国宝展を開くために来日している特使の警護を担当していた。しかし、警護と言っても形ばかりのもので、任務は退屈そのもの。美晴は神経ガスの捜査に加わりたくてうずうずしていた。ところが、そんな美晴の思いとは裏腹に、2人は特使からいなくなったインコを探してほしいとの依頼を受ける。 その頃、ビルの屋上に到着した矢部は、そこで奇妙な装置を目にする。それは、コインを使ったパズルで、そのパズルが解けない限り、神経ガスらしき液体が入った装置を止められないという。矢部は、5分という制限時間内に、命懸けで難解なパズルに挑むことになるが……!?

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