チェソンモさんですね
カタカナで書いて戴いて、何だか歌えそうです
ＳＢＳ水木ドラマ『風の絵師』(바람의 화원)
サイト： http://
放送期間：２００８年９月２４日〜１２月４日（全２０話）
演出：チャン・テユ（不良主夫、１０１回目のプロポーズ、銭の戦争）、チン・ヒョク
脚本：イ・ウニョン
原作：小説家イ・ジョンミョンの同名小説
■主要キャスト
パク・シニャン 金弘道[キム・ホンド] （図画署の天才絵師）
ムン・グニョン 申潤福[シン・ユンボク] （図画署の新米絵師）
リュ・スンニョン キム・ジョニョン（絹織物と紙を独占する大商人）
ムン・チェウォン チョンヒャン（妓生）
ペ・スビン 正祖[チョンジョ]（２２代王）
■日本での放送
放送局：ＫＮＴＶ
放送開始日：２００９年１月３日（土）
放映日時：毎週土日・２１：４５〜２３：００
再放送日時：毎週水木・１３：００〜１４：１５
放映話数：全２０話
番組サイト： http://
■ＫＢＳサイト「企画意図」から
朝鮮時代の最も有名な風俗画家、キム･ホンドとシン･ユンボク！！
キム･ホンドは「書堂」や「シルム」などの躍動感あふれる風俗画だけではなく、巨大な儀軌（宮中儀式を記録した絵）、水墨画、そして自身の老いを写実的に描いた自画像に至るまで多様な絵を残した歴史上最も有名な朝鮮の画家だ。
また、洗練された筆致で男女間の愛情を扱った絵で有名なシン･ユンボクは、彼をよく知らなくてもその絵が印刷された絵ハガキやカレンダーを見たことがない人はいないほど、現代にまで、いや現代に至ってさらにその価値を認められている。
ここまでが、２人について知られている事実だ。
しかし、この２人には、いくつか知られていない事実がある。
１つ、２人は図画署（絵に関する業務を行う役所）で絵師生活を共にした同時代の画家であり、
２つ、２人が同じ主題で描いた絵が何枚か発見されており、
３つ、２人の天才画家のうち、キム･ホンドに関する資料は数多く発見されている反面、シン･ユンボクに関する資料はほとんど残っていないのだ。
キム･ホンドは英祖、正祖、純祖と３人の王の寵愛を受けて長い間権勢を享受したが、シン･ユンボクは「低俗な絵を描いて図画署を追われた」という風聞だけを残して歴史から永遠に消えてしまった。
２人が活躍した１８世紀は朝鮮の歴史上で最も安定した社会を基盤に、文化が最も華麗に花開いた時代だ。自身も優れた画家だった正祖の積極的な文芸復興と改革の風に吹かれて、前近代から近代へと移り変わる肯定的なエネルギーに満ちたその時代に、
「記録された者」と「記録されなかった者」、キム･ホンドとシン･ユンボクがいた。
いったい、この２人に何があったのだろうか。
シン･ユンボクに関する記録は、なぜすべて消えてしまったのだろうか。
しかし、幸いだ。
彼の記録は消えたが、絵だけは無事に残っている。
今、彼の絵をじっくりと眺めてみよう。
静かに・・・、絵の中から声が聞こえ始める。
このドラマは、まさにその物語だ。
絵の中に密かに隠されていた、キム･ホンドとシン･ユンボクの愛の物語。
■概要など
このドラマは「シン・ユンボクは女性だった！」という設定で描く。
図画署の元老である父に絵の才能を見いだされたユンボク（ムン・グニョン）は、絵師の家門の栄光を守りたい父によって女の身でありながら男として育てられ、やがて図画署の生徒庁に入ることになる。図画署随一の絵師でありながら奔放な性格のため疎外されているホンド（パク・シニャン）はそんなユンボクの才能を見抜き、嫉妬に似た感情を持ちながらも次第に惹かれていく。ユンボクもまたホンドの存在が気になってくる。そんな二人に王から秘密の任務が与えられる。それには１０年前に起きたある絵師の疑問死がからんでいた。そして、二人は絵に隠された宮廷の巨大な陰謀に巻き込まれていく。
原作者のイ・ジョンミョンは２００６年に小説「根深い木（뿌리 깊은 나무）」で話題になった作家。「根深い木」は世宗時代、「訓民正音」創製の裏側で起きた宮廷内連続殺人事件をミステリータッチに描き、韓国版「ダ・ヴィンチ・コード」と騒がれもした（実際はそんなに緻密ではないが）。「根深い木」はドラマ化したら結構面白いのではないかと思っていたが、それよりあと１年後に発表された「風の絵師」のほうが先にドラマ化されることになった。
ムン・グニョンの子役（ムン・グニョンも子役がつく年令になったか・・・）はキム・ユジョンちゃん。『一枝梅』でライバル関係になったチョン・ダビンちゃんと同様に史劇に連続でご登場することになった。映画『黄真伊』ではソン・ヘギョの子役を務めたが、ムン・グニョンもかつて『秋の童話』でソン・ヘギョの子役を務めたのだから因果は巡る・・・。
ドラマはホンド（パク・シニャン）とユンボク（ムン・グニョン）の愛も軸にしているが、視聴者の間ではユンボクと妓生チョンヒャン（ムン・チェウォン）の女同士の切ない愛のほうがタンニャン・カップルと呼ばれてむしろ話題になり、ＭＢＣ演技大賞のベストカップル賞受賞にまで至った。タンニャン（닷냥）は五両の意味。なぜ、五両なのかは観ればわかる。
■時代背景
朝鮮王朝２２代正祖時代初期（１８世紀後半）
日本：江戸時代中後期／田沼時代
中国：清代中期
西洋：産業革命期
正祖の前の王の英祖[ヨンジョ]は正祖の祖父で、５２年という朝鮮王朝で最長の在位期間を誇った王だ。しかし、朝鮮王朝で初めて、女官出身の側室から生まれた王だったせいで基盤が弱く、常に名門重臣たちの圧迫を受けてきた。そんな中では、名門重臣たちに対抗して改革を目指していた、我が子の思悼世子[サドセージャ]を罪人という汚名を着せて自らの手で除去しなけらばならないこともあった。
正祖は自分の父が祖父の手で除去されるのを見ている。そして、名門重臣たち（僻派）が自分を警戒し、いつかは罪人の子として始末しようとしているのを知っている。さらに、その最先鋒に英祖の若い継妃であり、自分にとっては義理の祖母に当たる貞純王后[チョンスンワンフ]がいることも知っていた。
英祖（生没１６９４〜１７７６）
２１代王／在位１７２４〜１７７６
思悼世子（生没１７３５〜１７６２）
英祖の息子／正祖の父
貞純王后（生没１７４５〜１８０５）
１５才のとき６６才だった英祖の継妃になる
正祖（生没１７５２〜１８００）
２２代王／在位１７７６〜１８００
僻派・・・正祖の改革に反対する旧利権勢力
■ＳＢＳ演技大賞
２００８年の「ＳＢＳ演技大賞」で以下の賞を獲得した。
大賞：
ムン・グニョン
ベストカップル賞：
ムン・グニョン＆ムン・チェウォン（初の女性カップル＾＾；）
１０大スター賞（１０人）：
ムン・グニョン
ニュースター賞（１１人）：
ペ・スビン、ムン・チェウォン
子役賞：
キム・ユジョン（『一枝梅』にも出演）
さらに、ムン・グニョンは百想芸術大賞のＴＶ部門最優秀演技賞（女）も受賞した。
サイト： http://
放送期間：２００８年９月２４日〜１２月４日（全２０話）
演出：チャン・テユ（不良主夫、１０１回目のプロポーズ、銭の戦争）、チン・ヒョク
脚本：イ・ウニョン
原作：小説家イ・ジョンミョンの同名小説
■主要キャスト
パク・シニャン 金弘道[キム・ホンド] （図画署の天才絵師）
ムン・グニョン 申潤福[シン・ユンボク] （図画署の新米絵師）
リュ・スンニョン キム・ジョニョン（絹織物と紙を独占する大商人）
ムン・チェウォン チョンヒャン（妓生）
ペ・スビン 正祖[チョンジョ]（２２代王）
■日本での放送
放送局：ＫＮＴＶ
放送開始日：２００９年１月３日（土）
放映日時：毎週土日・２１：４５〜２３：００
再放送日時：毎週水木・１３：００〜１４：１５
放映話数：全２０話
番組サイト： http://
■ＫＢＳサイト「企画意図」から
朝鮮時代の最も有名な風俗画家、キム･ホンドとシン･ユンボク！！
キム･ホンドは「書堂」や「シルム」などの躍動感あふれる風俗画だけではなく、巨大な儀軌（宮中儀式を記録した絵）、水墨画、そして自身の老いを写実的に描いた自画像に至るまで多様な絵を残した歴史上最も有名な朝鮮の画家だ。
また、洗練された筆致で男女間の愛情を扱った絵で有名なシン･ユンボクは、彼をよく知らなくてもその絵が印刷された絵ハガキやカレンダーを見たことがない人はいないほど、現代にまで、いや現代に至ってさらにその価値を認められている。
ここまでが、２人について知られている事実だ。
しかし、この２人には、いくつか知られていない事実がある。
１つ、２人は図画署（絵に関する業務を行う役所）で絵師生活を共にした同時代の画家であり、
２つ、２人が同じ主題で描いた絵が何枚か発見されており、
３つ、２人の天才画家のうち、キム･ホンドに関する資料は数多く発見されている反面、シン･ユンボクに関する資料はほとんど残っていないのだ。
キム･ホンドは英祖、正祖、純祖と３人の王の寵愛を受けて長い間権勢を享受したが、シン･ユンボクは「低俗な絵を描いて図画署を追われた」という風聞だけを残して歴史から永遠に消えてしまった。
２人が活躍した１８世紀は朝鮮の歴史上で最も安定した社会を基盤に、文化が最も華麗に花開いた時代だ。自身も優れた画家だった正祖の積極的な文芸復興と改革の風に吹かれて、前近代から近代へと移り変わる肯定的なエネルギーに満ちたその時代に、
「記録された者」と「記録されなかった者」、キム･ホンドとシン･ユンボクがいた。
いったい、この２人に何があったのだろうか。
シン･ユンボクに関する記録は、なぜすべて消えてしまったのだろうか。
しかし、幸いだ。
彼の記録は消えたが、絵だけは無事に残っている。
今、彼の絵をじっくりと眺めてみよう。
静かに・・・、絵の中から声が聞こえ始める。
このドラマは、まさにその物語だ。
絵の中に密かに隠されていた、キム･ホンドとシン･ユンボクの愛の物語。
■概要など
このドラマは「シン・ユンボクは女性だった！」という設定で描く。
図画署の元老である父に絵の才能を見いだされたユンボク（ムン・グニョン）は、絵師の家門の栄光を守りたい父によって女の身でありながら男として育てられ、やがて図画署の生徒庁に入ることになる。図画署随一の絵師でありながら奔放な性格のため疎外されているホンド（パク・シニャン）はそんなユンボクの才能を見抜き、嫉妬に似た感情を持ちながらも次第に惹かれていく。ユンボクもまたホンドの存在が気になってくる。そんな二人に王から秘密の任務が与えられる。それには１０年前に起きたある絵師の疑問死がからんでいた。そして、二人は絵に隠された宮廷の巨大な陰謀に巻き込まれていく。
原作者のイ・ジョンミョンは２００６年に小説「根深い木（뿌리 깊은 나무）」で話題になった作家。「根深い木」は世宗時代、「訓民正音」創製の裏側で起きた宮廷内連続殺人事件をミステリータッチに描き、韓国版「ダ・ヴィンチ・コード」と騒がれもした（実際はそんなに緻密ではないが）。「根深い木」はドラマ化したら結構面白いのではないかと思っていたが、それよりあと１年後に発表された「風の絵師」のほうが先にドラマ化されることになった。
ムン・グニョンの子役（ムン・グニョンも子役がつく年令になったか・・・）はキム・ユジョンちゃん。『一枝梅』でライバル関係になったチョン・ダビンちゃんと同様に史劇に連続でご登場することになった。映画『黄真伊』ではソン・ヘギョの子役を務めたが、ムン・グニョンもかつて『秋の童話』でソン・ヘギョの子役を務めたのだから因果は巡る・・・。
ドラマはホンド（パク・シニャン）とユンボク（ムン・グニョン）の愛も軸にしているが、視聴者の間ではユンボクと妓生チョンヒャン（ムン・チェウォン）の女同士の切ない愛のほうがタンニャン・カップルと呼ばれてむしろ話題になり、ＭＢＣ演技大賞のベストカップル賞受賞にまで至った。タンニャン（닷냥）は五両の意味。なぜ、五両なのかは観ればわかる。
■時代背景
朝鮮王朝２２代正祖時代初期（１８世紀後半）
日本：江戸時代中後期／田沼時代
中国：清代中期
西洋：産業革命期
正祖の前の王の英祖[ヨンジョ]は正祖の祖父で、５２年という朝鮮王朝で最長の在位期間を誇った王だ。しかし、朝鮮王朝で初めて、女官出身の側室から生まれた王だったせいで基盤が弱く、常に名門重臣たちの圧迫を受けてきた。そんな中では、名門重臣たちに対抗して改革を目指していた、我が子の思悼世子[サドセージャ]を罪人という汚名を着せて自らの手で除去しなけらばならないこともあった。
正祖は自分の父が祖父の手で除去されるのを見ている。そして、名門重臣たち（僻派）が自分を警戒し、いつかは罪人の子として始末しようとしているのを知っている。さらに、その最先鋒に英祖の若い継妃であり、自分にとっては義理の祖母に当たる貞純王后[チョンスンワンフ]がいることも知っていた。
英祖（生没１６９４〜１７７６）
２１代王／在位１７２４〜１７７６
思悼世子（生没１７３５〜１７６２）
英祖の息子／正祖の父
貞純王后（生没１７４５〜１８０５）
１５才のとき６６才だった英祖の継妃になる
正祖（生没１７５２〜１８００）
２２代王／在位１７７６〜１８００
僻派・・・正祖の改革に反対する旧利権勢力
■ＳＢＳ演技大賞
２００８年の「ＳＢＳ演技大賞」で以下の賞を獲得した。
大賞：
ムン・グニョン
ベストカップル賞：
ムン・グニョン＆ムン・チェウォン（初の女性カップル＾＾；）
１０大スター賞（１０人）：
ムン・グニョン
ニュースター賞（１１人）：
ペ・スビン、ムン・チェウォン
子役賞：
キム・ユジョン（『一枝梅』にも出演）
さらに、ムン・グニョンは百想芸術大賞のＴＶ部門最優秀演技賞（女）も受賞した。
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コメント(34)
■関連作品
同じ正祖時代を背景にした作品がいくつかあるので、見比べるとさらに興味深いでしょう。
★映画『美人図』
韓国封切り日：２００８年１１月１３日
監督：チョン・ユンス
脚本：ハン・スリョン
出演：
キム・ミンソン シン・ユンボク（ユンジョン）
キム・ヨンホ キム・ホンド
チュ・ジャヒョン ソルァ
キム・ナムギル カンム
内容：
ユンボクを名門絵師家門の娘にしているのは『風の絵師』と同じ。
本当の名前はユンジョンで、兄のユンボクの代わりに絵を描くという設定。
その兄が自殺したことからユンジョンの運命が変わる。
★ＭＢＣドラマ『李祘（イ・サン）』
韓国放送期間：２００７年９月１７日〜２００８年６月１６日（７７話）
演出：イ・ビョンフン、キム・グノン
脚本：キム・イヨン
出演：
イ・ソジン イ・サン（正祖）
ハン・ジミン ソン・ソンヨン（図画署の絵師）
イ・スンジェ 英祖
キム・ヨジン 貞純王后
内容：
イ・サン（正祖）の波乱万丈の物語。
その生涯の恋人ソンヨンが図画署の絵師という点が『風の絵師』と関連。
『風の絵師』に出てくるホン・グギョンも登場する。
★ＫＢＳドラマ『漢城別曲−正』
韓国放送期間：２００７年７月９日〜７月３１日（８話）
演出：クァク・チョンファン
脚本：パク・チヌ
出演：
チン・イハン パク・サンギュ
キム・ハウン イ・ナヨン
イ・チョニ ヤン・マノ
アン・ネサン 王（名は出ないが正祖）
チョン・エリ 大妃（名は出ないが貞純王后）
内容：
王位を巡る陰謀に振り回される３人の若者を描く。
こちらは『風の絵師』よりずっと後の正祖末期が背景。
★ケーブルテレビＣＧＶドラマ『正祖暗殺ミステリー８日』
韓国放送期間：２００７年１１月１７日〜１２月１６日（１０話）
演出：パク・チョンウォン
脚本：キム・ウォンソク
出演：
キム・サンジュン 正祖
パク・チョンチョル 丁若��[チョン・ヤギョン]
チョン・エリ 惠慶宮洪氏[ヘギョングン・ホンシ]（正祖の母）
内容：
ずばり、正祖暗殺を正面から扱った作品。
同じ正祖時代を背景にした作品がいくつかあるので、見比べるとさらに興味深いでしょう。
★映画『美人図』
韓国封切り日：２００８年１１月１３日
監督：チョン・ユンス
脚本：ハン・スリョン
出演：
キム・ミンソン シン・ユンボク（ユンジョン）
キム・ヨンホ キム・ホンド
チュ・ジャヒョン ソルァ
キム・ナムギル カンム
内容：
ユンボクを名門絵師家門の娘にしているのは『風の絵師』と同じ。
本当の名前はユンジョンで、兄のユンボクの代わりに絵を描くという設定。
その兄が自殺したことからユンジョンの運命が変わる。
★ＭＢＣドラマ『李祘（イ・サン）』
韓国放送期間：２００７年９月１７日〜２００８年６月１６日（７７話）
演出：イ・ビョンフン、キム・グノン
脚本：キム・イヨン
出演：
イ・ソジン イ・サン（正祖）
ハン・ジミン ソン・ソンヨン（図画署の絵師）
イ・スンジェ 英祖
キム・ヨジン 貞純王后
内容：
イ・サン（正祖）の波乱万丈の物語。
その生涯の恋人ソンヨンが図画署の絵師という点が『風の絵師』と関連。
『風の絵師』に出てくるホン・グギョンも登場する。
★ＫＢＳドラマ『漢城別曲−正』
韓国放送期間：２００７年７月９日〜７月３１日（８話）
演出：クァク・チョンファン
脚本：パク・チヌ
出演：
チン・イハン パク・サンギュ
キム・ハウン イ・ナヨン
イ・チョニ ヤン・マノ
アン・ネサン 王（名は出ないが正祖）
チョン・エリ 大妃（名は出ないが貞純王后）
内容：
王位を巡る陰謀に振り回される３人の若者を描く。
こちらは『風の絵師』よりずっと後の正祖末期が背景。
★ケーブルテレビＣＧＶドラマ『正祖暗殺ミステリー８日』
韓国放送期間：２００７年１１月１７日〜１２月１６日（１０話）
演出：パク・チョンウォン
脚本：キム・ウォンソク
出演：
キム・サンジュン 正祖
パク・チョンチョル 丁若��[チョン・ヤギョン]
チョン・エリ 惠慶宮洪氏[ヘギョングン・ホンシ]（正祖の母）
内容：
ずばり、正祖暗殺を正面から扱った作品。
■登場人物１
金弘道[キム・ホンド]（パク・シニャン）
天才を見抜く天才
嫉妬する天才
誰にも追いつけない優れた才能で、若くして御真（王の肖像画）を描いた天才画家。
朝鮮全土に彼の絵を得ようとする者がたくさんいて、その値段は想像を絶する。
遊び好きで、誰とでもつきあい、冗談もよく言い、風采のよい好男子。
しかし、絵に関してはいつも自尊心を守り、できないことがない天才。
それがキム・ホンドだ。
図画署の生徒庁でシン・ユンボクに出会ったとき、その恐ろしい才能にぱっと目が覚める。
ユンボクの登場で、ホンドは安逸に生きてきた自らを振り返り、自分が持っていない才能を持ったユンボクに嫉妬する。
ホンドは正祖がユンボクとホンドに描かせた「同題各画（同じテーマで２人がそれぞれ絵を描くこと）」をきっかけに、本格的に才能を競う中で徐々にユンボクにのめり込み、ついに師弟関係を超える感情を持つことになるが・・・。
金弘道[キム・ホンド]（パク・シニャン）
天才を見抜く天才
嫉妬する天才
誰にも追いつけない優れた才能で、若くして御真（王の肖像画）を描いた天才画家。
朝鮮全土に彼の絵を得ようとする者がたくさんいて、その値段は想像を絶する。
遊び好きで、誰とでもつきあい、冗談もよく言い、風采のよい好男子。
しかし、絵に関してはいつも自尊心を守り、できないことがない天才。
それがキム・ホンドだ。
図画署の生徒庁でシン・ユンボクに出会ったとき、その恐ろしい才能にぱっと目が覚める。
ユンボクの登場で、ホンドは安逸に生きてきた自らを振り返り、自分が持っていない才能を持ったユンボクに嫉妬する。
ホンドは正祖がユンボクとホンドに描かせた「同題各画（同じテーマで２人がそれぞれ絵を描くこと）」をきっかけに、本格的に才能を競う中で徐々にユンボクにのめり込み、ついに師弟関係を超える感情を持つことになるが・・・。
■登場人物２
申潤福[シン・ユンボク]（ムン・グニョン／子役キム・ユジョン）
優れた才能を持つが、男として生きなければならなかった悲運の天才
優れた才能のせいで、女の身を持ちながらも男の人生を選択。
ただ、代を継がせるというシン・ハンピョンの欲のせいで、規律に厳格な図画署に閉じ込められて型にはまった絵を描くよう強要されるユンボク。
しかし、ユンボクは図画署の規律を平気で無視して好きなように絵を描き出す。
そのせいで図画署から追い出される危機に陥るが、キム・ホンドというできないことがない天才がユンボクの才能を見抜いて追い出されるのを防ぐ。
「神仙」という別名があるほど豪放で性格のよいキム・ホンドが、ユンボクにだけはやっかいで恐ろしい人間になってひどく責め立てると、ユンボクも負けずに発奮して絵を描く。
正祖から下された秘密任務を分け持つユンボクとホンド。
ユンボクは捜査を行い、紆余曲折を乗り越える中で、ホンドの心に少しずつ気づき、自分もいつのまにかホンドの姿を追っていることを感じ始めるが・・・。
申潤福[シン・ユンボク]（ムン・グニョン／子役キム・ユジョン）
優れた才能を持つが、男として生きなければならなかった悲運の天才
優れた才能のせいで、女の身を持ちながらも男の人生を選択。
ただ、代を継がせるというシン・ハンピョンの欲のせいで、規律に厳格な図画署に閉じ込められて型にはまった絵を描くよう強要されるユンボク。
しかし、ユンボクは図画署の規律を平気で無視して好きなように絵を描き出す。
そのせいで図画署から追い出される危機に陥るが、キム・ホンドというできないことがない天才がユンボクの才能を見抜いて追い出されるのを防ぐ。
「神仙」という別名があるほど豪放で性格のよいキム・ホンドが、ユンボクにだけはやっかいで恐ろしい人間になってひどく責め立てると、ユンボクも負けずに発奮して絵を描く。
正祖から下された秘密任務を分け持つユンボクとホンド。
ユンボクは捜査を行い、紆余曲折を乗り越える中で、ホンドの心に少しずつ気づき、自分もいつのまにかホンドの姿を追っていることを感じ始めるが・・・。
■登場人物３
キム・ジョニョン（リュ・スンニョン）
すべてのものを手に入れたが、誰の心も得られない男
賎民出身で幼いときに市場の隅に捨てられた孤児だ。
生まれつきの感覚と優れた才能、そして並はずれた決断力で、素手で始めて市場の絹と紙を独占する大物になった。
記録を重視する正祖が王位につくと、紙商人キム・ジョニョンの勢力はさらに大きくなる。
交易を行い、清の新しい文物に接する中で、芸術作品を見る審美眼が生まれる。
賎民出身から抜け出るために両班の族譜を買い、両班家の女と婚姻するが、そっぽを向いて自分を無視するのを彼もまた知っている。
キム・ジョニョンはさびしい気持ちをチョンヒャンのカヤグムで慰める。
僻派（正祖の反対派）の領袖チョ・ヨンスン大監から貞純王后までコネを持つ権勢家だ。
チョンヒャン（ムン・チェウォン）
カヤグムの腕前と美貌で有名な妓生。
今までの男とは全く違うユンボクに心を奪われる。
「心を与えるな」というケウォルの忠告にも関わらずユンボクの秘密のモデルになり、チョンヒャンはさらにユンボクにおぼれていくが、チョンヒャンに片想いするキム・ジョニョンに売られていく。
キム・ジョニョン（リュ・スンニョン）
すべてのものを手に入れたが、誰の心も得られない男
賎民出身で幼いときに市場の隅に捨てられた孤児だ。
生まれつきの感覚と優れた才能、そして並はずれた決断力で、素手で始めて市場の絹と紙を独占する大物になった。
記録を重視する正祖が王位につくと、紙商人キム・ジョニョンの勢力はさらに大きくなる。
交易を行い、清の新しい文物に接する中で、芸術作品を見る審美眼が生まれる。
賎民出身から抜け出るために両班の族譜を買い、両班家の女と婚姻するが、そっぽを向いて自分を無視するのを彼もまた知っている。
キム・ジョニョンはさびしい気持ちをチョンヒャンのカヤグムで慰める。
僻派（正祖の反対派）の領袖チョ・ヨンスン大監から貞純王后までコネを持つ権勢家だ。
チョンヒャン（ムン・チェウォン）
カヤグムの腕前と美貌で有名な妓生。
今までの男とは全く違うユンボクに心を奪われる。
「心を与えるな」というケウォルの忠告にも関わらずユンボクの秘密のモデルになり、チョンヒャンはさらにユンボクにおぼれていくが、チョンヒャンに片想いするキム・ジョニョンに売られていく。
■登場人物４
正祖[チョンジョ]（ペ・スビン）＜１７５２〜１８００＞
誰よりも強靭な君主だが、父への憧憬を心の奥深くに隠した男
世孫のときから朝廷大臣たちが国家の問題に関してあらゆる悪行をいとわないのを見て育ち、誰よりも強い君主になろうとする。
僻派の妨害を顧みずに改革を断行し、父の思悼世子[サドセージャ]を復権させるためにホンドとユンボクに秘密任務を下す。
１０年前の画工の死に絡んだ謎を解き、思悼世子の肖像画を探してこいと言うのだ。
正祖はその肖像画を根拠に思悼世子を復権させ、「罪人の子」という自分を揺さぶる貞純王后と僻派から逃れて、新しい世を開こうとする。
洪国栄[ホン・グギョン]（チョン・インギ）＜１７４８〜１７８１＞
都承旨（現在の大統領秘書室長）
正祖の右腕で行動隊長。野望がある快男児で勤勉で実利的だ。
ホンドとユンボクとは近くも遠くもない関係を維持し、彼らが僻派から暗殺危機に陥ると助け、チョ・ヨンスン大監とチャン・ビョクスを牽制する。
ソ・ミョンソン大監とともに正祖の政治的勢力をなす人物。
貞純王后[チョンスンワンフ]（オム・ジウン）＜１７４５〜１８０５＞
幼いときから王室を取り巻く無血の戦争を経験しながら鍛えられた政治的感覚により、蛇のように狡猾で野望にあふれた女。
代々伝えられてきた遺物、あるいは清から持ってきた稀貴な陶磁器など、求めにくいものを好む。
正祖[チョンジョ]（ペ・スビン）＜１７５２〜１８００＞
誰よりも強靭な君主だが、父への憧憬を心の奥深くに隠した男
世孫のときから朝廷大臣たちが国家の問題に関してあらゆる悪行をいとわないのを見て育ち、誰よりも強い君主になろうとする。
僻派の妨害を顧みずに改革を断行し、父の思悼世子[サドセージャ]を復権させるためにホンドとユンボクに秘密任務を下す。
１０年前の画工の死に絡んだ謎を解き、思悼世子の肖像画を探してこいと言うのだ。
正祖はその肖像画を根拠に思悼世子を復権させ、「罪人の子」という自分を揺さぶる貞純王后と僻派から逃れて、新しい世を開こうとする。
洪国栄[ホン・グギョン]（チョン・インギ）＜１７４８〜１７８１＞
都承旨（現在の大統領秘書室長）
正祖の右腕で行動隊長。野望がある快男児で勤勉で実利的だ。
ホンドとユンボクとは近くも遠くもない関係を維持し、彼らが僻派から暗殺危機に陥ると助け、チョ・ヨンスン大監とチャン・ビョクスを牽制する。
ソ・ミョンソン大監とともに正祖の政治的勢力をなす人物。
貞純王后[チョンスンワンフ]（オム・ジウン）＜１７４５〜１８０５＞
幼いときから王室を取り巻く無血の戦争を経験しながら鍛えられた政治的感覚により、蛇のように狡猾で野望にあふれた女。
代々伝えられてきた遺物、あるいは清から持ってきた稀貴な陶磁器など、求めにくいものを好む。
■登場人物５
シン・ハンピョン（アン・ソックァン）
シン・ユンボクとシン・ヨンボクの父。
図画署の元老絵師に属し、英祖時代から元差備待令として活動した図画署名門家の一員だ。家門の名誉のために実の息子をユンボクの代わりに罪人にもし、ユンボクを男として育てもする、家門の栄達のためならすることに大きな罪責感がない男。
手腕が優れているというよりは、小細工を弄する小者の感じが強い。
シン・ヨンボク（イ・ジュン／子役：イ・ビョンジュン）
兄でありながら兄（ヒョン）ではない、つまり生徒庁内でユンボクが女であることを知る唯一の人間だ。
幼いころから優れた才能を持ったユンボクを見守ってきて、画家としても惚れ、人間としても惚れる。
兄であるが妹であるユンボクを人知れず愛しているのだ。それを誰にも表わさず、ユンボクの後ろで最後まで守ってやり、大事にしてやり、至高で生真面目な愛を注ぐ。
シン・ハンピョン（アン・ソックァン）
シン・ユンボクとシン・ヨンボクの父。
図画署の元老絵師に属し、英祖時代から元差備待令として活動した図画署名門家の一員だ。家門の名誉のために実の息子をユンボクの代わりに罪人にもし、ユンボクを男として育てもする、家門の栄達のためならすることに大きな罪責感がない男。
手腕が優れているというよりは、小細工を弄する小者の感じが強い。
シン・ヨンボク（イ・ジュン／子役：イ・ビョンジュン）
兄でありながら兄（ヒョン）ではない、つまり生徒庁内でユンボクが女であることを知る唯一の人間だ。
幼いころから優れた才能を持ったユンボクを見守ってきて、画家としても惚れ、人間としても惚れる。
兄であるが妹であるユンボクを人知れず愛しているのだ。それを誰にも表わさず、ユンボクの後ろで最後まで守ってやり、大事にしてやり、至高で生真面目な愛を注ぐ。
■登場人物６
チャン・ビョクス（キム・ウンス）
図画署最高の職責である別提を務めている。厳格な法則と規律を重視し、それは芸術でも人間関係でもそうだ。
しかし、自分の職責を利用して少しぐらいは賄賂を受けたり、脅迫したりするのは当然のことだと考えている。
チャン・ヒョウォン（パク・チヌ）
図画署別提チャン・ビョクスの息子。
図画署に入るときから一番で、生徒時代は生徒長で、絵師試験に一回で合格する。教科書通りにやればできないことはないが、「自由自在」だと何をすればいいかわからずたじろいでしまうタイプの人間。教科書的な回答、行動だけをして、自分は誰よりも正しい人間だと考えている。
モク・ケウォル（イ・ミヨン）
ケウォロク（妓生置屋）の主人。
若かったときの美貌を今もある程度は思い浮かべられる妓生だ。しかし、今は老いた。妓生としての自負が見えるしゃんとした姿勢、堂々とした態度はまだ残っているが、若いチョンヒャンが折れそうなぐらいにまっすぐだとすれば、ケウォルはこの業界であらゆる辛苦をなめてきた老練さを漂わす女だ。
チャン・ビョクス（キム・ウンス）
図画署最高の職責である別提を務めている。厳格な法則と規律を重視し、それは芸術でも人間関係でもそうだ。
しかし、自分の職責を利用して少しぐらいは賄賂を受けたり、脅迫したりするのは当然のことだと考えている。
チャン・ヒョウォン（パク・チヌ）
図画署別提チャン・ビョクスの息子。
図画署に入るときから一番で、生徒時代は生徒長で、絵師試験に一回で合格する。教科書通りにやればできないことはないが、「自由自在」だと何をすればいいかわからずたじろいでしまうタイプの人間。教科書的な回答、行動だけをして、自分は誰よりも正しい人間だと考えている。
モク・ケウォル（イ・ミヨン）
ケウォロク（妓生置屋）の主人。
若かったときの美貌を今もある程度は思い浮かべられる妓生だ。しかし、今は老いた。妓生としての自負が見えるしゃんとした姿勢、堂々とした態度はまだ残っているが、若いチョンヒャンが折れそうなぐらいにまっすぐだとすれば、ケウォルはこの業界であらゆる辛苦をなめてきた老練さを漂わす女だ。
■登場人物７
イ・インムン（パク・ヒョックォン）・・写真
キム・ホンドの友人。山水画に優れており、人々の間で目立たず柔軟に対処する。
図画署内でホンドの唯一の友人だ。
カン・スハン（ユン・ジュサン）
キム・ホンドとソ・ジンの師匠。
早くからキム・ホンドを天才だと見抜いた唯一の人で、図画署元老たちの反対にも関わらず、いつもキム・ホンドの才能を大切にし支持してくれた。図画署の生徒たちに自由な想像力と絵を描く楽しさを教えるのに力を尽くし、多くの絵師たちから愛され尊敬を受けた。正祖が王位に上る前に秘密裏に頼んだ絵を描いたあと、疑問の死を迎える。
ソ・ジン（ハン・ジョンス）
優れた才能を持った図画署の画工だったが、１０年前に疑問の死を迎える。
ミョン（イ・ギョンファ）
ソ・ジンの妻。
イ・インムン（パク・ヒョックォン）・・写真
キム・ホンドの友人。山水画に優れており、人々の間で目立たず柔軟に対処する。
図画署内でホンドの唯一の友人だ。
カン・スハン（ユン・ジュサン）
キム・ホンドとソ・ジンの師匠。
早くからキム・ホンドを天才だと見抜いた唯一の人で、図画署元老たちの反対にも関わらず、いつもキム・ホンドの才能を大切にし支持してくれた。図画署の生徒たちに自由な想像力と絵を描く楽しさを教えるのに力を尽くし、多くの絵師たちから愛され尊敬を受けた。正祖が王位に上る前に秘密裏に頼んだ絵を描いたあと、疑問の死を迎える。
ソ・ジン（ハン・ジョンス）
優れた才能を持った図画署の画工だったが、１０年前に疑問の死を迎える。
ミョン（イ・ギョンファ）
ソ・ジンの妻。
チョ・ソンモの「風の歌（바람의 노래）」ですね。
最初のほうの歌詞は以下の通りです。
＜歌詞・ハングル＞
저 달빛 아래 너와나 이토록 가까운데
손에 닿을듯 눈에 보일 듯 더 아련한데
나 얼마나 더 살아야 널 다시 불러볼까
목이 메일듯 숨이 멎을 듯 널 불러본다.
널 안고 바람이 불어온다
내마음 씻어간다
어린 나를 끌었던 소녀의 꿈처럼 따뜻한
널 안고 달려간다
하늘끝까지 간다
이미 지나가버린 어린날 꿈처럼 아득한
＜歌詞・カタカナ読み＞
チョ タルピッタレ ノワナ イトロク カッカウンデ
ソネ タウルトゥ ヌネポイルトゥ ト アリョナンデ
ナ オルマナ ト サラヤ ノル タシ プロポルカ
モギ メイルトゥ スミ モジュルトゥ ト プロポンダ
ノランコ パラミ プロオンダ
ネマウム シソカンダ
オリンナルル クロットン ソニュエ クムチョロム タットゥタン
ノランコ タリョガンダ
ハヌルクッカジ ガンダ
イミ チナガボリン オリンナル クムチョロム アッドゥカン
＜大意＞
あの月の明かりの下 君と私 こんなに近いのに
手に触れるほど 目に見えるほど さらにおぼろげになるが
わたしはあとどれだけ生きれば 君を再び呼べるだろうか
のどが詰まるほど 息が止まるほど 君を呼んでみる
君を抱いて風が吹いていく
私の心を洗っていく
幼いわたしを誘った少女の夢のように温かい
君を抱いて走っていく
空の果てまで行く
すでに過ぎ去ってしまった 幼い日の夢のように果てしなく遠い
最初のほうの歌詞は以下の通りです。
＜歌詞・ハングル＞
저 달빛 아래 너와나 이토록 가까운데
손에 닿을듯 눈에 보일 듯 더 아련한데
나 얼마나 더 살아야 널 다시 불러볼까
목이 메일듯 숨이 멎을 듯 널 불러본다.
널 안고 바람이 불어온다
내마음 씻어간다
어린 나를 끌었던 소녀의 꿈처럼 따뜻한
널 안고 달려간다
하늘끝까지 간다
이미 지나가버린 어린날 꿈처럼 아득한
＜歌詞・カタカナ読み＞
チョ タルピッタレ ノワナ イトロク カッカウンデ
ソネ タウルトゥ ヌネポイルトゥ ト アリョナンデ
ナ オルマナ ト サラヤ ノル タシ プロポルカ
モギ メイルトゥ スミ モジュルトゥ ト プロポンダ
ノランコ パラミ プロオンダ
ネマウム シソカンダ
オリンナルル クロットン ソニュエ クムチョロム タットゥタン
ノランコ タリョガンダ
ハヌルクッカジ ガンダ
イミ チナガボリン オリンナル クムチョロム アッドゥカン
＜大意＞
あの月の明かりの下 君と私 こんなに近いのに
手に触れるほど 目に見えるほど さらにおぼろげになるが
わたしはあとどれだけ生きれば 君を再び呼べるだろうか
のどが詰まるほど 息が止まるほど 君を呼んでみる
君を抱いて風が吹いていく
私の心を洗っていく
幼いわたしを誘った少女の夢のように温かい
君を抱いて走っていく
空の果てまで行く
すでに過ぎ去ってしまった 幼い日の夢のように果てしなく遠い
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