El Cantare☆光の言葉コミュの[193] ストライクフリーダム 2018年07月07日 06:37

[193] ストライクフリーダム
2018年07月07日 06:37
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＜大雨＞西日本緊迫、厳重警戒続く　京都は川氾濫の恐れ
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0706/mai_180706_7388287098.html

7月6日（金）21時41分　毎日新聞

大雨で増水し、渡月橋に迫る桂川の濁流＝京都市右京区で２０１８年７月５日午後５時５９分、川平愛撮影

　記録的な大雨の影響で、西日本各地では死者・行方不明、土砂に巻き込まれる人が相次いだ。交通機関は終日乱れ、京都では川の氾濫の恐れが高まり、厳重な警戒が続いた。６日夜には広島県など中国地方にも数十年に１度とされる激しい雨が襲った。４年前にも大規模な土砂災害があった広島では橋が流されたほか、消防や警察への救助要請が殺到。状況は一気に緊迫した。

　■家に水が

　広島県坂町の会社員の女性（３９）は午後８時ごろ、自宅にいた際に「ガツン」という大きな音を聞いた。その後、「ドドドッ」と水が激しく流れるごう音も耳にした。自宅西側の斜面に土砂が流れ込んだとみられるが、自宅は無事だった。

　女性は４人暮らし。両親は既に避難所に向かったが、９０代の祖母と２人で自宅で待機。「４年前の土砂災害を受けて避難訓練もしていたが、ここまで被害が大きいとは」と驚いていた。近くの２階建て住宅にもあふれた川の水が流れ込み、住人の女性（７５）は「１階部分が水浸しになった。どんどん流れ込んできている。誰も助けてくれる人がいなくて怖い」と話した。

　■家も橋もない

　広島市安佐北区口田南では山沿いに点在する民家が土砂でつぶされた。地元町内会長の越智兼光さん（７２）は午後８時ごろ、安否確認の見回りで近くの知人宅が崩れてなくなっていたことに気付いた。４時間前は問題なかったという。「あちこちで土砂崩れが起きた。無事でいてほしいが」と声を落とした。

　東広島市志和町奥屋の自営業、三宅秀信さん（６３）は、自宅から数十メートルの奥屋川に架かる橋が崩落する瞬間を目撃した。

　豪雨のさなかの午後８時ごろ、家族から「橋の上に車が止まっている」と言われ、心配して駆け付けた。川は氾濫し、橋の真下に川面が迫る。車内が無人と確認して橋を離れた直後、橋は水しぶきを上げながら引き込まれるように沈んだ。崩落の音は雨で聞こえなかった。橋は長さ６メートル、幅４メートル程度だったといい、小さいが、生活を支える重要な橋だった。三宅さんは「まさか橋が落ちるなんて。自然の怖さを思い知った。あと３０秒早ければ巻き込まれていた」と振り返った。

　■死者・行方不明も

　広島県安芸高田市で川に流されたとみられる同市の無職、宮根和彦さん（５９）の死亡が確認された。東広島市によると、市内で生き埋めや家屋の倒壊、車の川への転落などで１３人の安否が分からず、１人は心肺停止で見つかった。また、全域に避難指示が出た広島市安佐北区で２人▽同市南区では１人▽広島県坂町で４人−−が土砂崩れに巻き込まれ、生き埋めになったとの情報があるほか、「家の中に閉じ込められた」「家に水が流れ込んでいる」といった通報が相次いだ。坂町役場によると、町内では一帯が冠水し、土砂崩れも多数で発生して対応に追われているという。県警が確認を急いでいる。

　京都では、行方の分からなかった京都府亀岡市のパート、滝上さち江さん（５２）の遺体が下流の大阪府内で見つかった。奈良市では６日朝に水田の様子を見に出かけた奈良県大和郡山市の男性（６６）の行方が分からなくなり、県警が捜索を開始。高知県香南市で牛乳を配達していた男性（４３）と、岡山県新見市の男性（６９）も行方不明になっている。

　■雨で孤立も

　桂川の久我橋に近い京都市伏見区の神川小には６日未明までに約５０人が避難。夜間は体育館で過ごしたが、雨脚がやまずダムの放流を受けて、未明に校舎３階に移動した。身体に障害のある妻（７８）と避難した男性（８１）は「もしもの時に逃げられないので」と不安そうだった。

　高知県香美市では土砂が国道をふさぎ、住民２９世帯４０人が孤立するなど、県内９カ所で約２３０人が孤立状態になった。

　神戸市垂水区では６日午後２時２０分ごろ、山陽電鉄の須磨浦公園−山陽塩屋駅間の線路に、山側から土砂が流入、国道２号まで到達した。阪神梅田行きの上り直通特急が停車。乗客８０人は歩いて避難した。
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