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がん患者支援プロジェクトコミュのがん患者支援プロジェクト 活動の足跡

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2009年12月の活動

昨年、民主党政権が誕生し、鳩山内閣の最初の仕事として
自民党政権時に計画された補正予算の執行停止を行いました。

執行停止の予算の中には「未承認薬・新型インフルエンザ等対策基金」
が含まれています。
http://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/09hosei/dl/teisi01.pdf

執行停止予算の中には適用外薬の執行停止653億円が含まれますが
実行されると耐性等で新しい薬の開発承認を待ちこがれる患者にとって
大きな負担を強いることとなってしまいます。

そこで、CPSP(がん患者支援プロジェクト)は神奈川県議会に働きかけ
国会に対して補正予算の執行停止を取りやめるよう神奈川県議会としての
意見書を提出するように陳情しました。


神奈川県議会に対する陳情書

平成21年度厚生労働省補正予算における適用外薬の開発支援執行停止
      について撤回を求める陳情


1:陳情の趣旨
 現在、日本において年間30万人以上が「がん」で死亡し男性の2人に1人、女性の3人に 1人が「がん」になる時代であります。
このような現状から「がん」に対しての有効な薬の一日も早い開発を患者・家族は心より待ち望んでいます。
しかしながら、先の臨時国会におきまして鳩山内閣は、平成21年度に補正予算において執行を予定していた、がん、小児等の疾患重点分野における医薬品等の開発支援分753億円について、適用外薬の開発支援分653億円の執行停止を決定しました。
このことは、現在病気と闘っている人たちに対して治療への希望を奪い取る結果になってしまいます。
 そこで、先の補正予算における適用外薬の開発支援について、神奈川県が国に対して 予算の速やかな復活を求めるべく意見書を提出して頂くよう陳情致します。

2:理由
 がん治療において、適用外薬は非常に重要な治療薬です。
がんの治療薬には、もともとがんの治療用として研究開発されたものもありますが、他の 病気の薬として開発、治療に使われていたものが、その後、抗がん薬としての有効性を 認められ適用対象として治療に用いられることもあります。
 抗がん薬の中には、服用を続けているとがん細胞が薬剤に対する耐性を獲得し、別の薬に変更しなければならなくなるものがあり、こうした場合、既に認可された薬が存在するなら問題ありませんが、他に手立ての無い時は適用外薬などの使用も考えなければなりません。
このような場合は、保険の適用がなく治療に多額の費用がかかり、患者及びその家族にとって大きな負担となります。
 適用外薬の開発支援分653億円を執行停止にしてしまうことで、開発認可に遅れが出てしまうことは明らかでです。



その結果として治療薬が間に合わない人が多数出ることが予想され、病気で苦しんでいる人達から多くの落胆の声が上がっております。
 薬の開発研究、そして治療薬として承認されるまでには膨大な時間が必要です。    患者及び家族は、限られた時間と闘いながら有効な治療薬の出現と早期の使用開始を切望してるのです。

 「がん」になってしまった時でも慌てずに十分な治療環境を作る為に、神奈川県議会として「平成21年度厚生労働省関係補正予算・適用外薬開発分653億円を執行停止」を撤回すべき意見を関係機関に提出頂きますよう陳情致します。


                            平成21年12月10日




 
        

                
                   





 

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