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考える糧ゴリーコミュのトロッコ問題 trolley problem 

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トロッコ問題(Trolley problem) あるいはトロリー問題とは、
「ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるか?」という倫理学の思考実験。
フィリッパ フット が提起し、ジュディス ジャーヴィス トムソン、ピーター アンガーなどが考察を行った。
人間がどのように道徳的ジレンマを解決するかの手がかりとなると考えられており、道徳心理学、神経倫理学では重要な論題として扱われている。
 

今A氏は次の状況に置かれている。
 
(a) トロッコが線路に沿って走っている最中、制御が利かなくなった。
このままでは線路の上に立っている5人がトロッコに轢き殺されてしまう。
 
さらに次の状況に置かれているとする。
 
(1) A氏がトロッコを別路線に引き込めば、5人は確実に助かる。
しかし別路線に引き込むと、そこに立っている別の1人がトロッコに轢かれて確実に死ぬ。
A氏はトロッコを別路線に引き込むべきか?
 
なお、A氏は上述の手段以外では助けることができないものとする。
また法的な責任は問われず、道徳的な見解だけが問題にされている。
あなたは道徳的に見て「許される」か、「許されない」かで答えるものとする。
 
つまり単純に「5人を助ける為に他の1人を殺してもよいか」という問題である。
 
trolley problem
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B3%E5%95%8F%E9%A1%8C
http://youtu.be/6WB3Q5EF4Sg
 
guilt
http://youtube.com/results?q=boom+%E6%9C%89%E7%BD%AA
 

コメント(166)


もし一方の1人がいなければ、A氏がレールを切り換える行為は道徳的で、当然に許されます。
しかし切り換え先には人がいるため、その1人が死ぬ場合の理由は、明らかにA氏による切り換え行為・殺人です。
つまり、その1人の死には状況として本来的な妥当性・理由がないうえ、緊急事態でない通常の生の正当性があります。

もしA氏がいなければ、事態は5人の人身事故となりますし、さらには他方の1人やA氏によるトロッコの暴走でもないことから、5人の死には本来的な妥当性・理由があります。
1人の生のために5人の死がある、という見方もありますが、この場合にそれを事実と呼ぶには現実性が弱い(・間接的な現実・)といえます。

救命するために行なう殺人は許されず、殺人しないために行なえない救命は許されます。
つまり、悪行をしないために善行をしないことは許され、善行のための悪行は許されない、というのが僕の回答です。

5:1とは別の話として、数の問題については一見、より多い数の人命を救えるかもしれない可能性の選択が道徳的に許されそうです。
しかし、功利主義でレールを切り換える場合、人の命も動物の命も扱い(大を選択する行為)は同じ(自然保護的)です。
それが家畜の場合でも、所有者が同じでなければ、別の所有者の同意なく切り換えることは不道徳でしょう。
功利主義では、6人の所有者か・6人の善の独占者か・のような、王や神の目線です。
公共の福祉にさえ、命という個人のすべてを明け渡すという理念はないはずで、トロッコ問題での功利主義(・多数派利己主義)は個人の固有性(当事者性)を軽視すると思え、全体主義との境界に疑問を覚えます。

5が10000ならどうかという迷いについても、例えば国連が、数十億人(の大国A)が死の危機に際して、数千人(の小国B)の生を流用・殺害してよいか、という問題に似ています。

功利主義という思想・信条よりも、個人主義という思想・信条を僕なら優先します。
 
>>[119]
この場合での、仮にどちらか選択して、「許される」と思って罪悪感がなくなることの方が怖いと思います。

「許されない」カードという2枚の中からどちらを選ぶ?という場合で、
A氏が私であれば、別の価値基準を導入することを考えます。

人は選択するのに複数の定規を使って選ぶと考えているので、
むしろ、何でそこで自己矛盾するのかが不思議でした。
>>[114]

道徳と功利主義についてですが、繰り返しになってしまうので書くことがありません。
なので初めに帰り、warMartさんはこの問題で「道徳的に許されるか」との問いていますので答えますと、「許されない」です。そして別手段の選択方法として功利主義があります。両者を統合した完全な解決方法があればよいのですが、それが人間という不完全な存在に実行できるようなものなのか。はなはだ疑問です。そもそも統合する必然性を感じません。
実際にこういう状況に直面したとして考えると、とても悩ましい問題ですね。
5人の命を見殺しにするか、5人を助けて代わりに1人に犠牲になってもらうか。
ポイント切り替えボタンは自分の手元にある。
>>[165]

そのツッコミはとても的を射た素晴らしいものですね。

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